比喩表現の練習【喜び】 | 夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

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文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

 今日から新しい1週間ということで、新たな事柄に挑戦してみようと思います。
 純文学の真骨頂といえるかもしれない比喩表現。簡単に言ってしまえば、「喜びに瞳を輝かせた」っていう文章を「長年探していた手紙が出てきたような気分だ。古臭い紙とインクの匂いが鼻孔をくすぐる。受け取った日、大切にしまいこんでそれきりだった。久しぶりにみる彼女の整った文字を何度も指でなぞる。胸中がじんわりと暖かくなりようで、瞳を輝かせた」なんか違いますね。難しいですね。
 でも雰囲気でいったらそういうことなんですよ!(無理やり)

 感情表現を直接表現で表さない。

 今日から、そんな練習をしていこうと思います。
 
 今日のお題【喜び】

 もう何日も真っ暗な洞窟の中をさ迷っていた。一緒に歩いているはずの相棒も暗がりの中では姿を確認することはできず、声を出してみても反響して特定の場所を確かめられない。手を繋いで歩くには道幅は狭すぎて、結局孤独に震えながら前に進むしかなかった。目の前に針先くらいの小さな明かりが見える。光だ。我先にと走った、こぼれる光を見失わないように前だけを見た。何日ぶりの光であろう。だんだんと広がっていく白に、はやる気持ちが抑えきれない。白い光の中に飛び込んだ。
 眩しいくらいの光に目が開かない。薄目を開けて周りを見渡すと眼前に鮮やかな草原が広がっていた。色とりどりの花、鳥の鳴き声、真っ青な空。隣を見れば真っ黒になった相棒がいて、「汚ねぇ」と笑った。