息子からの電話 | 卵巣がん…と、膵がんでした

卵巣がん…と、膵がんでした

乳がんで左乳全摘→ホルモン療法一段落→卵巣がん…だと?
→結局「膵がん」&「卵巣がん」確定で、ダブルキャンサーということに…さらにリ・フラウメニ症候群と診断されました。
属性 アラフィフ 家族は旦那氏+男の子2人のワーキングマザー

1日2回の訪問看護を受けながら、毎日をすごしています。


持続点滴・絶飲食生活…

本当にどう過ごせばいいのか悩ましいです。


嘔吐がなければ、もう少し普通の生活ができる気がするのですが、現実としてガーグルベース抱えてフラフラしています。

痛みがないのはありがたいのですが。


目の霞みが酷くて、パソコンを使うのがけっこうしんどいのは本当に想定外。

どうもにも貴重な時間を有効利用できないでいます…ぼけーダウン




そんな中、夜に突然、携帯電話に非通知の着信が。

めずらしく下の息子が寄宿舎から、電話をくれましたキラキラ

「お母さん?病気は良くなっているの?」


わぁ、心配してくれている!


「あまり変わってないけど、ちゃんとお医者さんたちに診てもらっているから大丈夫だよ」

「まだ点滴?」

「そうだね。そちらは先週お誕生日だったよね。あらためて、10歳おめでとう」


その後の、息子からの早口の近況を聴きながら、ちょっと泣きそうになりました。


お誕生月のリクエスト給食をお好み焼きにした。

ランニングでいいペースで走れた。

縄跳びは、はやぶさを8回クリアした。

演劇部に入った。

ハリー・ポッターにハマった。


そんなことを今まで聴いたことのないような張りのある声で話してくれるからビックリ笑い泣き音譜

今までも、下の息子が電話をくれたことはあったけれど、何処かモジモジした話し方をする印象だったのですが。


あちらが成長したのかなぁ。

それとも自分がこんな状況になって、親の感性みたいなのが敏感になったのかなぁ。



電話が切れてから、しばらく涙が止まりませんでした。

どう過ごせばいいのかわからないならわからないなりに、とにかく生きていくって大事だなとあらためて感じました。