ipodはまだ完成じゃない。
あたかも完成された音楽提供サービスのように扱われているが、
その本質はあくまでも音楽をフラットに構築する箱であって
決してサービスではない。

そう、サービスとはリッツカールトンのような極上の体験の提供であるのだ。
そう考えた時にipodはあまりにフラットすぎる。

ipodの次の世界の足音は聞こえているだろうか。

リアルでもウェブでも、提供するときにそのサービスがインフラ化していくイメージを

持っているかは非常に重要になる。

思いつきのようなウェブサービスでも、丁寧に作りこんでいったときにインフラになりうるか、

そこに重点を置いて見ている。


自分が将来社会のインフラたるものを提供したいという夢を持っているせいでもあるが、

この視点が欠けているようなサービスは意外と多い。


Yahoo!やmixiなどは見事に日本でインフラ化しているように見える。

ウェブだけでなく、携帯電話(折りたたみ型、写メール、赤外線)、セコム、など

ハードソフト関係なく「あるといい」から「ないと困る」のレベルまでいくような

サービス、こんなに素晴らしいことはないと思う。

最近は人と話すことが多いので、散文的なアウトプットが圧倒的に増えた。
ただ、それに時間を割かれるあまりにまとまった文章などで思考を体系化することを
忘れてしまっている気がする。

自分の強い部分は思考の図形的処理とレスポンスの早さ。
要は動物的な感覚で思考プロセスを展開することにあると思っている。
ブレストやディスカッションのようなスピードを要する意見交換には強いけれど、
それをしっかり体系立ててまとめることは苦手であり、そしてあまり好きでない。

ただ、今後はこういうことを意識的にしていかないといけないと改めて認識。
自分の考えていることや知識を一冊の本にするくらいの覚悟でインデックス化して
いこうかと考えています。

おどらくイメージするものはWIKI。
ただ、もう少しタギングできたり検索できたり、相関係数を処理できたりするとよい。
けっきょく自分でシステム作るとかするほうが早かったりするのかもしれない。
プロジェクトオーシャンの早川さんにアドバイスいただいたこと。
「得意分野を作れ」

得意分野を作ることで自らの価値は飛躍的に高まる。

自らの一番好きな分野はIT、特にモバイル・ユビキタス分野。
ということで最近はそのあたりを重点的に勉強。

昨日はその業界につよい友人と意見交換。
そのとき思ったこと。

・携帯キャリアのビジネスモデルの転換期
・財布と携帯の天秤移動
・その行動は社会にプラスか?

携帯キャリア各社はパケット定額制を導入しました。
さらにウィルコムは音声まで定額にすることでPHSを440万回線まで
復活させ通信業界に新風を巻き起こしました。
会社ともにARPU(月間電気通信事業収入)はある程度固定化されました。
さらに携帯電話の新規加入者の伸びはほぼ止まってきています。
今後は携帯電話に決済機能を付与して新しいビジネスを展開するなどの
方向に向かうことでしょう。

携帯電話は現在財布から機能を移転しています。
その用途の移動はさながら天秤移動のようで、
ただ単に財布の機能を奪っただけのものも見受けれます。
(もちろん通信機能との相乗効果があるものが多いですが)

サービスの単純な価値移動は、社会にとってプラスとなるの
でしょうか。
携帯電話キャリア各社は今後、どうやって人類の発展に寄与していくのかを
示してほしく思います。
HSDPA、モバイルWIMAXなど回線の高速化は間違いなく進んでいくでしょう。
当然コンテンツの時代へと流れは加速していくのですが、
そこに社会的なプラスを発揮できるのか。
ただテレビ機能の移転にならないのか。

企業は社会的理念が非常に重要だと思います。
特に日系大企業のような大組織で年功的人事・給与の会社であればあるほど
その社会的価値を社内社外にはっきり示すべきだと考えます。
それが最終的に自社のためにもなるのです。

携帯電話、ユビキタステクノロジー、今後も目が離せません。

◆日本のVCファンド

日本のベンチャーキャピタルは大手数社が積極的にファンドを増額しています。
特に最大手野村證券系のJAFCOは近日中にV3ファンドをレイズ、その額は1500億円に上ります。

JAFCOは元々三和銀行と野村證券と日本生命による出資でできたバックボーンを生かして生命保険の

運用資金を集めている様子です。


最近の大手VCのビジネスモデルは、大きなファンド額を集めてその管理手数料によって着実に利益を

上げるモデルへと転換しています。その面においてはJAFCOの取る戦略は万全なのでしょう。

ただ、ここには二つの危険性があります。

即ち、

1:バリュエーションのバブル化

2:IPOマーケットのシュリンクです。


1については、いくつかのネット系VCの方からお話をうかがっています。

現状では金額による勝負では大手には勝てず、海外案件などへリソースを流しているキャピタルもあるようです。

2はおそらく必然なのですが、あと2・3年でIPOバブルとも言える今の日本のマーケット状況は大きく変わるでしょう。

この二つが起こったときに、一番恐ろしいのは2012年当たりに来るVCファンドの元本割の多発でしょう。


◆NIFSMBCの葛藤

ただ、前述のとおりあと数年はこのバブル的トレンドも続くと思われます。

その際に苦しくなると思われるのが大和証券系のNIFSMBCベンチャーズなのではないでしょうか。

ファンドの規模、投資担当人数などはともにJAFCOに一歩劣りますが、基本的路線はJAFCOと同じくファンドの

増大路線です。同じ路線で動くのならば、規模の経済という言葉を使わずとも一番が勝つモデルなのは明らかです。


◆活路はあるのか?

そこでNIFが取るべき戦略はどのようなものなのでしょうか。

まったくの私見なのですが、大和証券グループ、特に大和証券SMBCとの連携に活路があるのではないでしょうか。

大和証券SMBCは引き受け部門に強みがあり、過去にはライブドア、ミクシィ、ドリコム、オールアバウトなどの引き受け

を担い見事な結果を残しています。

野村HDに所属していないJAFCOに対して、大和証券グループとして連携体制にあるNIFは企業体系的にもフットワークが

軽く連携ができるのではないでしょうか。


◆VCの価値

ここで着目したのは、VCの価値です。

高いバリュエーションで資金を援助することはもちろん重要ですが、それだけが勝負の時代は終わっていくように感じます。

今後キーになってくるのはどのような価値をVBに提供できるかです。

当たり前のことといえば当たり前なのですが、総合的なベンチャー支援としてあらためてそのように言いたいと思います。

そこにおいてNIFは新しい道を歩むチャンスが多いにあると感じます。


◆新しいVCの世界

VCの本質とは

「援助の対価にエクイティーをもらうこと」

にあると感じます。


その援助とは金銭、与信、人材、オフィス、ネットワークなどなんでもよいのだと思います。

援助の対価に株をSOの形などでもらうことで、VBとタッグを組む。これが大きな枠組みでのVCだと思います。

ネットバブルの時代にNTTはネット回線の対価に株を、 DIはコンサルティング、PE&HRは人材などさまざまな援助に

よってそのビジネスを確立しています。


近い未来にまったく新しいVCの形が生まれる予感があります。

おそらくそれはVCという名前にくくられないようなモデルなのでしょう。

未来はいつだって楽しみです。

GMOベンチャーパートナーズ村松さん、塩田さんとランチ。

最近のVCのこと、GMOVPのこと、などうかがった。


村松さんは元ジャフコでもあり、ペイメントの企業家でもある。

素晴らしい見識と意識に大いに刺激された。


日本のVC投資のスタイルの限界、IPOマーケットの今後、

そもそもIPOのみがエグジットなのか、アメリカのVCのバリュエーション、

などなど。


http://www.gmo-vp.com/

HPにもあるとおり、資金が必要なわけではないVBも多い。

(もちろんどこも必要であるが、株と交換する価値を感じない)

そんな中で確固たる支援(というかタッグ)を提示できることが強さ

なのであろう。


そういった意味ではネット系はやはり、CA、GMO、NAが強いのも

納得が出来る話。

そもそも担当者が理解のレベルが違うというのもあるだろうけれど。


非常にエッジが立った組織であることに間違いない。

マネックスCEOの松本大さんのお話をうかがった。

10億円以上のストックオプションを振り切ってでもベンチャーにかけた方。


シンプルに、その裏に恐ろしいほどの聡明さを持ったお話だった。

非常に数字(数学ではない)に強い方という印象を持った。


コミュニケーションとは行動を起こさせること。

北極点でなく北極星を目標に持て。

 遠いたしかな目標を持つと全体のベクトルがそろう。

夜と痛いとき(カゼ、ケガ)には決断はしない。


など非常にシンプルに、しかし深い実用的なお言葉をいただいた。

元大和証券SMBC引き受け部門でmixiやドリコム、オールアバウトなどの

上場に関わられた早川さんとランチ。


マザーズにおける初値関係の記録を総なめにしている大和SMBCの

テクニックなどをうかがえて非常に勉強になった。

IPOというのは企業をオープンマーケットに詳らかにすることであって、

そこに証券会社が大きな役目を果たすというのは間違いが無い。

特に日本の引き受けはまだまだ三大証券会社(もはやこの言葉も時代遅れか?)

が強い。


引き受け証券会社語とに財務状況や初値などの表やグラフを書いてみると

おもしろいものが見えるかもしれない。



IPOに関連することでも、アナリストになることでも、

一つの業界に詳しくなるということはまさに「強い」ことで

あることを教わった。

自分が詳しくなるなら何か?やはりIT、特にモバイル(ユビキタス)になる

のかもしれない。


ハード・ソフトなど今一度勉強してみようと思った1日だった。

ダイアモンドスピリタス勉強会。

ゼイヴェル村上さんにお話をうかがった。

そのメモ。



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20070422 1800-

ダイアモンド勉強会

ゼイヴェル村上さん(26歳)

◆アジェンダ
学生時代から
入社してから
今後したいこと


◆自己紹介
学生時代からメディアに興味があった。
思ってることを具体化できる。
 少しでもメディアに近づけるようにきっかけを常に探していた。

講談社や主婦の友社でアシスタントで2-3年間業務を手伝っていた。
 出版社でのライターや企画作り、モデルの派遣。

○モデルの派遣
JJ・CAMCAM
専属のモデルと素人のモデルがいる
学生としてメディアに切り込むために、素人のモデルを
提供することで自分が出版社に絡んでいった。

学生で一番大切なこと=信用
小さな信用を積み重ねていく。
それは本当に小さな雑用から始まる。
 そこから大きな仕事を任されるようになっていく。
3年間で3000人のモデル派遣、30の企画を作り上げる。

メディアに対して提案しているだけじゃ意味がない。
自分から作り上げていくことがしたい。
3000人のモデルを別の切り口で生かすことはできないか??


 
◆Q&A
Q信頼構築。一度会ってからあまり会わない人とはどうするのか?
 Aよくしていただいた人は一生忘れない。
 お世話になって先輩は一生立てて行きたい。
 昔にしていただいた恩は必ず覚えていて、節目ごとにお礼を示していく。
 自分がやりたいことを優先したいのは当然だが、お世話になって人を
 思い出して筋を通していく。それが結果的には一番の近道になる。
 
Q大きなプロジェクトをすることは世間から注目される。
そこで大変だったこと、問題だったことは何か?
 Aたくさんの人が絡んでいるので、失敗だらけではある。
 ただ、強く思っているのは「プライド」を持っていること。
 有名なアーティスト、多くの聴衆がいる。
 参加して協力してくれている人に対して、一回も妥協をしたことがない。
 自分たちが考えられる範囲をやりつくした上での失敗なので、素直に
 謝れる。理解してもらえる。
 毎回初心に帰って行う。

Qモデルを3000人集めるのに何をしたのか?
 A一番初めのきっかけは高校時代のボーイズラッシュという雑誌に出たこと。
 そこではじめにメディアの人に出会った。
 大学の入学式でメディアの人がたくさん勧誘が来ていたので、そこで
 コンタクトを取っていった。
 出版社の人といる人というイメージを持ってもらう。信用してもらって
 肩書きをもらう。そうするとさらに人が集まってくれる。
 アルバイトを雇う側の人間をやっていた。
 
◆シンクロ二シティー
強く想うとそれに対してアンテナが張れる。
それがチャンスを逃さないことになる。
やりたいことに対する情報が集まってくる。

ひとつの分野で駆け上がってきたので、それに共鳴する人間が
集まってくる。
自分が成長するほど集まる人が変わっていく。


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以上。

刺激的なお話だった。


素晴らしい方はいつだって、誰にでも本気で語りかける。