北京空港で焦ったこと エアチャイナ(中国国際航空)に搭乗 ロンドンへ | ロンドン徒然日記 

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ロンドンの様子、スペイン旅行、食べ物、日本への一時帰国のことを中心に語っていきたいと思います。

昨年12月中旬に、日本からロンドンに向けて出発しました。
羽田空港から、北京経由で、エアチャイナ(中国国際航空)を利用しました。
飛行機は、ほぼ定刻に出発して、日本食の機内食(焼きうどん)もエコノミークラスながら、美味しくいただきました。

ただ、私には、一つの不安材料がありました。
北京空港での乗り継ぎ時間が、1時間5分しかありません。北京空港の国際線から国際線の最低乗り継ぎ時間は1時間なので、基準は満たしてはいますが、不安は拭い去りません。


そろそろ北京空港に着陸すると 機内アナウンスが入りました。定刻通りかなと思いましたが、飛行機は、なかなか着陸しません。そして予定より15分ぐらい遅れてやっと着陸し、飛行機は、駐機スポットで止まりました。しかし、なかなかドアを開けてくれません。しばらく待たされて、やっと機外に出られて、ボーデングブリッジを通って北京空港のターミナル内に入りました。ここまでで25分の遅れです。北京空港は雪が降っていて、−2℃とのこと。遅れの原因は、これかと思いました。

ロンドン行きの便の出発まで、あと40分しかない。私は、広大な北京空港を トランスファーゲートを目指してひたすら走りました。

最初にパスポート検査があります。早くも長い行列が出来ています。やっとそこを通過して安堵したのも束の間、次は、保安検査(荷物検査とボディチェック)が待っています。

保安検査場も長い列でした。荷物検査用ベルトコンベアーも検査に時間がかかるのか、なかなか動きません。私の焦燥感は最高潮に達してきました。やっと荷物がX線検査を通過して、今度は、自分が金属探知機のゲートを通り抜けました。そこで引っかかってしまい、今度は、女性保安官による、念入りのボディチェック。
私が見たところ、そのゲートを通り抜けた人全てがボディチェックを受けていたようでした。まるで、人が通るだけで、反応するセンサーが付いているのかと バカバカしい気分になりました。

それらが全部終わって開放された時は、清々しささえ感じました。

しかし、もう一刻の猶予もありません。ロンドン便の出発ゲートを探し当てなくてはなりません。エスカレーターで出発階まで降りて、出発便案内板を探して、ゲートのある方向を確認して、そこからは猛ダッシュしました。

やっと、目指す便の搭乗ゲートまでたどり着いた時には、すでに搭乗が開始されていました。長い列がまさに続々と飛行機に乗り込んでいました。

間に合った! 私は本当に安堵しました。

飛行機は、ほぼ定刻にドアが閉じられ動きはじめました。座席に座って落ちついた時に、あと15分遅れていたら と思いました。以前この空港の乗り継ぎで乗り遅れて、空港近くのホテルで1泊したことを思い出しました。ホテル代や次の日のフライトは、結果的にはエアチャイナが無料で提供してくれましたが、頭の中が真っ白になった出来事でした。

動きはじめた飛行機は、すぐに停止してしまいました。
雪のため滑走路の整備をしている とアナウンスがありました。結局約40分ぐらい待たされて、飛行機は無事離陸しました。

気象条件は、どうしょうもないことなので、冬の北京空港の乗り継ぎ は侮るべからず と強く感じた搭乗でありました。

ロンドン ヒースロー空港には、ほぼ定刻に到着しました。

雪が降って 寒々しい 北京空港の様子 飛行機は、ロンドン行きの便


ロンドンから北京空港乗り継ぎ羽田空港へ行った時のブログです。