【プーケット】バンコクからプーケットに夜行バスで行った。 | 世界の道の曲がり角 The Bend in the Road around the World

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山と旅と写真の記録
2019.1.7~2020.3.11世界一周旅行 完
山を求めて長野県に移住。

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プーケットにたどり着きました~!!フゥ~!

やー…ね。これもまた一筋縄じゃいくはずもなく。ちょっと長いですけど記録させてください。

 

バンコクからプーケットへの道のり

①飛行機→早いけど高い。

②列車→遅いし高いしめんどくさい。

③バス→遅いけど安い。

 

③一択ですね。

バスはバンコクの北バスターミナル(モーチット)か南バスターミナル(サイタイマイ)から出ています。

南バスターミナルは街中からちょっと離れているため行き来が億劫。北バスターミナルは電車の駅から路線バスを少し乗ったところにあります。カンボジアへ行くのもここからで勝手が分かっているのでできればこちらからがよい。

長距離バスは事前にネット予約(Thai ticket major)できますがなんでか私はできない。…なんでだろな。日本語解説サイト通りにやってるんですけどなぜか座席選択後、支払いのページに進ませてくれないんです。

支払わせてくれよ!

しょうがないんで直接バスターミナルでチケットを買うことにします。

 

夜行バスでプーケットにたどり着いたらそこはバスターミナル2。遠方からのバスは全て2に着くらしい。バスターミナルから宿まではタクシーなど自力で行く必要がありますが、タクシーは高いしまた勉強代払わされるのも嫌。安いのは市民の足であるソンテウです。こんなかんじのトラックの荷台が座席になってるやつ。値段も一律なので安心です。

 

 

バスターミナルから大通りを渡ったところにあるスーパーマーケット、スーパーチープ(すごく直接的な店名)の前にある乗り場からピンク色のソンテウに乗る。20分ほどで15バーツ(50円)。プーケットタウンに着いたら各方面へ向かう青色のソンテウに乗り換え。島南端のナイハーンビーチに向かうソンテウに乗り、途中で宿の近くに着たらベルを鳴らして途中下車。30バーツ(101円)。

完璧…!!

 

1/18 昼12時ギリギリまで宿にいてチェックアウト。北バスターミナルにはWi-Fiなさそうなんで夜行バスへ向かうには早すぎる。Wi-Fi求めてスタバに入っておしゃれにパソコンカタカタする準備をする。お供は最安40バーツ(135円)のチョコレートドーナツと。バスの残席は朝一見たときは全然余裕やったけど一応見とくか~と開く。なぜか残席が表示されない。

この数時間で完売???まさかそんなはずは…でももしかして…。

 

広げたカタカタ装備を瞬時に片づけてバスターミナルへ。心臓バックバクやで。これでもしプーケットにたどり着けなかったら予約したダイビングキャンセル料全額支払い~〜。

 

電車を降りたらバスターミナルまで路線バス。初日、カンボジア行きチケットを買いに行くときもカンボジア行き当日も苦労しましたが、もう3回目なんで大丈夫!路線図の見方もちょっと分かったし!Mo Chit Bus Terminal行きのバスは下写真の96~Y70E!乗り場は③!

 

 

バス停③について一応地元人っぽいおばちゃんに「モーチット(北BT)行きますかね?」と聞いたら「あっちのバス停よ」と。マジか。そっちに移動。そこでも別のおばちゃんに聞いたら笑顔でここで良いと。待つ。おばちゃんとすこし談笑。親切そうなおばちゃん~。20分ほど待つ。バス来ないな~。てか、あれ?

バス、通り過ぎてね?


さっきから134とか136とか138とかガンガン通り過ぎてるんスけど。しかも私がいるバスやタクシーが止まる側道じゃなくて本線道路のほうをこちらに見向きもせず通り過ぎてるんスけど。遠慮がちにおばちゃんいほんとにここでいいのか尋ねる。そしたらY70Eのバスがくるって。そ、そう?じゃあ待つね?

 

そして来ない。

ごめんおばちゃん、私行くわ。

たぶんね、おばちゃんの言う通りY70Eがいずれやってきてそれに乗ればOKやとは思うんです。でもね、ほかのバスもめっちゃ来てるから。絶対別の場所に止まってるはずだから。

また最初のバス停に行ってみる。

止まってる~~~138思いっきり止まってる~~~~~

それに飛び乗って10分ほどで北バスターミナルに着きましたわ。地元人の言葉を信じるのも必要だけど、己の勘を信じるのも大事。学び。

 

14時ごろバスターミナル着。プーケット行きバスはふつうに残席ありました。19:20発。片道913バーツ(3080円)。

そっから5時間、Wi-Fiもないし何すんねん…て思ってましたが全然やることありました。

それは人間観察。

 

 

バスターミナル内はこんなかんじ。Wi-FiはたぶんないけどUSB電源もクーラーもセブンイレブンもあって居心地よいです。バンコクの主要なバスターミナルの一つなのでそれはもういろんな人がいます。

 

色んな国の人。

変な服の人。

やたらごついマスクしてる人。(バンコクではPM2.5が問題視されていて結核感染防げるレベルのマスクしてる人も街中にいる)

ジュースを床にぶちまけたけど知らんぷりして去る男。

それを迅速に片づけにくる清掃スタッフ。

清掃中のジュースの池にハイハイ速力全開で突っ込んでいくちびっこ。

顔色を変えてすっ飛んでくる親。

拾い上げても拾い上げても床に降りて転がりまわるぼうや。

諦める親。

 

 

盗撮すみません。見事な坊ちゃん刈りでぷくぷくしたこのぼうやがあまりにかわいらしかったんで。転がりまわるわ走り回るわお菓子ぼりぼり食べるわお菓子ぶちまけるわ見てて飽きませんでした。見てる分にはよかったけど親御さんはマジで片時も目を離せないでしょうね。大変だ。

 

18時、おやつをバリバリ食べていたら何やら放送がかかり、突然周囲の人が立ち上がり出しました。そして直立不動。1分ほど音楽が流れ、終わると何事もなかったように動き出します。え、え、何?フラッシュモブ?

タイでは朝と夕の1日2回国歌が流れ、国民はじっと立って敬意を示すそうです。すごい。見渡す限りみんな立っていたので私も立ち上がるべきかと思いましたが、タイ国民じゃないしなと思いなおし、座位。でも食べるのは控えるべき雰囲気だったので静かにしてました。

 

そんなかんじであっという間に5時間。バスに乗車します。

 

 

カンボジア行きでも使った安心のTransport社。トイレ、ブランケット、コンセント、リクライニング、窓カーテン(カーテンレール壊れてて閉まらなかったけど)、テーブル、水・軽食あり。しかも座席はマッサージチェアー。

 

 

みんな使いこんでてハゲハゲ。いつか行こうと思っていたタイ式マッサージをこんなところで受けられるなんて。効果はまぁアレでしたけど。

突然日本語の音楽がきこえてきたと思ったら前方テレビ画面で日本の映画が流れていました。Abe HiroshiとKiki Kirinがタイ語喋ってた。ちらっと調べたらたぶん『海よりもまだ深く』。今度ちゃんと見てみようかな。

 

ほぼ定刻どおり出発。深夜0時頃サービスエリアで休憩。ここで食事サービスがあるという情報がありましたがそんな時間に食事はいらないしどうやって受けるのかも分からないのでトイレだけ済ませて戻る。そしたらバスに兄ちゃんが乗り込んできてチケット半券と引き換えにジュースくれました。

 

 

ほんと至れり尽くせりだなTransport社。

朝、予定より遅れましたが無事プーケットに到着。よかったー。

 

 

身支度を済ませ、ソンテウ乗り場を探していると外国人の男性旅行者にどこに行くのかと聞かれ、一緒に行ってもいいかと。もちろんオーケーだYO!

彼はイスラエル人のうどんさん。いや、もっとちゃんとしたお名前だったんですけど、どうにもうどんとしか聞こえず申し訳ありませんがうどんさんとお呼びすることにしました。(私の中で) うどんが日本ではpopularでgood tasteなnoodleであることもお伝えしました。中国に留学中の学生で、お友達とプーケットへ旅行に来たそうです。お友達の名前は…あいにく覚えられませんでした。カタカナ名ムズカシイネ。ごめんなさい。

 

うどんさんとお友達とともにピンクソンテオに乗りプーケットタウンへ。英語の発音がききとりやすかったので、ちょっとおしゃべりしたりして。どうやら宿は私のと近いようです。道順は私はしっかり調べてきてたんで地元人に確認しつつ青色ソンテオ乗り場を探してましたが、そのうち「Annaがガイドだよ~!」とか言うて後からついてくる状態。おい!一緒に探せよ!


そう言いつつわりとすんなり乗り場を探し当て、30分ほど揺られて宿近くに着きました。うどんさんたちにもききましたがここでは降りないようで私だけ下車。さよなら!なんか楽しかったよ!ありがと!
 
 
そして道を渡ったところで後ろから「Anna~!(^^)/」と声が。振り返るとうどんさんたちが道の向こう側に立っています。降りたんかい。宿の方向は違うようでさよなら(2回目)です。
 
明日から早速ダイビング講習開始。普段山派なので慣れない海のオープンな雰囲気に正直戸惑ってますが、せっかくここまで来たので楽しみます!