直接的な暴力に比べれば、言葉の暴力はマシな方に思えてきた。
クラスを見渡せば、未だにその場の流れ、悪意の方に走っていないのは、もはや僕だけとなっていただけに尚更、辛く感じる事も多々あった。
流され易いこの時期に、何故そこまでワルな行為を毛嫌いしたのか…。
従っておけば、もっと早く楽になった筈…。
そんな考えも頭をよぎる中、僕が思い出していたのは、あの時の施設での暴力的な日々だった。
あんな事が許されてはならない
僕には、その思いしか無かったのです。
そして春が来て、中1が終わり、クラス替えとなった。
半年間耐え抜いたのだ。しかし、以前にも増して暗さが出るようになり、ここから後は夜毎にこの世の中には自分だけが暗闇で彷徨っているような錯覚を覚える程の、孤独感に日々襲われ始める。
この時期から、猛勉強を再び始めた。
単純に自分の存在感を示したかったから
夜の孤独を隠したかったから
何よりお金が無い惨めな生活を送りたくないという思いがあったから…
僕は、昔から金には縁が無い。
母の障害に加えて病気、更に普通なら頼れる筈の父の顔など見たことも無く、支えてくれる筈の祖母や親戚はそんな母にせびっていたりするのを、昔から見ていた。
自分の道は自分で切り開かないと、人は何もしてくれない事を当時既に悟っていた。
母を支えられるのは自分しか居ない事を…。
だから進学を考えた。
進学しなければ仕事になどあり付けないから。
もう、施設に行くキッカケとなった頃のような金の無い生活は嫌だった。
…思えば勉強していたのは、それしか理由が無い。
やりたい事も無かったのだ…。
だから、とにかく出世する事だけを考えた。
施設で同じ部屋だった当時中学生だった彼が言った言葉(Ver8参照)が胸に強く残っていたから、この当時は官僚になって、イジメ問題や施設内での暴力等、社会の裏で起こっている事にメスを入れるつもりだった…。
その僕の考え方が、もう少し後に母との間で進学問題として対立する事になる。
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(以下、追記です)
今にして思えば、勉強する事で出世出来ると、考えが単純だった事に気付きます。
にも関わらず、実力は伴わない為、それで嫌になったり…。
当時は今以上にがむしゃらさがあったような気がしますね…。
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