今年の夏におこっている、アコヤガイの大量死。



私は今年の5月、

まさにその場所を訪れています。



「田辺真珠養殖場」さんで
https://www.tanabe-pearl.com/

教えていただいたことや
私が感じたことを

数回に分けてご紹介しています。

-----------------

私が結婚したのは20年以上も前のこと。

 

そのとき、両親は

私に、一重の真珠のネックレスを買って
もたせてくれました。

 

改まった席や
葬儀に参列したりするときに

身に付けていましたが

 

そうしていることが、かえって

 

「真珠は、普段は使えない」

 

というイメージにつながりました。

 

そのイメージを覆してくれたのが

ジュエリーデザイナーの
本瓦京子さんです。
http://www.douze-vingtquatre.com/profile.html

 

私は、京子さんに

20年間のうち、数回しか使ったことがなく

ずっと箱にしまいっぱなしの
一重の真珠のネックレスを

普段でも使えるように、
リメイクしていただきました。

 

 

10年前に亡くなった母が選んでくれた真珠を
普段、身に付けることができるようになって

私は、とてもとても嬉しかったのです。

 

その京子さんが

田辺さんの真珠について

とても熱をもってお話ししてくださるのを
何度か伺っていて

 

一度、実際にお会いしてみたい

 

そう思っていました。

 

 

ワクワクしながら訪れた

田辺真珠養殖場と
そこで生み出されるジュエリーたちは

 

私の想像を、遙かに超えた

美しさと

厳しさと

愛情に満ちていました。

 

 

最も印象深かったのは
田辺さんがおっしゃった、以下の言葉です。

 

「宝石には様々な種類がありますが

真珠は、日本で採れる唯一の宝石です。

 

そして、真珠は世界のいろいろな場所でも採れますが

日本のあこや真珠には

ここでしか出せない
てりとつやがあるんです」

 

海は世界中でつながっていても

その気候や自然条件によって
水温や水質、生態系が違うため

全く同じものは作れないのだそうです。

 

田辺さんも、以前

温かい海で、あこや真珠の大粒のものを
養殖することに挑戦したのですが

 

てりや色合いがうまくいかず

どうしてもダメだった、と。

 

 

この、英虞湾で

ここで育つあこや真珠だからこそ

世界に誇るものが生まれる

 

そして、実際に見せていただいた
加工前の真珠達は

 

涙が出そうなほど
美しくて・・・

 

そして

最初からこんなに
粒がそろっているわけがないのです。

 

 

一つの貝に、一つの真珠。

それも、実際に真珠になるのは、
全体の半分を超えるかどうか。

 

 

その中でも、

「真円」とよばれる
真ん丸な真珠はさらに少なくなる・・・

 

こうやって、いくつもの真珠がつながった

ロングネックレスができるには

 

どれだけの数の貝と
手間と
時間と
想いが必要か・・・

 

 

それを思うと

本当に、鳥肌が立ちました。

 

 

あこや真珠にしか出せない

てりとつや。

 

それが、日本でつくられている

 

まさにその現場にいることが
私は、幸せで幸せでたまりませんでした。

 

 

そして、真珠は

 

私が知っている
「真円」だけではないのです。

 

これについては次回に・・・

 

 

 

金子聡子の自己紹介はこちら

--------------------------

☆メールマガジン ほぼ毎日配信中

「毎朝元気をもらいます」

「聡子さんの好き!が伝わってきて、

メルマガを読んでいると

こちらまで楽しくなり、

届くのがとっても楽しみです」

と、好評をいただいてます。

 

メルマガだけでのお知らせもあります♪

-----------------------------

☆LINE@気まぐれ配信中

私が大好きな絵本の中の「心に響いたことば」を

かる~く紹介しています。

ちょこちょこやりとりできたら嬉しいです♪

 

@sbi9033x で検索してくださいね

 

友だち追加

 

QRコードでも追加できます

------------------------------

 ☆ただいまご提供中のメニュー一覧☆(9/23更新)

「全ての自分にOKを」

 

IMG_20180214_085258377.jpg

Make&Hairmake by 山本雅子

Photo by岸 千鶴