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夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。



 あらあら、どうしたの? こんな時間に。
 もう、突然帰ってくるから何も用意してないわよ?
 ほら、お風呂入ってらっしゃい。何を遠慮しているの? お母さん、何か作っておくから、ね。
 あら、まだ何も食べていないんでしょ? いいから、今お風呂あったかいわよ。
 あら、上がった? 冷蔵庫に昨日の残り物しかなくて、煮っ転がしでもいい? もう電話の一つでも寄越してくれればお肉買っておいたのよ?
 そんな焦って食べなくても、美味しい? あら、やだあなたに美味しいなんて言ってもらったのは、初めてよ。うふふ、嬉しい。



 俺、東京行くわ!って身一つで飛び出して、何とか就職して、遅刻しないように満員電車に乗って、よく分からない理由で上司に怒られて、定時になんて仕事は終わらなくて、残業して、飯なんて食う気もおきなくて、ビール飲んでとりあえずのラーメン食べて、寝る。また起きて、の繰り返し。
 何がしたかったのかも分からなくなって、田舎に帰ってみた。
 突然帰ったにも関わらず、風呂場の壁は真っ白で、母さんが磨いている姿が見えるようだった。
 ご飯ってこんなに美味かったっけって思いながら、艶々とした白米を食べて、味の染みた煮っ転がしを摘まむ。あの頃は、肉の方が好きだったけど、母さんの作る煮物好きだわ。
 口にしたら、「持って帰る?」って言われた。うん、そうする。
 なんか、俺。まだまだ頑張れる気がするわ。うん、帰るよ。
 分かった、今年は年末も帰るから。うん、おやすみ。



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 もうすぐ、お盆ですね。
 めんどくさがらないでちゃんと帰省しましょうね。今のあなたは、勝手に大きくなったわけじゃないでしょう?