〜DAY12〜
AM8:00
いつも通り朝食へと向かう。
廊下を曲がったあたりから普段にない騒がしい声が響きわたっていた。
朝食の共有スペースに着くとすぐにその声の犯人が分かった。
なんかめっちゃ元気なおばさん?お姉さん?がそこにはいたのだ。
明地さん
・30代後半
・病名不明
・茶髪のショートカット
・ガリガリに痩せている
・とにかくハイテンション
・誰にでも話しかける
いつもいる若い子たちの輪に自然と入っているが見たことがない。
近藤さんに聞いてみる。
※久しぶりの近藤さん登場ですが、毎日一緒にご飯食べてます。
寡黙過ぎてネタがないです。
「近藤さん、あの人誰ですか?」
「…私も見たことないんです」
でも、あのテンションは、新患さんではなさそうだしな…
とにかくうるさいな…
食事が運ばれてきて、皆んな定位置に座り始めたその時だった。
明地さんは、ウロウロし出して僕と近藤さんの間に座ったのだ。
え…
なんで…
怖すぎる…
そして、明地さんのマシンガントークが始まったのだ。
続く


