はい、語るシリーズ第2弾。
ブレリアでございます。


フラメンコ舞踊を習う人のほとんどがセビジャーナスから始めると思いますが、
私はたまたまブレリアから入りました。一応「ヘレスの」とついていました。
エルピパの振付だったみたいです。
リズムに興味を持って始めたこともあり、「ふーん、フラメンコって12拍子なんだ~」と、
すんなり受け入れましたが、まあまさかこんなに奥深いとは・・・。


知れば知るほど、ブレリアはおもしろい。
もちろん、ほかの曲もそれぞれに深い魅力があっておもしろいんだけど、
幸福感でいったら、超一流のブレリアのコンパスの中にいるときがたぶん最強。
ワクワクしちゃって細胞が踊りたがる感じ。


ヘレスのペーニャでブレリアが始まると、会場中から一斉にハレオがかかり、
それはもうものすごいエネルギーでした。
でも、あの一体感はヘレスだからなんだということを、
その後ことあるごとに思い知らされました。
どうやらコンパスを持ってる人が複数いないとなかなかあの感じは出ないようです。
強烈な人が、1人で3人分くらいやると結構イケますが、めったにそんな人はいないし。


自分が踊るとき、分厚いコンパスの中にいると、
どんなに拙い踊りでも「楽しすぎてヤバイ☆」という感じになります。
でもそれは踊らせてもらっているんであって自分発信ではないので、
「自分が出すコンパスで、一振りで、自分もまわりも楽しませるようになりたい」
といろいろがんばっているわけですが。





むむむむずかしいぃぃぃ!!!





最近思うのは、ブレリアはリラックスしてないといいものが出ないのかもってことです。
歌との関係が。。。とか、振りが。。。とか、頭で考えてるとつまらなくなるんですねえ。
あと、その場にいる人との関係性が大きくものを言うんじゃないかと。
他人のことを(いい意味で)気にしない人は強いよなあ。


ブレリアが奥深すぎるので、たまにヌメロ踊るの一切やめて
ブレリアだけ追及しようかと考えるんですが、結局まだ踏ん切りつかずにいます(^_^;)
もうしばらく、両立でがんばろうかな。