僕は中3になった。
高校受験が差し迫る中、再び始まったイジメと、ショックから立ち直れ無い事とに、僕の中でも非常に辛い時期でもあった。
高校は何が何でも進学したい事、これだけは母も了承してくれたが、私立はどう考えても学費が払える見込みが無いので、公立一本に賭けることが条件だったのでランクを少し落とした。
その理由の一つとして、実は
大学受験の勉強を早く始めたいという理由があって、高校受験で良い結果を出したとしても、大学受験には何の影響も与えない事を聞いていたから、高校はサクッと合格できる所を選んだという方が正しい。
勿論、その辺の話は当時、母にはしなかった。
まだ夢が持てておらず、公民の授業でやった司法の世界に興味を抱きはしたものの、無理があると個人的に思っていて、法学部はあくまで憧れに過ぎなかっただけだった。
とは言っても、学力がすっかり落ちている僕には、高校も簡単に合格できる気は全くせず、中3の間はひたすらに問題に取り組んでいた。
心が不安定な中、勉強の量でそれを補い、何とか成績も少しずつだったが上がってきた。
塾に行く金も無いため、時には教師の家に押しかけて行った事も数回ある。
普段、なかなか喋れない人間になってしまった、この頃ですが自分が必要と思った時には、必要な事は言えるような…、そんな所まではなっていた。
クラスで再び始まったイジメは、完全に相手にしないと決めつけ、とにかく無反応で貫いた。
それが良かったのか、イジメ甲斐が無いと判断されたようで夏休み前には止んでいた。
この時には、感情を表に出さず、心の内だけで迷ったり落ち込んだりする事が出来るようになっていたのだ…。
これから、何年か後、挫折と堕落を経て、うつ病になった時に精神科に行くのだが、その時に
青春時代のストレスと傷が余りに溜まっている
と言われたのが、記憶に根付いています。顔には出さずもはや意識すらしてないけど、此処でも相当精神的に大きな傷を作ったと思います。
そして、二学期からは穏やかでは無いけれど、受験生らしい時間が流れ、並レベルの公立高校へと進学した。
…そう。僕の場合、学力は高校時代に急激に上がったのです。
その背景には、今までの人生で一度だけの出会いがあったのです。
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(以下、追記です)
此処までの話から、僕の最終学歴(東京大学理科一類を家庭の事情で中退)の話をしてもまず信用されませんし、
中学生当時の僕を知る人にも勿論信用されない。
その位、差があります。
たった一人の人との出逢いで人生は大きく変わった訳ですが、
そんな事も起こるから、人生は何が起こるか分からないのだろうな…って思います。
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