ひよこの出店
先生あのね、
出店でひよこが売ってました。
妹がかわいいから欲しいって言ってました。
僕は駄目だと言いました。
買っても殺すだけやろって言いました。
ええ、もう分別がついている小4ですから。
しかしだいたい、
なんで出店で ひよこ なんて売ってるんですか?
子供のころはなんでも疑問に思うものです。
なんで、宿題をしないといけないのか
なんで、人間は生まれるのか
なんで、空は青いのか、
いつしか、なんでと思わなくなり、
当たり前になってきてしまいます。
できるだけ、疑問に思ったことは
google に聞くなり、何かで調べて答えを探すか、
疑問に思い続けたいと思います。
今日解決した、ある疑問は
という疑問です。
完璧な解答になっているかわかりませんが、
僕なりに納得して、おもしろかったので、
紹介したいと思います。
ひよこの雌雄鑑別は酪農家にとって
死活問題です。
雄は食べるしかできませんが
雌は卵を産んでくれます。
卵から生まれてくる
ひよこ にエサを与えて、
雌雄平等に育てると半分損します。
早い段階で、雌雄鑑別ができたら
もし、雌だけ育てられたら、
ってことで、欲張り爺さんは
ひよこを見比べましたが、
それがなかなか難しい。
世界中の欲張り爺さんが
雌ばっかりにならないかなーっ
と日々思ってたそうですが、
このひよこの鑑別法が
実は 日本のお家芸 だったそうです。
お食事中ならすみませんが、
肛門鑑別法、指頭鑑別法と呼ばれる方法で、
生まれたばかりのヒナの肛門を開帳して、
外部からケシの実大の白色突起を確認する
という方法らしいです。
大正末期に日本人が開発、
昭和8年には日本人技術者を海外へ派遣
昭和30年代には3分34秒で100羽を100%正しく鑑別する
という素晴らしい技術革新がなされてきたそうです。
この100羽を100%というのがすごい。
この100%にこだわる姿勢は日本人特有らしく、
100台の車を生産しなければならないとき、
何%かの失敗作ができるなら
多めに生産したらいいやんというのが
世界共通の考え方らしいのですが、
日本人だけ100%にこだわるそうです。
この100%のこだわりと
神経質で指先の器用さを兼ね備えた、
日本人しかできない技術ということで
世界中に貢献されたそうです。
さて、先ほどの疑問ですが、
どうして出店にひよこが売られているのか
あれは100%の雌雄鑑別で、
はねられた、雄の ひよこ たちだったんです。
しかも生後すぐできる鑑別法だから
できることだったんです。
最後の最後まで商売に利用する
日本人の商売根性に感服です。
100%にこだわる、
日本人特有の性質で
僕も世界に貢献できることを模索する毎日です。
先生あのね、
100%にしたいことがあるんです。
日々そのために、努力しています。
流血事故も起きています。
この技術獲得のために、
日々努力しています。
今日も舌切りました。
出店でひよこが売ってました。
妹がかわいいから欲しいって言ってました。
僕は駄目だと言いました。
買っても殺すだけやろって言いました。
ええ、もう分別がついている小4ですから。
しかしだいたい、
なんで出店で ひよこ なんて売ってるんですか?
子供のころはなんでも疑問に思うものです。
なんで、宿題をしないといけないのか
なんで、人間は生まれるのか
なんで、空は青いのか、
いつしか、なんでと思わなくなり、
当たり前になってきてしまいます。
できるだけ、疑問に思ったことは
google に聞くなり、何かで調べて答えを探すか、
疑問に思い続けたいと思います。
今日解決した、ある疑問は
「なぜ出店でひよこが売っているのか」
という疑問です。
完璧な解答になっているかわかりませんが、
僕なりに納得して、おもしろかったので、
紹介したいと思います。
ひよこの雌雄鑑別は酪農家にとって
死活問題です。
雄は食べるしかできませんが
雌は卵を産んでくれます。
卵から生まれてくる
ひよこ にエサを与えて、
雌雄平等に育てると半分損します。
早い段階で、雌雄鑑別ができたら
もし、雌だけ育てられたら、
ってことで、欲張り爺さんは
ひよこを見比べましたが、
それがなかなか難しい。
世界中の欲張り爺さんが
雌ばっかりにならないかなーっ
と日々思ってたそうですが、
このひよこの鑑別法が
実は 日本のお家芸 だったそうです。
お食事中ならすみませんが、
肛門鑑別法、指頭鑑別法と呼ばれる方法で、
生まれたばかりのヒナの肛門を開帳して、
外部からケシの実大の白色突起を確認する
という方法らしいです。
大正末期に日本人が開発、
昭和8年には日本人技術者を海外へ派遣
昭和30年代には3分34秒で100羽を100%正しく鑑別する
という素晴らしい技術革新がなされてきたそうです。
この100羽を100%というのがすごい。
この100%にこだわる姿勢は日本人特有らしく、
100台の車を生産しなければならないとき、
何%かの失敗作ができるなら
多めに生産したらいいやんというのが
世界共通の考え方らしいのですが、
日本人だけ100%にこだわるそうです。
この100%のこだわりと
神経質で指先の器用さを兼ね備えた、
日本人しかできない技術ということで
世界中に貢献されたそうです。
さて、先ほどの疑問ですが、
どうして出店にひよこが売られているのか
あれは100%の雌雄鑑別で、
はねられた、雄の ひよこ たちだったんです。
しかも生後すぐできる鑑別法だから
できることだったんです。
かわいいうちに売っちまえ です。
最後の最後まで商売に利用する
日本人の商売根性に感服です。
100%にこだわる、
日本人特有の性質で
僕も世界に貢献できることを模索する毎日です。
先生あのね、
100%にしたいことがあるんです。
日々そのために、努力しています。
流血事故も起きています。
それは つぶつぶオレンジ(コーン)ジュースの
つぶつぶを100%飲みたいんです。
この技術獲得のために、
日々努力しています。
今日も舌切りました。
半ズボン
先生あのね、
やっちゃんと僕は
冬でも半袖半ズボンなんです。
健康優良児の証拠です。
やせ我慢なんてしていません。
半ズボン
あんなものが
今存在しているのかも疑わしいのですが、
フトモモ丸だしになる
いとをかしなズボンは
小学生基本スタイルでした。
半ズボンなんて絶滅してると思ったら
あんなところで
冬でも履いてる人が フォーーーーーーーーーーーーー!!
あの薄さで黒は小学生には居ないか。
先生あのね、
やっちゃんがついに
長袖を着てきました。
僕が長袖やんって突っ込むと
でも長いことは長いやん。
寒いんやろーって突っ込みました。
次の日、やっちゃん
「これで五分五分や」って言ってました。
やっちゃんと僕は
冬でも半袖半ズボンなんです。
健康優良児の証拠です。
やせ我慢なんてしていません。
半ズボン
あんなものが
今存在しているのかも疑わしいのですが、
フトモモ丸だしになる
いとをかしなズボンは
小学生基本スタイルでした。
半ズボンなんて絶滅してると思ったら
あんなところで
冬でも履いてる人が フォーーーーーーーーーーーーー!!
あの薄さで黒は小学生には居ないか。
先生あのね、
やっちゃんがついに
長袖を着てきました。
僕が長袖やんって突っ込むと
「あほか!7分袖じゃ!」
でも長いことは長いやん。
寒いんやろーって突っ込みました。
次の日、やっちゃん
ランニングでした。
「これで五分五分や」って言ってました。
ショートショート005_「人工衛星ティシフォネ」
「人工衛星ティシフォネ」
その衛星の目的は復讐
世界中に衝撃が走った。
ある科学者と一部の団体が、
人工衛星を上げたからである。
復讐の女神の名前が付けられた。
人工衛星ティシフォネ
小さな発信機を腕につけておくだけで、
復讐を果たせる。
脳神経科学者の設計から
その小さな発信機は
殺されるという独特な脳波パターン及び
もっともそのときに印象に残った人間を同定
その情報がティシフォネに送られる。
その人間は
ティシフォネのターゲットとなり、
高輝度なエネルギー照射を受け、
消えてしまう。
娘を殺された大企業家がスポンサーにつき、
開発費用が賄われた。
多くの物理学者の協力により、
干渉されにくい軌道に打ち上げ、
全地球をカバーした。
ティシフォネ用の発信機は世界中に配布された。
WEBで申し込みをうけての郵送、
国が禁止したところは空中から散布された。
奪い合いになったが、それは意味がなかった。
生物工学者の設計により、
発信機は皮膚からDNAを抽出し、
そのDNAの情報をティシフォネに送り、
データベースに登録
同じDNA型からの復讐リクエストは
2度受け付けなかった。
そのデータベースは数学者の協力により、
破るのには数億年かかる暗号によって管理された。
その説明書、WEBによる説明などは言語学者によって、
地球上存在する全ての言語に翻訳された。
発信機の設計書も全言語で公開された。
WEBからダウンロードされるファームウェアによって
すぐにティシフォネの発信機になる。
しばらくの準備期間がおかれた。
皆、必死になった。
家族を守ろうとする人
うらまれている人
何かに使おうとする人
まだ意図がわからず、
体中に発信機をつけている人もいた。
大半の人たちは
腕に1つつけていた。
その効力を疑いながら。
十分な準備期間の後、
人工衛星ティシフォネが稼動した。
初めに死が訪れたのは
ほとんどの国の代表である。
国の代表ともなれば、
大きな責任とともに、
人の恨みも買うものである。
誰かが死んだ際、
あいつのせいだと思われるのが
多かった。
それは国が大きければ大きいほど顕著で、
一番大きな国の代表は
稼動直後
一瞬に消しとんだ。
その代表からの照準は、
ティシフォネの開発者に向けられた。
ティシフォネの開発者と
ほとんどの国の代表は居なくなった。
こういったことは
そのままスケールを小さくしていって
どこにでも起こった。
会社の代表
地域の代表
しかし規模が小さくなるほど、
そんなことは無くなった。
死ぬまで追い込まれるのも
少ないから、
しばらくして均衡状態になった。
殺人事件も起きたが、
犯人はすぐ消し飛んでいる。
捜査する必要がなかった。
人間は悪用するのが常である。
均衡状態を破ったのは
戦争への利用を考えた人だった。
ある集団がある集団にむけて、
ティシフォネを利用した。
だが、それはすぐに察知され、
お互いがお互いを殺しあった。
人々は殺される危機感を交差させて
ティシフォネは人々を消し続けた。
地球上には、ほとんどの人がいなくなった。
生き残った僅かな人たちは
ティシフォネの発信機をつけていない人々だった。
それ以来、復讐の女神は沈黙している。
居場所
先生あのね、
行くところがありません。
家に居れば虐待で殺され、
学校では侵入者に殺され、
登下校では不審者に殺され、
塾では先生に殺されます。
もう行くところがありません
はやく大人になるしかありません
大人になったら子供にあたれるから
嫌なことがあれば子供を殺したらいいんです。
はやく大人になりたいな
でも大人になったら子供を殺すくらい嫌なことがあるんですね。
それはそれで嫌だなー。
でも殺されるよりましかな