仕事を辞めたいと思えるほどの愛息子。 | 夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

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文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

 初めて、このテーマで投稿しますね。
 公募作についてです。

 本来ならば、最初にこの話をしておくべきだったのかもしれません。
 いま私の中には、仕事を辞めてまでも書き上げたい愛息子がいます。人間じゃありません。創作の話です。

 思い浮かんだのはランチ中(もちろん働く側です)でした。ランチのセッティングをしながら、そうだ私がやりたいお店を創作世界で再現すればいいんだと思いつきました。
 設定を考えました。エピソードを考えました。
 頭の中で出来上がった息子たちは本当に楽しそうに自由に笑って仕事をしていました。羨ましいと思いました。私には到達できないと思いました。この子たちならば私の思い描いた店を、理想の店を運営してくれると確信しました。
 投稿する文学賞を決めて、具体的にいつまでに何枚という目標が定まったときに仕事を辞めようと決意しました。私には自分が働く仕事よりも、息子たちに働いてもらう方が価値が高いと思ったからです。
 創作上のキャラクターの話ですが、私は登場人物たちが大好きです。大好きで会いたくて、生み出したくて、たまらないのです。
 だから、書けない。
 このジレンマを共感して頂けると嬉しいです。

 私の思い描く、今作は飲食人達の日常です。穏やかで、普遍的で当たり前で、日記を読んでいるようなエッセイを読んでいるような、ハプニングなどない刺激などない日常生活の話です。ただ、いまその子たちを書こうとワードを立ち上げると筆が進み過ぎるのです。書きたい、書きたい、書きたいという気持ちが強すぎて普遍的な話が流れて流れて描かれていきます。
 それが今、すごく嫌なのです。なぜ落ち着けないのか自分でも理解できないくらい興奮してしまうのです。
 頭の端では分かっています。ならば何度でも何度だって何枚だって同じ話を違う表現で書いて書いて書いて書きまくればいいのです。書道家が何回も何万回も同じ字を書くように、何枚も何千枚も同じ話を書けばいいのです。
 読書ができないのは書きたい気持ちが大きいからです。書きたいのです。書きたくて仕方ないのです。思いだけが強すぎるのです。
 いつになったら落ち着くのでしょうか? 落ち着くことはないのでしょうか?
 私は自分が書きたいように、息子たちを描ききることはできるのでしょうか? 原作者になりたいんじゃありません。作者になりたいのです。自分で書かねばなりません。私がやらねばなりません。
 なぜ自分が書きたい話を上手に書けないのでしょうか? なぜこんなに不器用なのでしょうか? 自分で自分が嫌になります。でも私はそれがやりたいのです。

 書きたい話があります。公募作に関して進捗率は今その程度です。