海外の友人との待ち合わせ | 旅で起きた小さな幸せを綴っています^^

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旅の思い出をエッセイで綴っていきたいと思います。
よろしくお願いします。

外出の準備をして、約束の時間より前に、私は宿の玄関横のベンチに座っていました。ここに座っていれば、アブデルが来たとき彼は、
「アン!」
と宿に向かって私の名前を呼ぶ必要もありません。


また、私はジャマイカの空気を吸いたかったのです。とても暑い。母の田舎、岡山を思い出しました。視界に入る空と地上の割合が同じくらいでした。

朝9時にもならないのに、とにかく暑かったです。
私は、ジャマイカにいる!宿の人たちは、私のようなポカンとした色白の女の子が、なぜジャマイカ?と驚いているようでした。


ガイドブックに書いてありました。
「ジャマイカ人は時間にルーズで、時間通りに来ない。」
と。そもそも私は約束の15分も前からここに座っています。今日は、アブデルがボブ・マーリィ博物館に連れて行ってくれると言いうのです。ですが、彼はまだ来ません。
これが、ジャマイカ人の「スーンカム(soon come=すぐ行くよ、の意味。実際には来ない場合もある)」かと不安になってきました・・・。