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フーテンボンジン日記

田舎に暮らすオジさんのザッツネンターテインメント


スキャンダルをテーマに、みうらじゅんが選んだ<この3冊>=毎日新聞 今週の本棚 =
ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドを、そうあの名曲?「レイラ」を捧げ、後に略奪婚したのがエリック・クラプトン。おっ、奴は女たらしだから…と外野から声がかかる。パティと離婚したクラプトンさっさと他の人と再婚、やがてジョージとの友情を取り戻していくということになってる。この話は有名だが、そんな二人を魅了した彼女が書いたのが『パティ・ボイド自伝』である。

“ディランと過ごした愛の日々”と腰巻きに書かれているように、当時の苦悩を書き綴ったのがスージー・ロトロの自伝『グリニッジ・ヴィレッジの青春』である。セカンド・アルバムのジャケットの中で、ディランと仲睦まじく片寄せ合うのがスーズだ。嫁ならまだしも、この先どうなるか分からない彼女を世界中にカミングアウト!こりゃもう大変でしょう。

この歳になって時々、ふっと思うことがある。甘えん坊になったというか、甘えん坊に戻っているなと感じることだ。『安部公房とわたし』つき合っていた山口果林さんの目で安部公房を語っている。果林さんの部屋で亡くなったとか。小説家であり劇作家、枠に収まり切らない巨人と言ったらいいか。当時ノーベル賞に一番近かったが、それで正妻と離婚できなかったのか?
じゅんさんは書いている。「男というものはどんな立場にあっても、たとえ彼女がうんと歳下であっても、その母性の前では少年のまま。本当に、仕方ない子ねっ と、優しく言ってもらいたいわけだ。」