「UFO 侵略」「トガニ 幼き瞳の告発」 | スタッフAの、アノマリーな日々

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アノマリーデザインの陰のスタッフ「A」が、日々思うことやお仕事のことなどを、
映画レビューとともにテキト~に書いていきますよ♪

ど~も、Aですニコニコ
暖かくなってきたと思ったら立春かぁ…なんて喜んでたらいきなりの寒波で、
今日も最高気温はマイナス何度とかで……うぅ~…寒すぎます雪
寒すぎます、とーさん叫び

今年は特に唇の乾燥が酷く、ワセリンにも頼ってみたんですが、
なんやかんやで外出時にはリップグロスが一番いいようです。
グロスなんて若い頃だけのモンと思ってここ数年は避けておりましたが、
守ってくれるという点でかなり優れているなぁ~と、改めて感じている今日この頃どす。
ちなみにおいらは、キャンメイクさんのグロスが手頃で優秀だと感心しておりまするニコニコ

そんなこんなで、たくさん観ている映画のレビューをまたちょっとずつ書いていきましょう音譜

UFO 侵略」(2011/イギリス)
B級映画はかなり観ているんですが、この作品は衝撃でした。
なんだろ…C級というか、D級というか、どーでもいい級というか…汗
どしたの、ヴァン・ダム、なんなの、ヴァン・ダム。なんで出た??叫び
っつ~か、皆ヴァン・ダムに期待して観ちゃってるパターンだろーなぁ、これ。

見た目は大人なんだけど行動がどうにもお馬鹿でガキな若者連中みたいなのがメインキャラ、
しょっぱなから気持ちが悪くなるカメラワーク(ブレたり、ぐるぐる回ったり)…
しょぼいUFOは予算の都合上許せる(けど笑えるほど酷い。びろびろヒモに萎える)として、
ストーリーのダルダル感、無駄喧嘩アクションの連発。
シーンに合わない緊張感ゼロの音楽…ガーン

コラコラコラーーーーーーーーパンチ!

ジャケ裏にあった写真ではヴァン・ダムの蹴りシーンらしいものが写ってたんで、
宇宙人に蹴り入れちゃう?!なんて期待してましたが、相手はヒトの姿した宇宙人でした…。
…つまり、見た目タダの人間でした。お楽しみだったグレイは最後まで出てきませんでしたUFO

ヴァン・ダムは本作でどんなキャラだったのかも忘れてしまいましたが(チョイ出だったし)、
一瞬にして木っ端微塵になり消えたシーンだけはまあまあ笑いました。
もしかすっと、一番オカネが掛かったシーンだったりしてあせる

とにかく長~く感じた95分でした。早送りでちょうどエエ感じショック!


トガニ 幼き瞳の告発」(2011/韓国)
こちらは実話を基に作られた、悲し過ぎる映画しょぼん
聴覚障害者学校で教育者が子どもに暴力・性的虐待を行い、その事実を大人たちが隠蔽する話。
韓国では公開後に反響を呼び、事件の再捜査、遂には舞台の学校が廃校となったとか。
その点ではちょっと救われる気もしますが、既に被害に遭ってしまった子の事を思うと、
とても悲しいしムカムカしてしまいます。
観終わった後も、「実話じゃなければいいのに…」と願いたくなる衝撃映画。

おいら的な意見で暴力について言いますと…ひっぱたけば子どもは言うことを聞く、というのは大抵、
大人側の手抜き・自己満足、さらに悪質な場合、その大人のストレス発散だったりすると思うんです。
叩いて教育したところで子どもには反抗心や恐怖心しか生まれない、と聞いたことがありますが、
本当にそうだと思うんですよね。
子どもは怖くて「ハイ」と言うだけで、理解する段階まで行ける訳が無い。
きちんと話せば分かる子どもに対し、怒鳴って怖がらせ、その上殴る…
…そんな大人の悪意に疑いを持たない子どもは居ないと思うんですがねぇ。
スパルタ暴力をなんでもかんでも「愛のムチ」みたいに美化されちゃぁ、
ほんとに子どもは迷惑だと思うんどすあせる
「のびのび教育」なんて言って放ったらかしにしてる親も、それはそれで悪質な手抜きですけどね。

えーと、話がずれましたが、作品中での暴力は全く理不尽で、教育とは程遠いもの…。
性的虐待については観てるのがかなり辛かったですダウン

新任の若い先生だけが汚い大人たちに立ち向かうんですが、この俳優さんがなかなかいい感じでした。
がっつりし過ぎてない、熱過ぎない感じで、子どもに寄り添う雰囲気が逆にリアルだったと思いますねキラキラ
お涙ちょーだい感を出さずにじわじわ考えさせてくれる作りは、韓国映画ならでは。
日本の俳優さんなら誰がこの主役にベストだろう…なんて考えてしまいましたよん。
(日本でこの手の映画は無理でしょうけど…。TVだけでアレだもん…日本の未来は大丈夫なのかね)

そして、最後の方に出てきた台詞がとても印象的アップ
「戦うのは、世界を変えるためじゃなくて、私達が世界に変えられないようにするため」
…色んなことに通じると思う、そんなメッセージだと思いませんか?

情報ばかりが飛び交いお金で動く今の世の中ですが、目の前で起こってることに対して常に素直に、
そして正直に感じ取れる人間でありたいもんですねぇ。

大人の知らんぷり・無関心も十分加害要素だと思うし、ほんとカッコ悪い。
見ないふり、カッコ悪い。←ゾノ風に言ってみました。若者は「ゾノ」って言っても知らんのか…?


…今回のレビューは以上でごわんす。
ちょっと真面目になってしまいましたかね。…いや、おいら結構いつも真面目ですけど。
まだまだ色んなジャンルで映画を観ておりますんで、次回にでもレビュー書きますよんニコニコ

ではでは、
…気温差ハゲしいので、風邪に注意!叫び