【マレーシア④】クアラルンプールといえばこれ!を巡る | 世界の道の曲がり角 The Bend in the Road around the World

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山と旅と写真の記録
2019.1.7~2020.3.11世界一周旅行 完
山を求めて長野県に移住。

5月5日(日)

 

3日目

9時ごろ宿出発

↓電車

10時半バトゥ洞窟着

11時半バトゥ洞窟発

↓電車

12時Pasar Seni駅

中華街

セントラルマーケット

 

この日、母は夜には空港へ行って帰国する。帰国便もまたどうにも一緒に帰るいい行程が見出せず現地解散となった。

 

 

朝はゆっくり宿の朝食を摂り出発。まずはバトゥ洞窟へ。クアラルンプールに来たらやっぱりバトゥ洞窟は見ておくべきかなって。

 

 

電車に揺られて到着。

おー、来た来た。5年前と変わらないバトゥ洞窟。ヒトの食料を狙うお猿もいる。そして鳩。鳩すげぇ。写真撮ってなかったけどとにかく鳩の大群がとんでもないのだ。再訪するにあたって5年前のバトゥ洞窟を思い返したらまず「鳩すごかったな」ってことが思い出されたぐらい。

 

 

その鳩をわき目にカラフルな階段を上りにいく。このカラフル階段、昔っからこんな風にド派手な色合いだったのかと思えばこうして塗られたのは2018年のことだそう。世界一周旅で行った前年じゃないか。そんな最近の映えスポットだったなんて。

 

 

時折休んで振り返ると遠くに都心のビルが見える。

 

 

ぜいぜいと上り詰めて洞窟に到着。ごつごつとした洞窟の天井から雨水が滴り落ちるのが美しい。大都会のすぐ近くにこんな大きな洞窟があるってやっぱりすごい。

 

 

相変わらず宗教的な意味は分からないままなのでへぇ〜と眺めるに終わる。知識がないと得られる感動もそれ相応になってしまうのだ。

 

 

前もここになぜかニワトリがいたが、今回もいた。同じニワトリかは知らない。

またえっちらおっちら階段を下る。とにかく暑い。都心部より湿度が高い気がする。

 

 

滞在1時間ほどでまた電車に乗って街へ。次は中華街。

 

 

母が地球の歩き方に載っている「漢記Hon Kee」という店のおかゆが気になるというので人混みをかき分けかき分け行ってみた。

 

 

こちらがそのおかゆと、私が頼んだ麺。うーん、美味。おかゆはおかゆであり出汁とかはあんまよく分からないけどとても優しいお味。手前のは一見すると生イカに見えて、えー、ここでナマモノはヤバい気がする〜〜と困ったが食べてみるとライスヌードルと書いてあるとおりもちもちした食感の入麺的なものだった。スパイシーだが味噌ゴマ系のソースがおいしい。マレー料理ももちろん美味しいんだけど、どっちかというと中華のほうがやっぱり舌に合うなと確認できた。

 

 

中華街から見える、というかクアラルンプールのわりとどこからでも見えるミラータワー。これまた空にぽっかりと浮かんで見えてどこかSFチック。異空間から転送されてきたような。ついじっと見入ってしまう。

 

 

中華街はそこそこに、セントラルマーケットへ。暑い中歩き疲れたのでひと休憩。またブラックのアイスコーヒーを求めていたが行ってみたフードコートのドリンクショップにはCopi O kosongがなくて何か忘れたけど別のコーヒーを頼んだらこれまた激甘で参った。マレーシアに住んでいたらあっという間に糖尿病になってしまう気がする。

 

涼しいセントラルマーケットにひしめくお店を覗いてまわる。お目当てはナマコ石鹸。ナマコ成分でお肌とぅるとぅるになれるとかなれないとか。どこにあるんだろか〜と思ったら石鹸屋さんがいくつかあり、どこも日本語でナマコ石鹸が紹介されていた。そのうちのひとつでお買い上げ。

 

 

あとはマーケットの隅っこにあったドクターフィッシュコーナー。足を浸すと魚が角質を食べてくれてこれまたスベスベ肌になれるとかなれないとか。10分RM10(330円)だったのでやってみる。

 

うお〜〜〜こしょばゆいいいい!www

 

けっこうな勢いでパクパクついばまれている。日本のドクターフィッシュよりかなり大ぶり。体長10〜15cmぐらいありそう。母と二人して奇声を上げながら爆笑していたら周りの外国人のお客さんも笑ってくれた。そのうちこそばゆさはなくなり心地よくなってくる。いいな、この時間。ずっとパクパクしていてほしい…。

あっという間に10分が経過して終了。心なしか足がスベスベになった気がする。ありがとうございました。

 

 

ここらで夕方になってきたのでフードコートで夕食をテイクアウトし、帰り道でまたアロー通りに寄って南国フルーツをゲットして宿に帰ってきた。

母は夜のうちに空港へ向かうが一泊宿をとり、シャワーや身支度を済ませる。

 

ここで本当なら空港まで見送りに私も同行するつもりだったのだが、

母「自分で行ってみるわ!」

おいおいおい、英語もろくにできないというのに本気かよ?確かに、私も同行するとなると帰りの電車の時間もあるからかなり早めに空港に向かわなければならない。往復の電車代だってかかる。(空港線KLIA ekspresは他路線に比べるととんでもなく割高) でも、、あまりにも心配。

母「いざとなったら誰かにきいたらええねん」

いやまぁそれはそうやねんけどな。

 

心配は心配だが、自力で行くというのなら行ってもらおうかな。

というわけで、空港線が出るKL Sentral駅まで見送りにいき、あとは来た電車に乗って終電まで行けばいいというところで解散した。あー、心配。はじめてのおつかいに送り出す親ってこういう気持ちなのかい?

改札口でちょうど日本人のお兄さん二人連れが入っていくところだったので、あの二人に着いていけ!と言っておく。 

その後無事に搭乗口に着いたと連絡があり、翌朝日本に到着した連絡も来たのでほっと一安心。

 

さてあとは私も明日の帰国に備えて寝るとする。