「インフル病みのペトロフ家」 | スタッフAの、アノマリーな日々

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アノマリーデザインの陰のスタッフ「A」が、日々思うことやお仕事のことなどを、
映画レビューとともにテキト~に書いていきますよ♪

どーも、Aですニコ

すっかり秋…というか冬っぽいですね。

おかげさまで毎日忙しくさせてもらってますが、夜は配信などで映画を観ています。

ってなわけで、今回もレビューいきますよほっこり

 

★インフル病みのペトロフ家

高熱のロシア人が見ている妄想か…?といった感じの不思議映像が続くシュールな作品。

 

現実と虚構が入り混じる系は大好きなので私は楽しめましたが、なかなかのクセ強系かもしれません。本作は過去と現在のミックスでもあり、ちょっと複雑なんですよね。

 

私なりに解釈したんですが「抑圧」の先に良い事は無いよ、というメッセージなのかなぁとうーん

自国の黒歴史と、そこから続く…というか引きずって引き継がれる、みたいな。抑圧される中で生きる人々の鬱屈を描いたのかなぁと。

ただあまりはっきり描くと監督がマズい状況になるから比喩的な映像&複雑な構成にしたのかなぁ、なんて勝手に思ったり。(勿論ロシアの政治に対する描写だけじゃないんでしょうけどね。原作の小説があるみたいですし)

 

長回しやアートな映像が美しいんですよ。そしてちょっと変で面白い。明るさもちゃんとあってシニカルなブラックコメディになってるんですよね。

 

いや、どういう映画よ?と思われるかもしれない感想ですね。気になったら観てみてくださいほっこり

推しのユーリー・ボリソフさんがちょこっと出ていたので。自分は興奮しましたw

 

因みに監督さんはこの映画を撮った後に国外に亡命されたそうで… 最近、新作も公開してましたね。近所にこういった映画を上映する劇場がないので残念ですが、円盤が出たらそちらも観たいです!郡山市に映画館、来てほしい…(切実)

 

 

というわけで今回は以上ですニコ

値上げと悪いニュースばかりでウンザリですが、息抜きしながら頑張っていきましょうほっこり

それではまた次回に~~コスモスハチハチ