〜DAY17〜
AM2:00
何故あの時、ナースコールを使わなかったのか今でも不思議に思う。
恐る恐るパイプ椅子に座る女性に近づく。
「あ…明池さん!?」
そこには、椅子に座って寝ている明地さんがいた。
そして気が付いたことがもう一つ。
床が濡れている…
そう、明地さんはおねしょをしていたのだ。
そしてそれは何とも言えない奇妙な姿だった。
背筋を伸ばして椅子に座り、ヨダレを垂らしながらおねしょまでしている。
次の瞬間、僕の身体を緊張が駆け抜ける。
実は、菊池さんは寝てなくていきなり襲いかかってくるのでないか…
凶器を隠し持ってないだろうか…
被害妄想で僕に部屋に連れ込まれて猥褻な行為をされたとかで騒がれたらどうしよう…
とりあえず、起こすのも刺激するのもやめよう。
忍び足で部屋から出てナースステーションへ走る。
続く

