飛行機日誌 Vol.129 8/23 RJOO: 伊丹スカイパーク編 | なじょんしょば

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ゆる~くまったりと日記を綴っていきます。

皆さんこんばんは。なじょんしょばのanniです。

 

 

↑の記事で少しだけ紹介しましたが、8/23(水)~8/24(木)の関西行脚・飛行機撮影記です。

 

さて、初めての大阪国際空港(伊丹空港)。勝手が分からないので、まずはド・定番の伊丹スカイパークに行ってみることにしました。

 

現地到着は16時半頃。たぶんここは中央エントランスと呼ばれる場所だと思います。

午前中はすこぶる快晴だったのに15時ごろから天候が急変。写真ではスマホマジックでとても天気が良さそうに見えますが、風が強くて雲がどんどん流れてきており、天候が持つのは後1時間ぐらいかな?というコンディションでした。

 

16:48:21 371mm F5.6 1/1000 ISO320 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

16:49:30 360mm F5.6 1/800 ISO250 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

16:54:40 400mm F6.3 1/250 ISO200 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

ターミナルにはBoeing 787や777の姿が。

昨今の小松でははBoeing 777を見ることは皆無なので、これだけでもワクワクします。

 

16:50:02 400mm F6.3 1/800 ISO320 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

この日の運用はRWY32L/R。「この日は」というより、伊丹空港は基本的に近隣住宅への騒音問題から多少の追い風でもRWY32L/R運用だそうです。その証拠に風もWind 090 at 15と結構なTail windでした。

更に余談ですが、管制官さんはWind 090 at 15と言う人もいれば、Wind 090 degrees at 15 knotと言う人もいたり。普通は省略するdegreesとknotをわざわざ発声するとはなかなかマニアックで、私は初めて聞きました。

 

ちなみに写真手前がRWY32L(3000m)、奥がRWY32R(1828m)で、ちょうどIBEXが着陸、J-AIRが離陸するタイミングの写真です。

田舎者には滑走路が二つというのもこれまた新鮮。ラッシュアワーということもあって常にタキシング・離陸・着陸している機体があり、目移りしてしまいます。

 

お次は北エントランス側へ移動。

 

16:53:58 400mm F5.6 1/250 ISO100 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

皆さんお馴染み!?のASR(Airport Surveillance Radar:空港監視レーダ)。下の扇形の部分がPSR(Primary Surveillance Radar一次監視レーダ)、上の長方形の部分がSSR(Secondary Surveillance Radar:二次監視レーダ)で、4秒に1回転の速度でぐるぐると回っています。

このレーダは半径60nm(60海里=111km)の範囲をカバーしており、空港に離着陸する航空機の監視に用いられ、いろいろ調べてみるとこの手のレーダを製作しているのは東芝だとか。

また、伊丹にはこのASRが2基設置されているそうですが、もう1基はどこにあるのか分かりませんでした。

 

ちなみに小松の場合はレーダはレドームに覆われているのでこのようなむき出しの赤いレーダは見かけません。

更に余談ですが、空港にはASR以外にASDE(Airport Surface Detection Equipment:空港面探知レーダー)やPAR(Precision Approach Radar:精測進入レーダー)と言ったものがあります。これらすべてのレーダを兼ね備えた空港は北らか順に千歳、三沢、小松、那覇の4つだけ。田舎の小松・・・でも実は意外と凄いんです。

 

尚、平成19年3月までは伊丹にもPARがあったとか。しかし今や国交省が航空管制する空港でPARがあるのは那覇のみなので、PAR approachを管制できる国交省管制官さんは非常に希少なのだと思います。

対して小松は管制官さんのトレーニングの一環で民航機に対しても頻繁に容赦なくPAR approachを指示します。その証拠に今日(9/30)も大型機であるCargolux(Boeing 747-400F)がその餌食になっていました。

 

閑話休題。

 

16:57:05 114mm F5 1/800 ISO320 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

16:57:10 400mm F5.6 1/800 ISO250 WB:オート PS:オート トリミング(4192×2800) / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

ここは離陸滑走後半を撮影するのに最適なポイントでした。

スポッター的な写真だけでなく望遠で切り取ってアクションショットも簡単に撮れます。

 

17:00:35 400mm F5.6 1/800 ISO640 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

着陸機の場合はエンジンリバースの様子もガッツリと。

滑走路が濡れていたら水煙が舞い上がって迫力のある写真が撮れそうです。

 

17:07:47 400mm F5.6 1/800 ISO500 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

背景が住宅地なので、夜間に撮影するとどうなるのでしょうか。

高感度に強いカメラならチャレンジしてみるのも面白いかも。

それにしても到着して10分で太陽が雲に隠れてしまいました。もうあと30分早く到着していれば・・・。

 

17:09:24 278mm F5 1/800 ISO400 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

エプロンはANAのBoeing 777-200が動き始めました。

この機材を本格的に撮影するのは初めてなのでテンションが上がります。

実は3年前までは飛行機を見てもパッと飛行機の型式を言う事が出来ませんでしたが、今やお陰様でこんなに成長しました(苦笑)

 

17:13:58 182mm F5.6 1/800 ISO500 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

Boeing 777-200の離陸を待つ間にIBEXが先に上がり、

 

17:15:49 100mm F11 1/60 ISO100 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

Boeing 777-200を流し撮り!!

と思ったら、100mmでギリギリでした。そして空の明るさに露出が引っ張られて機体が暗めに(涙)

ということで、それだけ滑走路から近いという事です。(言い訳)

 

17:20:46 135mm F8 1/60 ISO100 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

ちゃんと露出補正するとご覧のとおり。

いやはや、舞い上がるとダメですね。

 

17:21:58 400mm F5.6 1/160 ISO320 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート トリミング(4192×2800) / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

17:25:13 400mm F5.6 1/250 ISO500 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

そしてRWY32R側になにやら珍しい機体を発見。

JACのATR42-600でした。トキエアのATR72-210より胴体が短く、なんだか可愛らしい飛行機ですね。

 

17:28:24 135mm F6.3 1/60 ISO100 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

最後にANAのBoeing 737を流し撮りして撮影ポイントをチェンジ。

お次は着陸姿を狙いに南エントランスへ移動です。

 

17:34:41 400mm F6.3 1/800 ISO500 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

上空には着陸機が順番に並んでます。

ちなみに伊丹空港のターミナルレーダー管制業務は関西国際空港が一元管理(神戸空港も含む)しており、関空の管制官さんが良いお仕事をした結果がこの飛行機の並び具合という訳です。

 

17:38:24 400mm F5.6 1/800 ISO1250 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

17:38:38 400mm F6.3 1/800 ISO4000 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

っと、いきなりBoeing 777-200が降りてきました。

やはりこのサイズの機体が目の前を通過するのは迫力があります。

 

17:42:15 400mm F6.3 1/800 ISO4000 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

17:43:44 164mm F5 1/60 ISO125 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

17:44:31 400mm F5.6 1/800 ISO3200 +1/3露出補正 WB:オート PS:オート ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

その後もここで何機かの離着陸を撮影しましたが、空が雨雲で暗くなってISOもどんどん増加してきたため撤収することに。

カメラを片付けて車の扉を閉めた瞬間に雨粒がポツリと落ちてきました。いやはや潔く撤収して大正解。

 

ということで、天候には恵まれませんでしたが雨よりは100倍はマシ。初の伊丹空港&伊丹スカイパークを楽しむことが出来て良かったです。

 

つづく。