いっこ前の記事よいこのデンジャラスセレクション⑩【星】にて、文中に「当初はここへオーダーする予定だったものの、次回以降へ持ち越しとなった曲がいくつかある」と書いた箇所がありました。その次回以降へ持ち越しとなった曲のひとつが今回の主題です。
 いったんはボツにしたんですが、ボツにした理由というのが「この曲では弱い」というものではなくて、聴いてるうちにもっと掘り下げてみたくなったからなんです。
 
泣いていた女の子』。NHKの『みんなのうた』で放送された楽曲。作詞&作曲はみなみらんぼうで、唄は東京放送児童合唱団によるもの。
 私はこの歌をテレビで知ったのではなくて、たまたま『みんなのうた』のヒット曲集的なCDを聴いてたら、そのなかに収録されていたものでした。
 
夜の街まずは動画をご覧ください。<アニメーション制作:月岡貞夫
 
 掘り下げてみたくなったのは単純なもので、ただ「この歌に出てくる“小ちゃな女の子”が泣いているワケ」を探ってみたくなったからなんです。
 アニメで見るかぎり、女の子は団地住まいなんだと思われます。部屋に入ることもなくずっと外にいるんですが、鍵は持ってないのでしょうか?
 
 
 みなさんにも考えていただきたい。『泣いていた女の子』の女の子は、なんで泣いていたのでしょう?
 
はてなマーク以下のなかからお選びください。
 
1共稼ぎの親が急に残業になってしまったため連絡することもできず、帰りが遅れている。
 
2山口ツトム君ちと同様、ママが実家へ帰ってしまった。離婚の危機。

 

3いま家にいるママは隣にいた三毛猫の化身。ママが三毛猫に食われる場面を見たことを訴えても誰も信じてくれない。

4自分のことを小ちゃな女の子だと思っている老人が、現実を受け容れられないでいる。じつはここの住人ではなく団地住まいですらない。
 

5その他。

 
 本当はツイッターのほうでもいっぺん4択アンケートをとってみようと思ったんですがね。文字数が収まりそうもないのでやめましたよ。
 
 アニメでは最後に女の子が笑顔になってるように見えます。ママが帰ってきたのでしょうか?
 いやいや、ちょっと待ってください。歌のなかにはママが帰ってきたことを暗示するくだりはありません。
 ということは、あの笑顔に見える表情というのはママが帰宅したからではなく、じつは女の子の気が触れてしまった顔であると考えたほうが妥当なのではないかと私は推測します。
 そういえば冒頭に描かれているキツネの絵が意味深ですね。さてさて・・・?