沼の人気者に会えないかと思って辺りを見回すのだが、会うのは沼の土手に住み着いたネコたちばかりだ。小鳥ほど人なつっこくなくて、用心深い。先日切り株の闇に走り去ったのは、ネコちゃんのようであり、考えてみれば我々の方がお邪魔しているってところか。
先日、加藤浩次の本気対談番組『コージ魂!!』に出演していた生物心理学者の岡ノ谷一夫さんによると、人間の言葉の起源は鳥の“歌”にあると言うのだ!えっ歌?しかもこの歌とは、求愛のためのもの、人間でいうラブソングである。
そうか改めて思うに、人間の歌う歌っておしなべて恋の歌じゃないか。猿マネじゃない鳥マネ、もともと聞いた音を真似られるのは鳥とクジラと人間だけだと言う。メスを恋う鳥の切実な想いも、人間さまのそれもまったく変わりはないということ。複雑な求愛の歌をマネ、組み合わせをさらに複雑にする中で言葉になっていく。そしてその言葉でコミュニケーションするようになって心ができたという。
オスというか男というものは元来、余計ことをするものなのだそうだ!でも命がけでするから美しい!クジャクのオスを見れば分かるはず。パア~ッと羽根を広げた時は不用心、後ろからガブッとやられたらひとたまりもないのに。
そういえば、あのチャーリー・パーカー、バードって呼ばれていたなぁ!
そうか、あの小鳥との出会いは単なる出会いじゃなく、大恩ある旧き恩師との出会いだったということか!これは物事をわきまえぬ粗野な振る舞い非礼の数々、平に平にご容赦のほどである。
