久しぶりにガッツリとアロマのお話でございます
長くなってしまいましたので、お時間がある時にでもゆっくりお読み頂けたらと思います。
本格的にアロマ香水を販売しようかと考えております。
Taka's House『Eau de Cologne』
取りあえずは
こちらのコロン1種類のみです。
香水瓶は変更することにいたしました。
こちらのどちらかになります。
容量は50mlです。
プロモーションビデオです。
イメージガールは
大黒あさひさんです(大黒は芸名です😆)
一度あさひをそう呼んでみたい
話は逸れますが
な、なんと
あさひは生後3か月半で
作曲を始めました
足でピアノを弾くなんて
近藤正臣さんも真っ青
ですワカイヒトハシラネ〜ダロウナ
ショパンコンクールで優勝して
マルタ・アルゲリッチさんのようなピアニストになってくれたら良いな
さて
香水の販売ですが
香水は化粧品に分類されます。
化粧品は薬機法の規制がありますので、販売するには都道府県から化粧品の製造販売の許可を得る必要があります。
ですから
許可なく香水を販売すると、薬機法違反ということになってしまいます
薬機法違反は、最大5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金となります。
執行猶予が付く可能性があるのは懲役3年までですので、悪質な場合は薬機法違反でも実刑という場合もあり得ます
ですから結構重い刑ですね。
私は今まで100種類を超える香水を作ってまいりました。
その中で、こちらのブログでご紹介させて頂いたのは50種類位だと思います。
コロン『白鳥の湖』
私が作ったアロマ香水は、アロマクラフト教室の流れで、ごく一部のメンバーさんのみ販売しておりますが、通販などで不特定多数の皆さまには一切販売しておりません。
勿論こちらのブログでもそうです。
香水を売ってほしいと、大変嬉しく光栄なメッセージを頂戴する時もあるのですが、誠に申し訳ないことですが、全てお断りさせて頂いております🙇🏻♂️
私の香水の販売は
公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)
の指針に則った方法で行っているつもりです。
ただ、AEAJは法律的な判断はしませんので、実際はノータッチです
あくまでも自己責任でってことですね
ですから
私の販売方法が薬機法上で完全にセーフとは言い切れない部分はあります。
通販などで不特定多数の方に販売したら完全にアウトですけどね
そういうことで
アロマクラフト教室でのアロマ香水作りは従来通り続けますが
アロマ香水の販売方法は変更して
薬機法上問題なく、尚且つ通販などで不特定多数の方にも販売できる様にする予定です。
4年前のこちらのブログでも申しましたが
『香水の素』となるブレンド精油を作り
そして
ジャ〜ン
paco.さん風にパカリ
デ〜ン
今ある物で見本を作りましたので
あまり綺麗ではございませんが
この様に『アロマ香水製作キット』にして販売しようかなと考えております。
アルコールの入った香水瓶にブレンド精油を入れるだけで、お手軽にアロマ香水をご自分で作ることができます
スポイト付きなのがまた憎いですね
香水瓶は勿論ラベルを貼ってお送りします。
ブレンド精油は雑貨ですので、これなら薬機法も完全にセーフです
ただ…
この様な形でアルコールをお送りすることが法律上問題ないかは研究する必要はありますね
最初に販売予定の
Taka's House『Eau de Cologne』は
精油濃度6%のコロン〜トワレです。
香りの持続時間は2時間程度ですね。
いずれは
オードパルファンや
こちらの様な香りが24時間持続するパルファンも考えております
それで
アロマ香水は香りの持続が短いと、多くのアロマのプロフェッショナルの方が仰っておられます。
「香りの持続が長いアロマ香水なんて作れるわけがない」というコメントを頂戴したこともございます
そう仰る方はご自分でアロマ香水の香りの持続について研究はされたのでしょうか?
まあ、手間もかかるしお金もかかって大変ですが、私は自分で研究をして、香りの持続が長いアロマ香水を作ることができました。
アロマの世界は兎角「伝言ゲーム」が多い世界です。
アロマの教本に書かれていることや、ちょっとアロマで名が通った方の仰ることを、そのまま人に伝えている方が大変多い様に感じます。
勿論、アロマで著名な方は、大変な努力をされ成果を上げてそうなられたわけで、仰ることは大いに参考になると思いますが
それが全て正しく、または万人にも通用するとは限りません。
参考にしながらもご自身でもやってみて、それで初めて人にお伝えできるのではないかと思います。
薬機法とアロマクラフトについてもう少し申し上げます。
アロマで使う精油には全て薬理効果があり、そして殆どが天然香料として食品添加物になり得ます。
5mlで成人男子の致死量となるウィンターグリーン精油でも食品添加物です
成分の殆どを占めるサリチル酸メチルはお菓子の香料として使われますしね。
クスノキ精油またはカンファーホワイト精油は、私の記憶では食品添加物にはならないと思います。
発がん性の高いサフロールが含まれていますからね。
しかし
精油は雑貨です。
精油が雑貨である理由は、飲用・原液塗布が出来ないからだと思います。
それだったら精油だけでは、お部屋に飾るか香りを嗅ぐしか使い道がないですからね
フランスでは精油は医薬品として売られているという話はよく聞きますが
まあ、そう仰る方が実際フランスでご覧になったのであればそうなのでしょう。
でも、あんなに成分が不安定な精油が本当に医薬品になっているのであれば、フランスの医療のレベルを疑ってしまいますね
フランスでは薬局で精油を売っているともよく聞きますが、日本のドラッグストアでも雑貨は売っていますから、別にトモズやマツモトキヨシなどで精油を売っていても何ら不思議ではありませんよね。
日本でもハッカ油などは医薬品でも取り扱っておりますが、ハッカ油とハッカ精油は違いますからね。
これ、アロマのプロの方でも同じに考えていらっしゃる方がおられますが、ハッカ精油を精製してメントールを除去して、メントールの含有率を安定させたのがハッカ油です。
それで
精油の飲用と原液塗布については前にも申しましたが私は反対です。
別にドテラさんを擁護するわけではありませんが
精油を数滴コップ1杯の水などに垂らして飲用して、重篤な症状になる程毒性の強い精油は一般的には売っておりません。
もしそんな毒性の強い精油だったら、芳香浴だって危なくて出来ませんよ
精油は水には溶けませんので、運が悪かったら胃や食道などに大きなダメージはあるでしょうけど
勿論、アレルギーの問題も常にありますね。
私が精油の飲用・原液塗布に反対なのは
特に今はメーカーに限らず、販売されている精油が100%本物かどうか分からないからです。
私でも原液の香りでは分からず、香水を作ってようやくインチキ精油だと分かった物もあります。
揮発の速度で分かります。
ただ、単に希釈して水増しされている精油でしたら、香りが少し弱いと感じるだけで気付かないかも知れません。
ですので精油の飲用や原液塗布は
精油の毒性や刺激よりも、何が入っているか分からないから危ないのです。
AEAJの表示だけの無意味な認定精油制度も何とかしてほしいですけどね
AEAJの会員として、認定精油を購入して下さる皆様に対して大変恥ずかしいです
原液では雑貨の精油ですが
希釈してお肌に使える様になると雑貨ではなくなります。
精油の有無に限らず、お肌に使用する手作りクラフトは、全て化粧品などで薬機法の規制を受けると思った方が良いです。
手作り石けんやクリームもそうですね。
ただ
石けんはインテリアソープとして、雑貨で販売することも可能だとは前にもブログで申し上げました。
愛の夢ソープとダイヤモンドソープ
チョコソープとローズブーケソープ
レインボーソープと桜ソープ
こんな手作り石けんでしたら、インテリアソープでも通用しそうです
ですが、インテリアソープとして販売する場合は、お肌に使用する内容の記載は一切出来ません。
minneでは手作りソープを売っております。
昔は酷かったですけどね
散々お肌に良いなどと書いてあって
最後にこれは雑貨ですと
販売者が雑貨だと言えば雑貨になるのでしたら、何だって売れますよ
私はこれはまずいのではないかなと見ておりましたが、今は改善された様です。
お肌に使う内容の記載は一切無くなりました
まあ…
とてもインテリアソープや洗濯石鹸には見えない物もありますが
何とかセーフだと思います。
クリームは…
さすがに
インテリアクリームでは通用しませんね
まあ
余程派手に儲けていない限り
アロマクラフトの販売で薬機法の摘発を受けることは滅多にないとは思いますが
やはり法律は遵守しないといけません。
精油も大変お高くなりました
paco.さんですら
ノルラッソヨ(びっくり)した生活の木のクロモジ精油が更に倍のお値段になりました
円安で外国産の精油が高騰するのは理解できますが
国産の精油が何故ここまでお高くなるのか?
安くて品質の良い生活の木は何処に?
国産和精油でしたら
品質でもお値段でもご当地精油をお勧めします。
大変長くなりました。
最後までお読み頂いてありがとうございました
アロマ界も非常に厳しい状況ではありますが
これからも微力ながら
精一杯務めさせていただきます