小軍艦鳥(幼鳥) L79cm、翼開長約185cm 海鳥 九州では迷鳥で稀
大軍艦鳥と似ているが一回り小さい。
成鳥オスは全身が光沢のある黒色。喉に赤い喉袋があり、脇から腋に白線が延びる。
成鳥メスは全身が黒色で胸だけ白い。幼鳥は頭部から首、胸、腹まで白か淡褐色。
太平洋、インド洋、大西洋の熱帯の島や海岸地方で繁殖する。
分布地はオオグンカンドリと重なるが、数は多くない。
日本では、太平洋側や、伊豆諸島、小笠原諸島等に迷鳥として渡来する。
他のミズナギドリ類やカツオドリ類などを襲撃して餌を吐き出させ奪い取る行動もとる。
幼鳥は巣立ち後、繁殖地を離れて遠く離れた地域に分散するので、
普段生息しない地域に出現する確率が高く、日本で観察されるのは幼鳥が多い。
写真は早くにアップしていたのに、何屋蟹屋でバタバタしてて、
何も書かず、ほったらかしの放置プレイ・・・(´Д`;)
今日、やっとこさ、記事に手を付けることができました。
太平洋、インド洋、大西洋の熱帯の島や海岸で繁殖し、
長崎にもたまーに姿を見せることがあるらしいコグンカンドリが、
すぐ近くの漁港に来ているらしいという話を聞いたのは、山口で出逢ったバーダーさんから・・・。
昔も、福岡で鳥見をしていたら、長崎で珍しい小鳥が来ていると聞き、
慌てて戻ったことがありましたが、灯台下暗しとはこういうことを言うのでしょうね・・・。
鳥見の世界ではよくある話です・・・。(^_-)-☆
軍艦鳥と言えば、遠い南の島で繁殖する海鳥で、
真っ赤な胸元の袋を、まるで風船の様に目いっぱい膨らませる求愛の姿が有名ですが、
今回見れたのは、頭も胸も白い幼鳥でした。
まあ、それでも私にとっては久々のライファーだったので、
遠く、山口から戻って来た甲斐がありました・・・。
どちらかというと、ハゲワシの子供ではないかと思ってしまう風貌ですが、
ワシ類とは明らかに翼の形や長さが違います。
身体はトビよりも華奢ですが、広げた翼長は明らかにコグンカンドリの方が長かったです。
何といっても燕尾の尾羽が特徴的です。
顔だけ見ると、絵本に出てくるアホウドリに似ているような気もしますが、
アホウドリの実物は見たことがありません・・・。(^_^;)
養殖用の生簀の上を、ふわーりふわり、すーいすいと気持ち良さげに飛び回る姿は
カモメやトビやアオサギたちとは明らかに違って、
休む場所が無い大海原をずーっと飛び回るのに適した飛び方だなあと、
つくずく感心しながら、しばし癒されてうっとりと眺めていたanpapaでしたとさ・・・。ヽ(・∀・)ノ
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<anpapaのポリシー>(改訂版)2018.5.26
※フリーで鳥見を楽しんでいますが、以下のことに気をつけています。
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(少しずつ精度を高め、内容を充実させていくようにしています。)
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<お願い>
この野鳥ブログは、初心者向けに「楽しく分かりやすく」をモットーに、
野鳥に親しみ、鳥見のマナーやルールを知ってもらうことを意識したブログを目指しています。
珍しい鳥情報を期待している方も多くいらっしゃると思いますが、
そういうコンセプトでは展開していませんので、期待しないでください。(^_-)-☆
追伸・・・・。
娘が夕べ、東京に旅立って行きました。
改めてコグンカンドリの幼鳥の写真を見ていたら、何故か目頭が熱くなってしまいました。
コロナで大変な時期で大変な時期でとても心配していますが、
あちらには彼女を心待ちにしている人々がいます。
長崎で社会人として過ごした5年間はとても良い思い出であるとともに、
これからの自信につながる、やりとげた感のある大きな経験になったようです。
これまで、娘を可愛がり、応援し、支えてくださった皆さん、本当に有難うとうございました。
少し遠くなりますが、これからも、彼女のことを応援してあげてください・・・。m(_ _)m