アメブロさんがね、なんでも「サイトセキュリティ強化・SEO向上を目的として常時SSL化」とかでして。
 これにともない、許可していないプラグインを挿入しているものは正常に表示されないものが出てくるとのことで。
 
 なんのことだか、わかりませちぇん。  (゚_。)?

 でもハッキリしてるのは、少なからず当ブログにもそれ相応の影響が出るということ。
 ニコニコ動画が使えなくなりました。ガーン
 どうやらニコニコ動画の埋め込みコードのなかに「許可していないプラグイン」とやらが含まれてるらしいこと。その結果、当面はニコニコ動画の貼りつけが不可能となる可能性が高いものと思われます。

 困りましたなぁ。  (ノ_-;)ハア…

 今後の展開で振り幅が狭まってしまうことが予想されることはもちろん、当ブログに掲載しておりました過去記事の動画も非表示になってしまったものが現時点で多数出てしまっているのです。
 以前にも、これと同じようなことがありましたね。Dailymotionの動画にも埋め込みコードのなかに禁止タグが含まれてて使えなくなったことが。
 だけどあのときは、いつのまにかそれが解決してて、いまでは問題なく貼りつけ可能となっております。可能になったことで記事作成にとりかかれたものもけっこうあります。
 ニコニコ動画もそのうち元どおり、アメブロさんと仲よくなってほしいものです。

 今回は動画を多用するシリーズです。このなかにニコニコ動画でしか見たことのないものも含まれていたのですが、奇跡的なことにYouTubeにも同じものがupされてるのを発見しましたのでこうして記事作成に着手できておる次第です。

 さて今回のよいこのデンジャラスセレクションは、風を感じさせてくれる、さわやかな音楽で構成していきます。
 そういえば前回の表題にも「さわやか」というフレーズが入ってました。同じことを繰り返すのはどうかとも思いましたが、それは当ブログがさわやかで仕方ないからなので「まぁいいか」と思うことにします。

 


マイケル・ヘッジス『疾走・氷原(Because It's There)』<作曲:マイケル・ヘッジス>

 

 

 日本でもウィンダム・ヒルが流行ったことがありましたね。『あこがれ/愛(Longing/Love)』で知られるジョージ・ウィンストンも所属していたレコードレーベルでありますが、私もよく聴いていた時期があります。
 そんななか、佐藤純弥監督&西田敏行主演による映画『植村直己物語』が上映されるという情報が入った。おしえてくれたのは学校の先生をしている人だったが、北極やグリーンランドなど寒厳のロケ地で撮影された映像が、たいそう美しいのだと聞いた。割引券も、この人からもらった。
 割引券に目をやると、そこに記載されていたのが、この映画の音楽をウィンダム・ヒルが担当しているとのこと。なるほど、ウィンダム・ヒルの音楽ならば、こういう映画には非常にマッチするであろうな、とイメージできた私は劇場へ足を運ぶに至ったものである。
 そして同映画冒頭でのBGMおよびサウンドトラックのオープニングに収録されていたのが本曲。記憶違いでなければ、演奏していた
マイケル・ヘッジス(Michael Hedges)というギタリストは両手で別々のメロディを弾けるアーティストなんだとどこかで紹介されてたような気がするが、私がギターを弾くわけではないのでそれがどれくらいスゴいことなのかはよくわからなかった。
 ただ、演奏している彼の手の動きを見れば、わかる人にはわかるらしい。
 余談でありますが、特撮ドラマ『人造人間キカイダー』では主人公のジローがギターを奏でるシーンが見せ場のひとつでしたけど、あれはジローを演じた伴大介さんがテキトーにやった指の動きに合わせて渡辺宙明氏が作曲したものであります。よってジローの指を見ただけでギタリストとしてのスキルを窺い知ることは無理ですし、そもそも伴さんはギターを弾けません。

 

 

朝倉理恵『さよなら、今日は』<作詞:安井かずみ/作曲:坂田晃一>

 

 

 2015年3月に「朝倉理恵を追え」という記事をupしましたところ、いつもは見かけない方や思わぬ方向からの反響がありました。また、かなり長いあいだご来所くださる方々がおられたようで、当ブログでも指折りの息の長い記事になったものです。
 ということは、世の中には朝倉理恵さんを支持する人が確実に存在してるということで、それは私としても嬉しく思った次第。
 もちろん個人的にも彼女への興味は高いままキープしており、女性歌手では堀江美都子か朝倉理恵かというほど好きな声といって憚りません。
 このたび掲載いたしますのは2015年の記事には扱わなかった曲であります。本曲はテレビドラマ『さよなら・今日は』の挿入歌となったもので、朝倉理恵名義としては3枚目のシングル曲でした。
 そして朝倉理恵といえば反射的に坂田晃一作品だと私は答えてしまいそうになるのですが、このタッグは本曲が最初だったもよう。わかりやすいメロディラインと透明感ある彼女の歌声との組み合わせがじつに心地いい。高音になればなるほど美しくなる朝倉ヴォイスが遺憾なく発揮したといえる佳曲でありまする。
アップ
 なお、テレビドラマ『さよなら・今日は』には前回お騒がせしました栗田ひろみが出演していたようですが、あの人には歌わせないでよかったと胸をなでおろすばかりナリ。

 


ブルーエンジェルス『さすらいの誓い』<作詞:中山千夏/作曲:はしだのりひこ>

 

 

 はしだのりひこ作品をここに出すのは初めてだろうか。
 本曲は『風雲ライオン丸』の挿入歌でありますが、番組がそこそこ有名なわりに歌が話題になる場面に遭遇することはあまりない。だけどそれではモッタイナイので、ここで扱うことにしました。
『風雲~』は戦国時代を舞台とした時代劇であり、随所に戦乱に翻弄される人間のエゴや弱さを盛り込んでいるというハードな内容。加えて股旅モノによくある、西部劇を強く意識した作風なんでありますね。そのあたりは音楽面にも表現されており、本曲もカントリー&ウエスタン調な仕上がりに。
 決して派手な曲ではありませんが、どういうわけか脳内を何度もリフレインするようなディラン効果高めなナンバーです。
 じつはこれこそが、かなり前(アメブロを始めるよりも前)にニコニコ動画にあるのを発見してたものだったのですが、それ以外の動画サイトでは見たことがなかったやつだったのです。YouTubeにあってヨカッタよ。

 

 

 

 

前川清『HOWEVER』<作詞:TAKURO/作曲:TAKURO>

 


 これはわりと有名な、前川清によるカヴァー曲。アルバム『バラード・セレクション 明日に』収録。
HOWEVER』といえばGLAYの代表的なヒット曲でありまして、結婚披露宴などで新郎の友人たちがこぞってこれを歌うという場面に遭遇した人も多かったのではないでしょうか。
 特筆すべきは、当時の売れる曲といえばテレビドラマやCMなどとタイアップすることで軒並みヒットチャート上位を独占・・・といったパターンが横行する風潮があったなか、同曲はノンタイアップでミリオンセラーをスコアしてしまったという快挙が記憶に残っている(後に後TBSドラマ『略奪愛・アブない女』のエンディングテーマに起用されてしまったが)。
 んで、これを前川氏が歌うわけですが・・・見事に別モノに仕上がっております(笑)。おそらくGLAYのファンからすれば残念に映るであろうし、そうでもない者からすれば「これはこれでアリ」「むしろこっちのほうがいい」という向きもきっとある。賛否両論クッキリであろうこと必至の問題曲でありますな。
「自分はどっち派だろうか?」と興味のある方、まずは聴いてみてくだされ。ちなみに前川版『HOWEVER』はカラオケにもなってます。お気に召された方はトライしてみてください。
カラオケ

 

 

 

安全地帯『We're Alive』<作詞:松尾由紀夫/作曲:玉置浩二>

 

 

 つい先日のこと。テレビ東京で『玉置浩二 歌に込めた想い』という番組をやっていた。このところ業界では、歌唱力において圧倒的な支持率を誇ると評判の玉置浩二。彼が近年、フルオーケストラとの共演に目覚めたのだという。
 あらためて聴いてみますと、たしかに凄いと思いましたよ。最新技術などでごまかしつつ商品化される歌とは違い、小細工ナシで勝負できる本物の歌手の説得力を感じました。
 また、(上の前川氏もそうですけど)歌う際に血管が浮き出るまでに苦しげな表情となるパフォーマンスは必見。ゆえに私などはニワトリを絞め殺すときの顔はこうなのだろうか?」・・・などと余計な心配までしてしまう有様でして。だけどファンの人にはあれがたまらなく好きなんだと思う、たぶん。
 ところで玉置浩二氏といえば、ワイドショー的な観点だとヤンチャな言動が話題になったりもしてましたが、彼が安全地帯として彗星の如く現れた当初は、ただひたすら「地味な人」という印象でありました。口数も少なく、当時の音楽雑誌の情報によると「コンサート中はほとんどしゃべることもなく、黙々と演奏している」といった記述があったものです。
 本曲は安全地帯を一躍、世に知らしめた名曲『ワインレッドの心』のB面曲で、北海道・東北地方限定ながらブリヂストン「アイスコンパウンドII」CMソングとして使用されていた曲でもある。ノリのいいサウンドをお楽しみいただきつつ、当ブログに相応しく、さわやかに幕を下ろしたいと思います。

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

かお

 

 あのさぁ。やっぱり、これで終わるわけにはいきませんよねぇ。なんか物足りない。いつもに比べると、全体的に弱いよねぇ? 前川清をどう解釈するかで評価が変わる、としてもですよ。
 いや、単純に各々のクオリティ自体は高めだと思いますよ。だけどここ、そういうところじゃないじゃん。なにかおかずが一品、欠けてる感がありますよね。ね。
 だから、予定を変更し、急遽、もう1曲を追加したいと思います!

 

 

ペンあんどペンシル『ダメおやじ愛のテーマ』<作詞:郷伍郎/作曲:郷伍郎>

 

 

 一応はギャグ漫画枠ながら内容がその・・・という問題作『ダメおやじ』のアニメED曲。
 ギャグアニメなのに哀感漂う歌としては『元祖天才バカボン』の『元祖天才バカボンの春』がメジャーどころですが、本曲もそれと双璧をなす哀歌・・・いや、それを通り越して「暗黒人生のススメ」にもってこいのナンバーであろうと思われます。
『元祖天才バカボンの春』がバカボンのパパで、本曲がダメおやじこと雨野ダメ助の心情を歌い上げたもの。両者とも家族の中の父のポジションに座っているという共通点がある。しかしながら、前者が41歳にしてネコを無邪気に虐待することに精を出す一家の大黒柱(?)なのに対し、ダメおやじのほうは自らが職場で蔑まれるばかりか家庭でも嫁や息子たちから虐待の対象とされている――といった違いがある。
 その虐待ぶりは凄まじく、ギャグ漫画でなければ確実に死亡していたであろうレベルにあった。もちろん、いまの時代では完全アウトの極上作品だ。 \(^o^)/
 歌詞に含まれる“涙の河の中で このまま死にたくはない”というフレーズが、事の深刻さを表しているといえましょう。
 本曲には明確に「風」にまつわる単語や文言などは出てきませんが、ダメおやじの背中には冷たい風が確実に吹いていたであろうことは容易に察しのつく一曲です。
ショック!
 


 

 

 もしかしたら記事の表題を見た方の中に、浜田省吾の『風を感じて -Easy to be happy-』を期待した人もおられたのかもしれませんね。
 私も浜田省吾は好きでよく聴くんですが、あの曲に関してはすぐ飽きちゃったんですよ。残念でした。
にひひ まぁ浜田省吾の曲はどれもメジャーですから、このコーナーで扱うことはないと思います。
「浜田省吾を聴きたくて来たのに、ダメおやじを聴かされるハメになろうとは・・・」と肩を落とす方々、スイマセンね。当ブログはこういうところなんです。あああ、Easy to be Unhappy...

 

植村直己物語 植村直己物語
 
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