スペイン アンダルシア地方 アルメリア 映画博物館 ジョンレノンゆかりの館 | ロンドン徒然日記 

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スペイン滞在2日目、バスでアンダルシア地方最東部の都市アルメリアまで出て、映画博物館を見学して来ました。

ここは、アルメリア中心地からちょっと外れの住宅地にあります。昔の邸宅を改装して、アルメリア市が映画博物館として公開しています。

ここは、かつて多くの有名な映画俳優や著名な映画監督が滞在した邸宅であります。

アルメリアには、ヨーロッパ唯一のタベルナス砂漠があり、その風景が映画のロケ地として、1960年から1970年代にたくさん利用されました。
多くの西部劇が撮影された他、英国人のデビット・リーン監督のアラビアのロレンスもこの地で撮影されました。その映画の監督と主演ピーター・オトゥールもこの家に滞在しました。
この家に滞在した有名人の写真パネルが展示されていました。クリント・イーストウッドやショーン・コネリー
の顔もあります。


この家の滞在者で最も有名なのは、ビートルズのジョン・レノンでしょう。
彼は、1966年に最初の妻シンシアと当時4歳の息子ジュリアンと映画出演の為、ロケ地であるアルメリアに6週間滞在したそうです。その間に、名曲 ストロベリーフィールズ フォーエバー を書き上げたと言われています。
館内2階には、ジョン・レノンの滞在した部屋が再現されていていました。


スペイン人の英語教師が彼の曲の歌詞を書き取ったものをジョン・レノン本人が添削したものが展示されていました。右には、レノン自身のサインが見えます。


この家の2階からは、海(地中海)が見えます。
彼も滞在中、この海を眺めていたのでしょうか?

ビートルズの大ファンでなくても、改めてストロベリーフィールズ・フォーエバーの曲を聴くと感慨深いものがあります。これからも、アルメリアを思い出すたびに、この曲が頭に浮かんでくることでしょう。

平日の昼頃訪れましたが、入館無料でその時の来訪者は私一人だったので、今後大丈夫か心配になりましたが、この家は、多くの映画関係者とジョン・レノンゆかりの家として今後も残して行ってほしいと思いました。