ジャマイカ観光のはじまり | 旅で起きた小さな幸せを綴っています^^

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旅の思い出をエッセイで綴っていきたいと思います。
よろしくお願いします。

アブデルは、私を迎えにやってきました。
私たちは、ボブ・マーリィ博物館へと向かいました。彼と一緒なら、街中も安心です。

「ウォッチ ユア ステップ。(足元には気を付けて)」
と言っては、私の足元を指差して、つまづかないようにと注意してくれます。信号のない道を渡るときは、私の手を取り、
「さぁ。」
と言って、一緒に渡ってくれます。

私が初めてジャマイカに行った当時、信号はほとんどありませんでした。
(近頃は、信号がとても増えていて驚きましたが・・)

ラスタマントすれ違う際にアブデルは、「ブレッセ」、「ワーグワーン」などと声を掛け合って、挨拶をします。ラスタマントは、簡単に言うと、ハイレ・セラシエ1世を現神とし、ドレッドヘアで肉や魚を食べない生活をしている人たちのことです。

アブデルは、挨拶をした後に必ず私の事を
「日本からやってきた俺のファンだ!」
と言って紹介します。

そう、私は彼のファンなのです。