斎藤孝の著書3冊目。

「コメント力」の一つである「質問力」について書かれている。


今まで読んだ2冊と同じで、

「積極的受動性」が大事だということを述べていた。


いつも質問しようと意識してコミュニケーションをとるのが大事なのだ。


質問の中で、最も優れた質問とは

「具体的かつ本質的」な質問。


つまり、具体的な事柄、事実を聞きながら、

本質的な事柄に迫る質問だ。


本質であることと、抽象的であることは、似て非なるもの。


「愛とは?」

と質問するよりも、

「あなたが一番奥さんを愛したときは、どんな時?

なぜそのとき、愛せたの?」

と具体的な事柄を「なぜ」と深堀りすることで、

本質に辿りついていくのだ。


これは何か問題にぶち当たったとき、

自問自答するときにも役に立つ。


自分の出した結論に、「なぜ○○という結論に至った?」

という具体的な「なぜ」という質問を繰り返すと、

本質に辿りつくだろう。



ずっと興味はあったが、なかなか手を出せなかった、

マインドマップを読んでみた。


人間の脳の思考パターンである「放射思考」を元に、

その思考に則った思考マップを作ることで、

創造的作業・記憶的作業が自然にできるということが書いてあった。


英語で書かれたものを忠実に和訳しているせいか、

若干読みづらい感じもしたが、

実に興味深い内容だった。


「記憶とは、ある言葉から別の言葉を連想するプロセスである」

という部分は、納得した。


何気なく道を歩いている中で、ある看板の文字を見たときに、

昔の友人の発言を思い出したり、

本を読んでいると、全く関係ない以前読んだ本の内容を思い出したり、

たしかに、「連想」することで記憶が呼び覚まされることは多々ある。


マインドマップもこの「連想」をキーワードに、

絵や矢印、言葉を用いながら、放射状に思考を広げていく

そんな思考ツールだと思う。


具体的にいろいろな事例を出してくれてはいるが、

なかなかリアルに理解できない部分が多かったので、

私レベルだと、この本を読んですぐに実践はできそうもない。


書店に、実践書のようなものがいくつか置いてあったので、

それも参考にしながら、身につけよう。

営業はうまくいかずに悩んでいたときに手に取った本。

久し振りに読むと、気づかされることが多い。


「問題点を想定し核心に迫っていく」

「想像力を働かせ相手の中に入る」


『なにかお困りのことはございませんか?』


という質問はしてはいけない。

たとえば、レジの営業においては、

アルバイトがレジをやっている場合、集計が合わないことが想定されるため、

「集計は毎日一致していますか?」

と質問する。


そうすると、「一致しないことが結構あるよ」と課題を引き出せる。

そこで、間違いにくい簡単な操作が可能ですと、新しいレジを進められる。


例えば1か月に500万円の場合、売上の1%が合わなければ、

5万円の損失。

30万の新しいレジを買えば、回収に半年。

それ以降は毎月5万の利益増。

そうすれば顧客は買ってくれるだろう。


要するに、事前情報(顧客の競合から業界情報を引き出す)から

仮説を立て、それをぶつけることで、潜在ニーズを引き出すということだろう。


「負け名人こそ営業の達人」

コンペで負けた時は、「われわれのどこに問題があったかお聞かせ頂けませんか」

って聞くことが大事。


要するに敗因をきちんと分析し、次に活かすということ。