アスリートの力 | すべてのアスリートへスポーツだけじゃない生きがいを
毎週土曜日の17:00よりTBSで「バース・ディ」という番組が放送されています。

番組コンセプトは
「過去の自分を突き破り
  未知なる自分が産声を上げた時
   人生という名のカレンダーに
    新しい誕生日が刻まれる
     バース・ディ」

今まで多くのトップアスリートの引退後について放送されていました。

先日、8月25日に放送された内容は元中日ドラゴンズでエースピッチャーとして活躍し、その後ジャイアンツに移籍し、戦力外となった野口茂樹投手の栄光の時から現在までの苦悩などでした。

現在野口さんは様々な事情で高校の中退や最終学歴が中卒などの学生が多く所属する野球チームのコーチをされています。

そのチームの中には超名門と言われる高校で活躍を期待されていたがいじめにより中退した選手や、過去に犯罪を犯してしまい野球を通じて更正を目指す選手など様々な選手がいます。

年齢もまだ16歳~18歳の学生で野球が生きがいと話していました。

現在高校野球では野球留学が非常に盛んに行われており、先日大阪桐蔭高校が春夏連覇を達成した甲子園でも出場した49代表の高校の中には地元の選手が一人もいない高校もありました。

野球留学の是非についてはいろんな視点から考える必要があり賛否両論あるのは仕方ないと思います。
しかし、野球留学で親元を離れ貴重な高校生活を賭けて野球に打ち込むために入学しても、部員が多くチャンスすら与えられない選手や、いじめなどの問題で中退してしまう選手も決して少なくありません。

それぞれの人生なので、どう過ごし生きていくかは個人の自由です。
ですが、人生を賭けるということは当然リスクが伴います。

果たしてそれらのリスクを進路指導の際、指導者や親御さんが理解し、また選手も覚悟の上で決断しているのでしょうか。

思い通りに行かないことの方が多い世の中で、選手本人がきちんと理解し、納得し決断した場合、思うような結果が伴わなかったとしても自己責任の覚悟の上の決断ということで現実を受け入れることもできると思います。

しかし万が一、選手自身の考えをきちんと尊重されていなかった場合、、、

ぶつけようの無い思いや感情をどうしたらいいのか、それこそ途方に暮れてしまうのではないでしょうか。

現在学校スポーツは環境の整備が進み、環境を求めて進学先を選ぶ選手が多くいます。
学校によっては授業や講義に殆ど出なかったり、もしくは全く出ないところもあります。

しかしせっかく学校にいるので引退後についてきちんと考え理解をし、少しでもいいので勉強を行い取得できる資格や大人など社会との関わりを学んでおくことが必要なのではと思います。

生涯アスリートだけで生きていくことは不可能です。
必ず競技に付随することに携わったり、もしくは生きていくために競技とはまったく関係のない事に身を置く場合も出てきます。
しかしその中でも必ず輝ける場があるはずです。

その場に辿り着く為に、様々な経験や知識・資格が必要になることもあるかと思います。
しかし、アスリートであれば新たな目標ができればそこに向かって挑戦し続けて行く事が出来ると思います。

その推進力こそアスリートの強みであり、大いに活かすべきスキルだと思います。

このエネルギーを活かせる場を見つけだすことが出来るように我々もサポートしていきます。