エリザベス女王の事件簿ウィンザー城の殺人 | ママとあんちゃん~ほんとはさ、本だけ読んでいたいんじゃ!!~

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気が付けば50代が目の前に( ゚Д゚)ほんとは毎日好きな本だけ読んでいたいけど、現実はそんなわけには行きませんね。HSP気質。夫一人と子供二人(共にASD)が家族です。日々の色々をつらつら書き殴ってます。よろしくお願いします。

普段はお気に入りの本棚のある自室でのんびり読書をするのですが、悲しいかなリビングにしかエアコンを設置していない我が家泣き笑い夏場は必然的に家族がリビングに集中してしまうため、1人静かな読書の時間が持てないことが悩みです泣

 

そのせいかここ最近集中力が続かず読書量が落ちていたのですが、この週末は2冊読了出来て指差し自己満足ではありますが、心地よい達成感を感じています(*`艸´)ウシシシ 達成感、大事ですよね目がハート

 

 

その中の1冊がこちら↓お世話になっているネットギャリーさんで読ませて頂きました。

エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)

『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』

 S・J・ベネット 芹沢恵訳

 

海外のの小説って、これは私の勝手な偏見かもしれませんが登場人物が多い固有名詞も耳慣れない物が多いので、私はどうしても読むのに時間がかかります。これもページ数が多かったこともあって、1週間ほどをかけて読み終わりました。

 

 

タイトルからも分かる通り、主人公は現英国女王のエリザベス二世。王室を舞台にこんな小説が書けてしまうのかと驚きます。日本だったら皇室を舞台になんて絶対無理だろうなと思いますもんね。ただ、そんな小説があったとしたら、ちょっと読んでみたい気もしますけどね~。

 

 

物語の舞台はウィンザー城

ある夜起きたスキャンダラス驚きな殺人事件。容疑者はなんとその夜城内に居たとされる総勢50人!!事件捜査の報告に納得の行かないエリザベス女王が真相究明に乗り出すのですが、女王自ら表立つのではなく巧妙な誘導で部下たちを動かしていくその手腕が見事でした。女王としての多忙な日常風景も描かれていて、面白いです。女王の脇を固めるキャラクター達も個性的で魅力たっぷり。

 

 

翻訳物は訳される方によっても良さは違ってくると思うのですが、本作は訳者芹沢恵さんの文章も読みやすく私は好きでした。シリーズ2作目も刊行されていて日本でも発売に向けて翻訳作業が進んでいるんだとか。2作目も楽しみです。

 

 

 

 

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