アカエリヒレアシシギ(チドリ目シギ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

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個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

赤襟鰭足鷸 ♪チッチッチ L19cm
旅鳥として全国の沿岸や沖に渡来する。春に大群が見られる。
海が荒れた時に水田等に入ることもある。
羽毛が密で、軽々と水に浮く。海上では水面のプランクトン等を採取。
水面でクルクルと回って渦を作り、浮き上がってくる水生昆虫や甲殻類を食べる。
夏羽は後頭部から胸元にかけて赤みがありオスのほうがより濃く目立つ。
冬羽は上面が灰色っぽく下面は白くなる。
オスよりもメスのほうが色鮮やか。冬羽は後頭部から背面が灰色。
足に水かき(弁足)のヒレがあるのが名前の由来。

 

先月、五島往復旅で、50羽程の群れがフェリーの前を横切っていきました。

アカエリヒレアシシギは、基本、海の鳥ですが、時々内陸部で見られることもあります。

※ここからは過去記事の再掲載です・

確か、前回も台風の直後でしたが、今回も台風が過ぎ去って二日後の出逢いでした。

シギチは脚がつく所でエサをついばんでいるのが普通なのですが、

何故か1羽だけ深みにはまってエサを獲っていました。

 

台風直後の日に、別の場所での目撃情報を聞いていたので、

ひょっとしたら、まだいるかもしれないと頭の片隅に入れていたのが幸いしました。

プランクトン等を食べるらしいということでしたが、

この時は、小さな水中生物を忙しなく食べているみたいでした。

 

食べていた物の正体は、あまりにも小さすぎて、分かりませんでしたが、

こんなにも小さな餌だと、お腹いっぱいになるのには、かなりの努力が必要みたいですね。

 

 

 

こちらは、昔、見かけた深みで泳ぐアカエリヒレアシシギです。

この時は、水面でクルクルと回って渦を作り、

浮き上がってくる水生昆虫や甲殻類を食べていました。

もっと大きなエサを食べられたら、もっとゆっくりできるのでしょうが、

それだと他の鳥と競合してしまうのでしょうね・・・。(^_-)-☆