先生あのね -46ページ目

お腹いたい

先生あのね、
お腹がなんか痛いんです。
今日はスポーツ教室休もうかと思います。

お腹が痛いって言っても
どこが悪いのか、はっきりわかりません。
この前も僕は、お腹が痛くなったんです。

でも原因はわかってました。
日ごろのストレスからの胃潰瘍に違いないと
独断と偏見で断定した僕は

お医者さんに、精一杯、胃が痛いようにアピールしました。
お腹の上の方が痛いんです、
ええ上の方です。

でもお医者さんは かたくなに、

何か変なものは食べましたか?


冷たいもの飲みすぎましたか?


ピーピー気味ですか?




と、まったく胃の可能性を探索してくれません。


この理由はわかっていました。
そうです、昔からお腹が痛いというのは
はっきりわからないものです。

僕もよくやりました。
なんか気分がすぐれないとき、
そもそも気が乗らないとき、
大問題との混同、

腹痛ということを言い訳にして

どれだけサボってきたことか!!


ここで断言してしまいますと


腹痛の8割方はトイレ行ったら済むことで!


頭痛の3割方は宿題がさっさとできてたら回復しています!




究極の告白 をしてしまい、
小学生界に広がる動揺を考えると腹痛になりそうですが、


ブログの日にちが飛ぶのはもちろん







頭痛で頭が痛いからです。







台風14号

先生あのね、
今日は台風で学校が休みだと思ってました。
すみません。

休みだったら良かったのに。。。

いつも台風が来るたびに、
天気予報の台風の進路には期待させられます。

もうちょっと曲がれ!


少し早い!


よし!いいぞ!そのまま!そのまま!



何かのクラブ活動の監督並みの応援をしてしまいます。

朝に警報が出て、いち早く連絡網がまわってきた友達が騒ぎはじめます。






今日は休みだ!休みだ!






その瞬間、
非日常の平日の休みが獲得できます。

本来危険を避けるべく待機しろという警報が、
いざ遊べ!という合図の祝砲に変わります。

国算社理体図という時間割りは台風が吹き飛ばし、
台風一過の心地よい風の中、
いつまでも いつまでも 遊んでいます。


台風の被害を他人事にして悪いですが、
それはそれは嬉しかったものです。


台風が弱まっていき、熱帯低気圧に変わったという知らせが、
なぜかとても悲しかったものです。






次の台風15号に期待します。







海での出会い

先生あのね、
海が大好き なんです。

盆地に育ったせいか、
海には多大な憧れを持ち、
夏休みは海に行くもんだと勝手に思っていました。

海に行くと 、ほんとに想像もしてない出会いがあります。
海の中にもぐったら目の前を横切る魚
岩の横を歩いていたら足の先を横走りしていく蟹
砂浜を掘るとまったく予想していない綺麗な貝殻

すべて誰が仕組んだわけでなく、
本来我々が当然のように出会ってきたことです。

いつからそのことが特別になったのか

一番の原因はわかっています。



淡水プール



確かに、淡水プールは上がったあとのベタツキもなし
屋内なら 日焼けもしません。

しかし、淡水プールはそんなに良いものでしょうか


子供の小問題、



莫大なエネルギーを使って、ろ過清浄される水



消毒のために使われる様々な薬品



そのことを解決する施設もあります。


海水で


海水プール



僕からすれば意味がわかりません。
淡水の利点をすて、海水を使い、


プールという狭い区画で

区切る意味を





そうだ、海に行こう。




海に行ったらいいんです。

海に、母なる海に、


子供の小問題は関係ありません。

もともと生体から出る液体成分と大差ありませんし、

そもそも淡水プールと希釈率が違います。


莫大なエネルギーは使うどころか、 余りあるエネルギーがあふれ出ています。

潮の満ち引きにはどれほどのエネルギーがあるのでしょう。

発電も可能だそうです。


消毒なんて、異物なんて、

海に生息する各種微生物が淡々と分解してくれることでしょう。


区切りなんてものはなく、

出会いを提供する広大な、それはそれは広大な機会を与えてくれます。



だいたいあの開放的な雰囲気!

出会い系サイトに行くよりも

開放的な雰囲気に出会うことができます!!




そんな出会いも可能な海に!

海での出会いを求め、

今年も海に向かいました。









雨に降られました。








やはり屋内プールも良さそうです。






asahi.com の サイエンス

先生あのね、

科学の勉強をしようとして、asahi.com を見ました。

これは問題だと思います。


この問題は明日の終わりの会の議題にしたいと思っています。


それはこの記事 です。


asahi.com は 「Do! 科学」 というキャンペーンを展開しています。

これは2005年から科学する心を応援するキャンペーンだそうです。


理科離れ対策に新聞社も何らかの姿勢を示す必要があったのか、

やらないよりましのキャンペーンです。


でもたしかに、サイエンスという項目には

最新の科学の結果を有名雑誌から紹介したりしてがんばっています。

僕もサイエンスという項目が好きで、いつも見ていました。


僕の家で朝日新聞を取っているわけでもなく、

朝日新聞の考えに傾倒しているわけでもありませんが、

なぜか asahi.com のデザインが好きで、

他のニュースサイトをあまり見る気がしません。


しかし、この問題の記事にはがっかりさせられました。

問題の記事の中から問題の一文を引用すると以下の文章です。


具体的には、メチル基という物質がDNAにくっつく変化や、

DNAの特定領域がコピーしたように増える変化、

ミトコンドリアDNAの変異などが確認された。 ”


メチル基という物質?

はぁ?なにそれ?

基ってのは物質の部分を指す言葉でぇ

物質じゃねーんだよ!


カンカンカンカーン

摩邪さんは叫びそうに無いですが、

いや確かに・・・

これだけだと、「そんな細かいこというなよ」 と

言われそうです。


たしかに間違った日本語は使いがちです。

僕もブログの中でたぶんやっています。

気が着かれた方は教えて下さい。


実際に何回も読み直して、何回も直します。

この前は初めてトラックバックを試しましたが、

そのあと修正したい箇所がみつかり、直したのですが、

トラックバックの文章が更新されなかったので、

二回トラックバックをするという愚行をしてしまいました。


しかしよりによって、よりによって、

誤りが続くとは思っても見ませんでした。


”メチル基という物質がDNAにくっつく変化”



”DNAにくっつく変化”



”くっつく”




くっつくって!



その辺の恋話じゃあるまいし、



くっつくって!



あまりにも口語表現すぎると思います。

これを注意する人が asahi.com の編集者の中に

誰も居られなかったことが悲しいです。


メチル基というのは官能基名であって、

物質の名前ではないという高校化学レベルの注意をできる人が

asahi.com のサイエンス担当デスクに

誰も居られなかったことが悲しすぎます。


何よりもよろしくない表現が続くこの一文の途中を

直せなかった過程が意味わかりません。




先生あのね、

終わりの会で言いたいと思います。



「先生~、今日の朝日君おかしいと思います。

メチル基のこと物質っていうんです。」



「あほ!どっちでもいいやろ!ぼけ」



明後日の終わりの会も予約しておきます。






お誕生日

先生あのね、
今日は僕のお誕生日でした。
お誕生日会をやってもらって、プレゼントももらいました。

年々、ろうそくの本数は多くなっていきますが、
それだけの成長をしているのでしょうか。

1本足してもらうはずが、
半分の長さのろうそくで足りているような気がします。

1歳の誕生日、生まれて1年経った時、
何もできなかったのに、
ハイハイができ、掴み立ちができ、
歯が生えてきます。

そのときにケーキの上に立つ1本のろうそくは
輝かしい光を放つに違いありません。

2本から3本、3本から4本、5本、6本、、
目覚しい成長を遂げてきました。

しかし、何本からその輝きがくすんでゆくのか、
一本の価値がなくなるのか、


ろうそくを消す間際、
来年のろうそくは今年よりも輝いていることを祈り、


自分の疑念を吹き消しました。