新人教育に携わって2ヵ月ちょっと。

この仕事の面白さと大変さを実感している最中である。


悩んだときに、立ち戻れるバイブルのような本はないかと思い、

書店で探していたときに、見つけた一冊。


リクルートコミュニケーションエンジニアリングという、

新人の戦力化や定着率の向上、企業DNAの継承などを

研究、ソリューションの提案をしている会社の、2人が書いた本。


いくつものケースから得られた成果をもとに書かれているので、

大変具体的であるし、本質もとらえているように思う。


新人教育をする人は、是非一度は目を通すべき本だ。


新人に自信をつけてもらうには「集中体験」が必要だと著者は述べている。

「成功体験」ではなく、「集中体験」。

「集中体験」とは、結果が成功だったか、失敗だったかはともかく、

一つの課題を仕上げることで、自分として集中してひとつのことをやり遂げるという経験。

要するに、やりきった経験のことだ。

今まで、「成功体験」にこだわり過ぎていた。

結果にこだわらず、やりきったことをもっと評価しよう。


「人材育成とは、日々の仕事を通して、仕事の意味、仕事の楽しさ、

仕事への誇りといったものを伝えていくことにほかならない。」

という言葉は刺さった。

表面的なスキルやスタンスを教えることに注力しがちだが、

何よりも意味や楽しさを教えることが大事だということに気づかされた。


「成長」「貢献」「絆」「自分らしさ」「リセット」

新人は、この5つの価値観を持っているという。

詳細は割愛させて頂くが、

「リセット」というキーワードは、自分の経験にもあった。

仕事がうまくいっていないときに、

「他の会社に行けば、もっと活躍できるかもしれない」

「我慢するよりも、一歩踏み出すほうがかっこいい」

と思い、我慢せずに他の選択を考えてしまう。

自分もこんなこと思ったなと感じながら、

新人がこう思ったとき、自分の経験をもとに、導いてあげたいと思った。


本書で一番勉強になった点↓

「どんな場面でどう感じるかは人それぞれで、他人がコントロールすることはできない。

しかし、感じ方を変えるということは可能だ。」

新人がつまづく点はいくつもある。

そこで、マイナスな方向に行ってしまいがちな新人を、

プラスの方向へハンドリングするのが新人教育だ。

シンプルに言うと、そういうことなのだ。


文末に、育成のスタンスとして大変重要なことが記されていた。

「新人の可能性を信じられるかどうか。

『新人の人生体験』『個性・らしさ』『新人の存在感』に興味、関心を示し、

味わい、活かそうとする姿勢そのものがあるかどうか。

そもそも、新人の可能性に賭けようとすると、自ずと、一人ひとりの“持ち味”に

目が行くようになるだろう。

これらすべてが、新人から見れば、安心感と自分への自信を醸成することに

つながって行くのである。」

太宰治

一作ではまったく魅力に気付けなかったので、

もう一作読んでみた。


結論から言うと、まだまだわかならい…


時代背景を理解していないから?

自分の精神が追い付いていないから?


何かこう、退廃的な心情・風景が中心に描かれているように思え、

当時の太宰の心情を、数人の登場人物にのせて描いているような。


まだまだ太宰を語れる人間にはなっていなかったな…


もっと精神的に成長しなければならない。

GWにNHKで再放送をやっていた『ハゲタカ』。


資本主義から生まれたファンドの

陽と陰を描いたヒューマンドラマ。


すごく面白かったので、公開初日に映画を観にいった。


良い映画だった。


アデランスを巡る、スティールとユニゾンの攻防のように、

実際に起こってもおかしくないようなリアルな内容。


ファンドの仕事にすごく興味を持った。

ハゲタカというと、金儲けだけのために、

企業を買って、それをより高く売り捌くというイメージしかなかった。


でも、実際は、企業の強みを活かすための提携をプロデュースしたり、

弱みをシビアに排除していく。


社会的にも意味のある仕事だと思う。


もし転職するとしたら、選択肢の一つとして考えてみよう。