クラシックホテルを訪ねて:日光旅行①イギリス、イタリアの大使館別荘 | ANNEX324

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都内在住30代。買いものや観劇の記録など

 

勤務先の福利厚生で旅行券をもらい、夫と日本のクラシックホテルを制覇したいねと考えていたこともあって、日光の金谷ホテルに行くことに。

今のところ宿泊したことがあるのは箱根の富士屋ホテルだけなのでまだまだ先は遠いです。

 

ホテルに行く前に、中禅寺湖に寄りました。

平日に休みをとったこともあって道もとても空いていて、東京から車で2時間半くらいで到着。

前日まで雨でしたがこの日からとても良いお天気で、気温も日向なら半袖でちょうど、日陰は長袖の羽織があるといいくらいで、湿度もなくとても快適でした。

 

 

 

昼食は、ことりっぷに掲載されていたカフェ ドゥ サヴォアに伺いました。

ガイドだとラキュイジーヌナチュレルカフェドサヴォアってなってるんですが、食べログだと表記がちょっと違って最初全然ネット検索に引っかからずもしや閉店?と思いましたが、大丈夫でした。

 

 

お昼は前菜とメインの2品コース。

追加料金で飲み物やデザートを足したり、前菜を増やしたりも出来ました。

前菜は生ハムのサラダ、メインはニジマスのムニエル。

身がほろほろと崩れて、お箸もあるのできれいに食べきることが出来ます。美味しかった!

カジュアルで入りやすい雰囲気だし、湖もよく見えてとても良かったです。

 

 

レストランからぐるっと湖畔を歩いて向かったのは、今回中禅寺湖で一番行きたかった、日光自然博物館の一部になっているイギリスとイタリアの大使館別荘。

現在は日光市に寄贈されて中に入れるようになっています。

 

こちらが英国大使館別荘。

 

 

 

お天気が本当に良かったので、窓を全開にして湖を臨めるようにしてありました。

このソファでまったりするのが最高に気持ちよかった…!

 

 

 

調度品や大使館所縁の品々がきれいに展示されています。

2000年に入ってから内装も綺麗にリニューアルされたようで、お手洗い等もきれいで過ごしやすく整えられていました。

 

 

 

2階はティールームになっていて、紅茶とスコーンのセットがいただけます。

金谷ホテルが入っているようで、味も良かった。

 

 

 

 

 

 

こちらはイタリア大使館の別荘。

イギリスと違って、木の皮を貼り合わせた独特のデザインです。

 

 

 

 

中も和洋折衷の中に、さらに東南アジアのテイストも感じられて、でも落ち着く空間。

展示物などもしっかりしている英国大使館と違って、こちらは少し奥まったところにあるし、展示も少ないからか空いていました。

 

中禅寺湖は初めてだったのですが、山に囲まれた湖、という立地にどこかイギリスの湖水地方のような雰囲気があって、明治の頃各国の外交官が避暑地として愛したというのもとても納得です。

来年にはりっつリッツカールトンが開業するようなので、ゆったり過ごせるリゾートとしてもっと人気が出そうだなと思います。