優等生(株) | 夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

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文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

 出し損ねた公募作のアイディアだしの様子がデータとして残っていたので救済します。この話はまたどこかで書くかもしれませんが、下衆くて気に入っています。


 さて、次の照準を定めました。支部さんの公式企画「幻冬舎小説の新人賞」

 テーマは「気になりすぎる第1話」、キーワードは「ミステリー×青春×学園」です。文字数は3万文字以内。まぁ、1ヶ月もあれば3万文字は余裕でしょう。(ちなみに私の執筆速度は8時間で1万文字くらいです)賞金は30万と、電子書籍でのデビュー。うん、時代だね。

 工程①……【アイディアだし】

 ミステリー小説。ミステリー、つまりは不可解な小説。つまりは理解しかねる話。常識の真逆を描けばいいわけだ。舞台が学園。学園での常識とは真逆の出来事。やっぱり書くとしたら「教育」かな。真逆の教育ってなると、先生が「悪」を教えるって話が妥当だろう。
 最近流行っている暗殺教室を彷彿とさせるので殺しは無しだな。ミステリーには殺人事件が必要不可欠な気もするけれど何も殺人を描くのがミステリーではない。可笑しな話であればいいはずだ。たぶん。ミステリー小説を書いたことはないけれど、認識としては間違っていないはずだ。
 方向性は決まった。悪い先生だ。悪い先生ってなんだろう。素行の悪い先生ではGTOの鬼塚先生とかいたよな。言動の悪い先生だったら誰がいただろう。ドラゴン桜ってどんな話だっけ。悪の教典もそんな話だったような気がする。危険思考の先生だったら私でも考えられそうだな。最初にインパクトをもってきてさ。たとえば、「あなた方のご両親の嫌いなところを書きなさい」とかどうだろう。
 言葉を覚えたての我が子に両親が尋ねる「お母さんのことは?」「好きー」「お父さんのことは?」「好きー」ものごころがつく前から繰り返し口にさせられていた。「それは、洗脳なのですよ」と先生が言う。「あなた方の親は尊敬に値する立派な存在ですか? そうではないのだとしたら親の言うことを聞いているあなた方は親以下の存在にしかなれないのではないでしょうか?」考えたこともない疑問。やはりそうなってくると義務教育でこの問いかけはしっくりこない。舞台は高校だ。「あなた方は義務教育を終えた後も学習することを選んだ。ならば、学びなさい。私が賢い大人になる方法を教えて差し上げましょう」
 ノーベルは天才だと誰もがいいますね。ダイナマイトを作ったのに。堀越二郎は天才だといいますね。零戦を作ったのに。でもね、彼らが大犯罪者として後世に伝えられていないのは彼らの目的が悪事のためではなかったからだと思うんです。ですので、悪事を働くときも目的をすりかえてしまえばいいと思いませんか? あなたはそれを詐欺だといいますか? 目的を知りもしないのに。
 親のことを愚かと思うようになってもあなた方は親に対していい子であり続けるのをやめてはいけません。これは簡単な話ですが、いいこのところにサンタさんが来るのはなぜでしょうか。なぜ、悪いこのもとには来ないのでしょうか? それは、親がいいこを望んでいる証明ではないでしょうか。悪いこよりもいいこに親は愛情もお金も注ぐ。ならば最大限に利用するべきです。目的は知らせる必要もありません。ただ、あなた方が賢く生きるために親の前ではいいこであるべきです。
 お金を稼ぎましょう。雇われる必要はありません。あなた方の本分は勉強です。勉強することでお金を稼ぐ方法はないでしょうか? 考えるのです。あなたの周りに学生の本分を忘れてお金を持っている人はいませんか? いますでしょう? そう、学生労働者です。彼らは自分で好きにできるお金を持っています。そして彼らにとってお金を払ってでもやりたくないものはなにでしょうか。そうです、勉強です。彼らの代わりに勉強してさしあげましょう。ドリルの答えを課金制で閲覧できるアプリの開発はいかがでしょうか? 他校のドリルを手に入れるのにお金を支払うことはありません。学校側に請求しましょう。だいじょうぶ、喜んで出してくれるはずです。「勉強のため」でいいのです。目的の真意を教える必要はありません。(その後、お金を支払う者の年齢が高いほうが出す金額が高くなることに気付き、ドリルの難易度はあがっていく。大学レベルとか?)
 自宅ではいいこ、人のぶんまで学習する子どもたちを育て上げる。「すごいですね、先生のクラスは。どの子も真面目に授業に取り組んでいる。前回の模試も全員が満点だったと聞きましたよ」「私の力ではございません、彼らが学生の本分を忘れない賢い子どもであったというだけですよ」
 先生出世するだろうなぁ。学年主任くらいにはなれるかも。きっと先生の目的は出世のためだったんだろうけれど、それを知らせる必要もないね。
 でも、これだと青春要素が足りない。可愛い女の子に言わせよう。「知ってたよ。先生が出世のために私たちを利用しているってことくらい。でも、それがどうしたの? 他の生徒を寄せ付けない知識と莫大のお金を稼げる術を教えてもらった。私は先生のことが好きよ」
 いじめられている子どもに「大丈夫?」と声をかけた子は、きっとその子の中でヒーローになる。それと一緒。先生が正義。うん、不可解。これって、ミステリーじゃない?

 というわけで、話の概要は思いついたんでこんな感じの話を書きます。盛大なネタバレですみません。でも、どうせ1ヶ月以内にネット公開する話ですからね。内容知ってても面白いってものが書けないとダメだと思うし、青春要素がやっぱり足りないので放課後の図書室でクラス全員で全国のドリルを目の前にチーム制を組んで勉強するってシーンを追加しようと思います。生徒同士の会話、なに話すんだろう。楽しみだな。第1話だからこれで完成でいいんだけど、読みきりになっちゃいけないから何か爪痕残さなきゃなぁ。拡散とかが簡単でいいけどね。危険思考の教育、浸透、拡散。気持ち悪くていいけど、びみょうかなぁ。続きあんまり気にならないしね。あー、この部分は保留!
 とりあえず、次の工程はプロットです。もっと詰めていきます。文体や一人称、主人公とかも考えなきゃ。女の子は見た目こじはるみたいな子がいい。