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sub rosa

みどりさんが好きです!

きいろさんも好きです!

そして、とーぜん、5色も味わい深い。

最近、あかさんが伸してきましたぞい!

 

 

「一度、別々の幸せを探してみないか?」

 

上着に腕を通しなら、真摯な瞳で、殊更さりげなくそう言われ、はっとしながらも俺は素直に頷いていた。

 

二人でひっそりと朝を迎えた、そんな密室で。

ざっくりと胸に深い傷を負いつつも、表情は歪ませなかった。

 

だけど言外に「お前とじゃ、幸せにはなれない」と言われたような気がして、ふと、呼吸の仕方を忘れる。息苦しい部屋で、思わず視線を逸らした。

 

シーツの乱れたベッドが、なにがしかの愛の残滓を伝える。

 

これが最後だったなら、もっと……。

そんな卑しくて哀しい思いが、不意に湧き上がる。

 

……儚い幸せ。

それもとびっきりの。

 

その儚さを十分に自覚しながらも、こんな愛はもう二度とは手には出来ないと固執した。

 

翔ちゃんから愛される喜び、悦び、ヨロコビ。

圧倒的な幸せがそこにはあった。

 

本当なら、絶対に手に入れてはいけないもの。

手に入れたいと望むことさえ、許されないはずのモノだったんだから。

 

 

……潮時だったんだ。これ以上はもう……。

 

「さよなら、翔ちゃん」

 

 

そのまま、そこから踵を返し、俺は自分の思いに蓋をすることにした。

 

それから数年が過ぎ、そして今、俺は確かに幸せだ。

 

きっと翔ちゃんもそうだろう。

彼が歩むべき真っ当な人生を生きて、得るべき濁りなき幸せに溺れてしまえばいい。

 

俺のことなんか、これっぽっちも頭の片隅にも思い出さないまま。

 

 

それでも、俺は願うよ。

 

翔ちゃんの幸せを。

心から願う。

 

聖夜に俺が出来ることは、もうそれしか無いんだから。

 

その時、俺のスマホがテーブルの上で震える。

 

慌てて掴むと、きつく耳に押し当てる。

息を潜め、急いた思いに手綱をかけた。

 

更に一拍置いて、俺が諦めそうになった時。

 

『……誕生日おめでとう……』

 

ありがとうは言わない。

ただ意識しないまま、一滴、涙が零れた。

 

程なく、唐突に通話が切れる。

 

俺はスマホを握りしめ、優しい笑顔を思い浮かべながら、密かな幸せを嚙み締めた。

 

 

 

 

 

****

 

メリークリスマス!&ハッピーバースデー!!!

 

だっーっ!

すみません。こんな小話なら無い方がマシだったかも。

 

この日は、相葉くんにとっても大事な日だけれど、きっと翔ちゃんにとっても、とても大事な日なんだと私は信じております。信じておりますとも!

 

どうか、幸せに。

幸せな一年をお過ごしくださいませ。

 

 

今年はこれが最後の投稿になると思います。

皆様、明るい未来を信じて来年も頑張りましょうね。