渋谷区立松涛美術館「デミタスカップの愉しみ」展 | ANNEX324

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都内在住30代。買いものや観劇の記録など

 

渋谷区立松涛美術館で10月10日まで開催されていた「デミタスカップの愉しみ」展に行ってきました。

 

 

 

1階、2階と展示が分かれていて、1階は19世紀後半、日本からヨーロッパに輸出された陶磁器や美術品の影響によるジャポニズムを取り入れたデザインのものやシノワズリのものが集められていて、取っ手が梅の枝のようだったり、はっきりした黄色、ミントブルーに花柄の組み合わせだったり、ツボなでデザインが多くてとっても可愛かった…!

 

 

 

↑2階は野外で使用することを想定されたテニスセットや、ただでさえ小さなデミタスカップなのに、さらにミニチュアサイズのものがあったり、便利に使うというより、どこまで装飾ができるのか?という作りての拘りの塊のようで、見ていて本当に楽しかったです。

 

 

 

 

解説に枕草子の「小さきものはみな美し」の一説が引用されていたましたが、本当にその通りですね。

小さく、細かく、美しく作られたものはそれだけで胸が高鳴ります。

 

展示は終了しましたが、VR(こちら)で展示の内容を見ることができます。

これはいつでも公開してくれるんだろう…?

 

 

グッズもとても可愛くて、カップを模ったマグネットと、一筆箋を購入。

 

松涛美術館を訪れたのは今回が初めてなのですが、東急本店からさらに先、渋谷の喧騒を離れ、カフェなどがある落ち着いたエリアなのでぶらぶらお散歩がてら行くのにとても素敵な場所でした。

 

 

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