上野の国立西洋美術館 印象に残った絵画 3選 | ロンドン徒然日記 

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ロンドンの様子、スペイン旅行、食べ物、日本への一時帰国のことを中心に語っていきたいと思います。


写真は、建物正面と ロダンのカレーの市民

9月の下旬、初めて上野の国立西洋美術館に行きました。西洋の有名な画家の作品が揃っていますが、ヨーロッパの大きい美術館(ナショナルギャラリーとかプラド美術館等)ほどの規模ではないので、ゆっくり鑑賞出来て良かったです。
美術館自体も世界遺産に登録されているそうで、美しい建物です。

今回印象に残ったのは、以下の絵画3点です。(常設展示作品)

ゴッホの死の1年前(1889年)に描かれた ばらと言う作品です。
入院先の精神療養院の庭に咲くばらを描いたそうです。
ゴッホの最晩年の作品の一つですが、うねるような筆致が、作者の絵に対する情熱を感じます。


モネの陽を浴びるポプラ並木(1891年)と言う作品です。明るい光の中、青い空、白い雲、木々の緑や黄色、川の水辺に風景が反映しているのが、文句なく美しい作品です。

モネの睡蓮(1916年)モネは晩年 睡蓮の絵を250枚ぐらい描いたそうです。睡蓮と言うモチーフが、作者を虜にして、飽きさせなかった程、魅力的なのがわかります。

絵を見終わって、入った館内のカフェからの中庭の眺めも美しいものでした。

また訪れてみたくなる美術館の一つです。新たな発見がありそうです。