飛行機日誌 Vol.62 10/9 新潟分屯基地創設60周年記念(入場編) | なじょんしょば

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ゆる~くまったりと日記を綴っていきます。

皆さんこんばんは。なじょんしょばのanniです。

 

 

↑の記事で少しだけ紹介しましたが、10/9(日)に開催された航空自衛隊新潟分屯基地創設60周年記念-基地一般開放の詳細をお伝えしたいと思います。

 

 

5年に一度開催されるこのイベント。ご当地の新潟県民さん達にもあまり知られていないレアイベントだそうで、新潟県民ですらない私がそんなレアなイベントの存在を察知できたのはPorpor934の記事のお陰。その節はありがとうございました。

ちなみに今回は限定1000名の事前応募制で応募多数の場合は抽選、応募の締め切りは9/20(当日消印有効)でした。

しかし記事を見たのは締め切り当日の夕方。これは間に合わないと思って一度は諦めたものの、やらずに後悔よりやって後悔ということで、往復はがきを買って・書いて22時40分に投函し、無事に当選した次第です。

ちなみに当選と言っても、応募者全員が当選というオチでしたが(笑)

 

 

当日は6時起床の7時出発。新潟空港西側の第2臨時駐車場には8時30分頃に到着。新潟空港のASR (Airport Surveillance Radar)がお出迎えしてくれました。

恐らくですが、上部のアンテナが2次レーダーで下部のアンテナが1次レーダーと思われ、空港から半径100km以内を飛んでいる飛行機を補足できる能力があるはずです。

 

話を戻します(汗)

臨時駐車場からは無料のシャトルバスが出るのですが、3台のバスを第1⇒第2⇒基地⇒第1といった具合に循環させる方式をとっていたので、第1臨時駐車場で人が沢山乗ると、第2臨時駐車場では人が全然乗れないという問題が発生していました。

私は運良く2巡目のバスに乗れましたが私の後ろには長蛇の列。展示飛行が10時からなのと、基地まで歩いても10分程度なので、隊員さんが徒歩を進めるアナウンスをする場面も。また、基地所有のマイクロバスによる臨時運行もされてました。

そんなわけで、次回は第2臨時駐車場から基地への移動は徒歩にしようと思います。

 

 

基地入口では手の消毒、体温測定、当選はがき及び持ち物のチェックがありました。

そして少し進むとハリボテがあったので記念撮影。この手作り感に自衛隊らしさが溢れているような気がするのは私だけでしょうか(笑)

このハリボテの横でクリアファイルやパンフレットをゲット。帰りは当選はがきと交換で60周年記念の文字が入った3色フリクションボールペンを頂き、大変ありがとうございました。

 

 

いざエプロンへ。

新潟空港の展望デッキからこのエプロンを眺めたことはありますが、いざその場に立ってみるととても広く感じました。

この広大な地面と遮るもののない空の組み合わせはとても開放感があり、実際にエプロン立った人だけが味わえる独特の雰囲気だと思います。

 

 

格納庫には航空自衛隊・新潟救難隊の文字と部隊マークが描かれており、無地の小松基地とは違ってカッコいい!!

ところで事務所の屋上に数人の見学者がいらっしゃるのですが、一体どうやって潜入したんでしょうか!?

 

 

そして部隊マークの前で交互に記念撮影していると、通りすがりの方が撮影役をかって出てくれて大変感謝!!

日頃これだけ写真を撮っているにもかかわらず、家族3人が写った写真はほんの数枚しかなく、大変貴重な思い出になりました。

 

09:44:12 400mm F8 1/1000 ISO500 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

09:45:09 400mm F8 1/1000 ISO320 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

入口付近でモタモタしていたら、UH-60JU-125Aの展示飛行に向けた点検とエンジンスタートが始まっていました(汗)

働く隊員さん達のカッコ良い姿を撮る予定だったのに・・・。やはりシャトルバスを使わずに開門と同時に入場が正解ですね~。

 

ちなみにカメラの設定はMモード+ISOオートでF8、SS1/1000~1/1600を基本としています。WBは太陽光かオートを気分で選択、PSは全てオートです。

 

09:48:17 300mm F8 1/1250 ISO1250 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

しかしUH-60Jの様子が何だか変。パイロットさんが降りてきて整備員さん達も集まり始め、機体と地面がオレンジ色の線(多分アース)で繋がれてしまいました。

そして無情にも「機材トラブルにより午前中の展示飛行はキャンセル」との会場アナウンスが。残念ですが安全第一なので仕方がありません。

午後も14時から展示飛行がありますが、お昼ご飯を持ってきていないので一旦外出して14時前に戻ってこようかな~とか、一度出たら娘は再入場したがらないだろうなぁ~などと、イロイロな考えが頭をよぎりましたが、最終的に流れに身を任せることに決定(苦笑)

 

10:03:32 182mm F8 1/1600 ISO200 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

そんな混乱の中、FW72(新潟⇒伊丹便)が離陸。

お尻が切れたのはご愛敬。それにしてもIBEXエアラインズは久しぶりに見ました。その昔は小松⇔成田間で就航していて、1度だけ乗ったことがあります。

 

10:02:48 114mm F8 1/1250 ISO320 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

そして「展示飛行機材の入れ替えを行います」の会場アナウンスが流れ、UH-60Jにトーイングカーが連結されました。

ちなみにこのトーイングカー。実はハンドルなんですね。

 

10:04:18 100mm F8 1/1600 ISO3200 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

格納庫で展示されていたUH-60Jがトーイングカーで引き出され、これは珍しい光景が見られるぞ!!と期待して見守っていると、

 

10:04:40 67mm F7.1 1/400 ISO100 ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF24-70mm F2.8L II USM

 

UH-60J2台並ぶというサプライズが。

偶然にも最前列のスマホ!?で激写しまくる某氏が写っていました。まさかこんなに近くにいらっしゃっただなんて(笑)

 

10:05:42 70mm F7.1 1/400 ISO100 ノートリミング / EOS 5D Mark IV + EF24-70mm F2.8L II USM

 

そして展示飛行予定だった特別塗装機はトーイングカーに押されて格納庫へ。

どうやって運ぶのかなと思っていたら、まさかトーイングカーをバックさせて移動させるとは思ってもいませんでした。ちなみに隊員さんのハンドルさばきは絶妙で、余計な切り返しもなく超絶スムーズなトーイング。

これはグランドハンドリング展示と言っても過言ではない一種のエキシビジョン!?でした(笑)

 

10:06:56 142mm F8 1/1600 ISO500 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

ちなみにトーイングする際は整備士さんが操縦席に乗り込んでいました。万が一の時にブレーキを踏んだりするんでしょうか。

 

10:07:34 142mm F8 1/1600 ISO400 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

そしてトーイングカーでクルリと向きを反転させ、

 

10:07:54 100mm F8 1/1600 ISO400 ノートリミング / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

見事にスポットイン。

狙った位置にピッタリつけるその技術。整備士さんの技が光る瞬間でした。

そんな訳で展示飛行が中止になってガックリするどころか、意外にも盛り上がったこの瞬間。不謹慎ながら5年後もまた見せてほしいと思いましたが、危ないから実施しないだろうなぁ(苦笑)

 

ちなみに入れ替えた機材は空中給油ブームがなく機番も古いものでした。かと言って特別塗装機の方も小松の機体に備わっているセンサやワイヤカッターが取り付けられておらず、どちらの機体も割と古いものなのかもしれません。

 

10:25:28 100mm F8 1/1600 ISO320 トリミング(4128×2752) / EOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 

その後、Blue Impulse Jrの演技の準備が進む中、NH1657(伊丹⇒新潟便)が着陸。好きな方はここぞとばかりに撮影していました。

この写真を見て分かるとおり撮影位置から滑走路までの距離が非常に近く、普段撮影している感覚からすると、とても不思議な光景に思えました。

 

つづく。