今日も相変わらずの寝不足。

でも、ほんの少しだけ気持ちが和らぐ。


一晩明けても、意志が変わらない。


来年早々、転職活動を始める。


今までは、彼女の居場所を守るために頑張らなきゃと思ってたけど、その彼女も無事に就職した。


上手く店を回せていない今の状況では、スタッフにも迷惑をかけてしまう。


何よりも俺自身が幸せになれない。


来年は、まずは自分の幸せの為に生きる。

休みどころか、睡眠時間もまともに取れない今の会社では、いつか本当に殺されてしまう。

だから、そうなる前に人らしい生活の出来る会社を探す。

常識のおかしい今の会社にはいつまでもいられない。

そう決めた。
なんか疲れた

何の為に生きてるんだろう
なんとか店を回すために、身を粉にして頑張っても、結果が悪ければ認められない

結果だけを求められる

会社ってのはそういうもんだろう

やり方が悪いかもしれない

改善するところはたくさんあるのもわかってる

自分の時間を犠牲にして、いろんなものを失って、親にも心配かけて


今の生活は、ただの時間の浪費でしかない


なにも残らない


頑張る理由を見いだせない


来年は会社を辞めようと思う

彼女が店を去って、2日。


今でも普通に、『おはようございまーす!』と、


元気に店に入ってきそうな感じがして、


いまだに実感が沸かない。



でも、現実はちゃんと時を刻んでいて、


彼女がいなくなった日々を着々と進んでいる。



夕方、デスクワークをするために、


現場を離れて仕事していたら、不意に部屋の扉が開いた。



そこには、俺の好きな彼女の姿があった。


素でビックリして、でも、嬉しくて。


店で貸与していたユニフォームを返しにきたらしかったけど、


そのついでにちょっとしたお菓子とジュースを差し入れに持ってきて、


『みんなで食べて下さい』と置いていった。



でも、彼女らしいというか、


返しにきたはずのユニフォームを忘れて、差し入れだけ持ってきたらしい(^_^;)


相変わらずの彼女に、なぜかホッとした。



最後に渡した手紙も、『帰ってから読みます!』と言っていたから、


多分、読んでくれただろうけど、


その事には、今日は何も触れてこなかった。


俺も自分から切り出しづらくて、手紙の事は話を出さなかった。


ただ、手紙を読んで、俺の気持ちが半分でも1/3でも伝わったとして、


それでも変わりない彼女の笑顔が、なぜか嬉しかった。


もし、嫌だったら、2人で話しても、目も合わせてくれなかったかもしれないから。



そう考えると、嫌われてはいないのかなって。



来月に入って、会う機会があるだろうとは思っていたけど、


まさかこんなすぐに彼女に会えるなんて思ってもいなかったから、


動揺を隠せなかった。


彼女の目を見て話したい事はたくさんあったのに、


溜まっている仕事に視線を向け、気持ちを落ち着かせようと必死だった。


『やっぱり俺は、彼女が大好きなんだなぁ』と、揺るがない気持ちを再確認した。



彼女の笑顔を独り占めしたい。


独りよがりだけど、素直な気持ちで、心がいっぱいになった。



わずかな時間だけど、今日も彼女に会えてよかった。


心からそう思った。