ニュウナイスズメ(スズメ目スズメ科) | Anpapa@B級野鳥図鑑(C)

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個人的に出逢った季節の野鳥たちを
簡単な図鑑形式で一日一種ずつ紹介しています。
(C)はカレンダー(暦)の意味です。
毎日覗いて楽しんでください。(^^)/

入内雀 L14cm ♪チーチー 漂鳥 中部以北で夏鳥 以南で冬鳥 

スズメに似ているが頬に黒斑が無く、オスは赤栗色。

メスの上面は灰褐色(うす茶色)で太い黄土色の眉斑が目立つ。

九州では冬鳥だが、局地的で、普通には見られない。林や森林を好む。

ニュウナイのニュウは「黒子=ほくろ」のことで、

「ほくろのないスズメ」と言うのが名前の由来。

黄雀(コウジャク、キスズメ)とも呼ばれる。

以前は秋に大量の群れが現れ、稲を食べるため、害鳥扱いされているが、

近年、理由は明らかではないが、大規模に農村地帯に現れることはなくなっている。

 

家内との温泉旅行ついでに、近くの干拓地をちょっとだけ覗きに行ってきました。

 

頬に黒いほくろが無くて、明るい茶色をしたニュウナイスズメが・・・。

 

朝早くの曇り空で、光が足りず、これが精いっぱいでした。( ̄▽ ̄;)

 

昔は多かったようですが、近年はあまり見られなくなっているそうです。

 

左がメス、真ん中がオス。右が普通の雀です。普通の雀よりも若干小柄です。

 

※ここからは過去記事です。

日本には普通のスズメと普通でないスズメの2種類がいます。

普通のスズメが多数派だとすると、もう一方のニュウナイスズメは少数派。

普通のスズメがどこでも見られるのに対して、ニュウナイは局地的です。

 

長崎でも一部の農村部で毎年冬に姿を見せていますが、

カワラヒワの群れに混ざっているぐらいで、数は少ないです。

 

カワラヒワの群れのように、畑と電線の間を行ったり来たり・・・。

 

今回の留まりものは逆光気味だったので、

オスとメスが分かりやすい過去画を一枚置いておきます。(キャノンのコンデジで撮影)

右がオス、左がメスです。

 

ここからは、畑で飛び回るニュウナイスズメ・・・。

 

よく見ると、普通のスズメ(ホクロ有り)が1羽混ざっていました・・・。

暇があったら見つけてみてください・・・。(^_-)-☆