どーも、Aです![]()
暑くなってきましたが、まだ暫くは猛暑にならないようですね…安心しました。寒暖差と気圧の変動に気をつけて頑張ってまいりましょう♪
さてさて~今回も映画レビュー♪いきますよ![]()
★さらば、わが愛 / 覇王別姫
巨匠チェン・カイコー監督作品で主演はレスリー・チャン。映画好きさんが大体観てる超名作…ですが私はなかなか観る機会がなく。
美しい!切ない!と評判の本作、ついにアマプラに来たので観たんですよ。
何やらこの前観た「国宝」、あちらの監督さんはこの作品の影響を受けているとのことで… こっちはどうだ!?という興味もあり観た次第なのであります。
感想。
…もうね、壮絶…!切ない… 凄いや…!
主人公小豆子が、遊女である母親に京劇の養成所に無理矢理入れられ…つまり捨てられるんですが。彼は修行仲間の石頭くんを慕うようになるんですねー。二人の少年は助け合いながら成長し、激動の時代の中で京劇界の大スターとなっていく… そんな壮大な物語!なんですねー
もう冒頭から強烈でしたね…!血を流す小豆子が痛々しくなんだか不吉、そして美しい。透明感があり眼差しがクールな小豆子、中性的ビジュアルです。
この始まりがなんとも悲しいのですが、その後の修業や劣悪な環境も観ていて本当にしんどい…!堪らず小豆子が仲間と脱走する展開もあるんですが…町で初めて演劇を観て涙を流すという感動場面のあとに、ある悲劇が待ってるんですよね…うーん、ショックでしたよ![]()
しかし小豆子の苦悩はまだまだ続く…!業界のお偉いさんが無理矢理…とか、悲しすぎるでしょう。大人の卑怯さに腹が立ちますよ…
でも彼は弱音を吐かない。吐けない時代だったのかもしれない。芸を愛し打ち込む小豆子の健気さと不幸に…なんとも切ない気持ちになるのです。
直接的な説明や台詞はないけれど、石頭への変わらぬ想いも切ないんですよねー。小豆子があの台詞を何度も間違えるのは彼の性自認の表れでしょうし…
で、大人になりスターになった二人。小豆子は蝶衣という女形になっており、ここからはレスリーが演じてるんですね。彼が本当にハマり役!悲哀を帯びた美しさ、それでいて芯も感じるというのかな…儚げなのに強さが見えて。
石頭は小樓という名で覇王を演じるワイルド役者になってます〜( あれっ、レッドクリフの俳優さんだ!とビックリ笑)。
二人はコンビで演劇を続けるんですが、小樓は遊女の菊仙に惚れてしまう…そして夫婦に。こればかりは仕方がないですねー。
蝶衣の小樓への想い、あと自分を捨てた母親も遊女だったとか、そういう事情を考えると切ないんですけどねー
その後なんやかんやあって三人の関係が変わっていくんですよね…
阿片中毒の蝶衣が小樓に看病されて笑顔!な場面、悲しくて皮肉なものです。ずっと笑えてなかった蝶衣が一番苦しい時にとても幸せそうで。…そしてちょっと憎み合ってた菊仙ともなんとなく分かり合える感じになる、というね… これ、愛情深い人間であることを互いに理解して、認め合ったんじゃないかと思いますねー。詳細は伏せますがその辺りの描写が絶妙でグッときましたよ…!菊仙もいい人であり不幸であり、気の毒なんですよね…![]()
終盤の展開はとにかく悲しいですね。知らずに観てほしいので触れないでおきますが…えぇぇ~!となりました。小樓の言葉にショック…なあの場面。
日本軍の侵略、文化大革命、そしてその文革による弾圧…激動の時代だったから仕方がなかったのかもしれない。でも蝶衣と菊仙への愛情があったからこその本音が「あの暴露」に混ざってしまったのかな、なんて私は思うんですよ。残念、覇王![]()
いやでも勿論、弾圧のせいではあるんですけどね。だから争わない世界にしないといけないんですけどねー
そして衝撃の結末…!激動の時代の中で変わらなかったものがそこにあるんですねー。
そう、それは…蝶衣の芸と、強い想い。
ひしひしと感じる素晴らしいラストです…!なんて切ないんだ…
どうしても俳優レスリー・チャンご本人と重なって見えてしまいますね… 蝶衣の人生。
色んな意味でこの作品はずっしりと重く、切なくて美しいです… 暫く引きずってしまうんですよ。
映画っていいなぁ!…と、改めて思えた傑作です✨️
え〜…長くなってしまいましたが重要な所はできる限り伏せましたので、未見の方は是非~![]()
強く頭に残る画が多々あり、悲しさと同じくらい美しさがある、そんな作品でした…!
うーん…この頃の香港映画って物語も映像も、強さと美しさが尋常じゃないですよね…!もっと観ていかねば…
…という訳で、今回は以上です♪
ではでは~また次回に![]()
お会いしましょう![]()
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