アルメリアを歩く その2
アルメリアは、どことなくアラブの雰囲気がする街です。
大聖堂から少し歩くと、小高い丘が見えてきます。
この城塞は、アルカサバ と言います。意味は、イスラム式の要塞を意味します。ここは、スペインでも最大級の、要塞跡と言われています。
955年に 後ウマイヤ朝のアブド・アッラフマーン3世によって、城塞と街の建設が始まり、イスラム教徒の支配は、王朝を変えながらも、その後15世紀後半まで続きました。
城塞を登って行くと、上は公園になっています。
アルメリアの白い家々と海(地中海)の眺めが絶景です。海の向こうは、アフリカ大陸です。
公園内は、イスラム時代の遺跡を見ることが出来ます。
ハマムと言うアラブ式の宮殿プライベート浴場跡です。
遠くには海が見えます。
ジェイラン城壁とサンクリストバルの丘。
これからは、アルメリアのタイファの初代王ジェイラン・アル・アミリ が11世紀始めに建設しました。
宮殿跡の北の部分
オマージュの塔 こちらは、キリスト教徒支配の時代に建設された塔が修復されたものです。
アルカサバの入口
アルメリアのタイファ初代王 ジャイラン・アル・アミリ(在位1014−1028)の像 タイファとは、スペインのイスラム教国君主の意味です。
城塞を下ったところにあるモロッコ料理レストランで、昼食を取りました。
鶏肉、アーモンド、オリーブの入ったタジン料理 タジンとは、円錐形の鍋のことで、食物自体の水分を利用して蒸し焼きにする料理です。それにミントティーをいただき、モロッコ気分でした。
アルメリアは、異国情緒あふれる アンダルシアの街でした。