
こんにちは、あんみつ訪問看護ステーションです。
「痰の吸引が必要です」と病院で言われて、頭が真っ白になってしまった……というご家族のお話を、私たちは何度も伺ってきました。
でも大丈夫です。手順と連絡先が決まれば、吸引のある暮らしもちゃんとご自宅で続けられます。今日はその整え方を、訪問看護師の立場からお話しさせてください。
この記事でわかること
1) ご家族が吸引をしてよい範囲と、練習の進め方
2) 吸引器・カテーテルをどこから用意するか
3) 気管カニューレを使う方が訪問回数を増やせる制度と、夜間の相談先
吸引が必要と言われたら、何から整える?
順番は「主治医の指示と指導」「吸引器と物品の確保」「ご家族の手技の練習」「夜間の連絡先の確認」の4つです。
退院前に決めておけると、ぐっと安心できます。
いちばん抜けやすいのは、4つめの「夜間の連絡先」。日中の手順は教わって帰る方が多いのに、夜に痰が取れなかったときにどこへ電話するかが決まっていないことが、本当によくあるのです。
ご家族が吸引をしてもいいの?
はい、できます。ご家族は、主治医の指示と指導を受けたうえで吸引を行えます。資格は要りません。
一方で、ヘルパーが吸引を行えるのは、喀痰吸引等研修を修了して登録された方に限られます。ここは混同されやすいところです。
ご家族には、看護師の訪問のたびに一緒に手を動かしていただく形をおすすめしています。
最初は見ていただき、次は一緒に、最後はご家族が行って看護師が横で確認する。この3段階なら、無理なく身についていきます。
吸引の一般的な目安
一般的な目安は「1回の吸引は10〜15秒以内」「吸引圧は20kPa(約150mmHg)以下」「口・鼻用と気管用のカテーテルは分ける」です。
ただし圧や深さは、その方の状態で変わります。必ず主治医と訪問看護師の指示に従ってくださいね。
そしてもうひとつ大切なのが、吸引そのものを減らす工夫です。
室内の加湿、水分量の相談、体の向きを変える、食後すぐ横にならない。こうした積み重ねで、夜の吸引が減る方もいらっしゃいます。
吸引器とカテーテルはどこから用意する?
多くは主治医の在宅療養指導管理のもとで医療機関から貸し出されるか、自治体の制度を使う形になります。
分からないときは、入院中なら病院の相談室(地域連携室)、在宅なら主治医とケアマネジャーに聞くのが最短です。
消耗品は毎月の出費になります。使う量を先に見積もっておくと安心です。
訪問回数は増やせる?上尾市の訪問看護で使える制度
気管カニューレを使っている方などは、制度上「特別な管理が必要な状態」として扱われ、訪問の回数を増やしやすくなります。
- 特別訪問看護指示書 … 主治医が交付すると、14日以内は医療保険で原則毎日訪問できます。通常は月1回までですが、気管カニューレを使っている方と真皮を越える褥瘡のある方は月2回まで交付できます。
- 特別管理加算 … 気管カニューレなど、特別な管理を必要とする状態の方が対象です。
費用の目安は、介護保険で要介護2・週2回(1回30〜60分)なら1割負担で月およそ3,000〜8,000円、医療保険で週3回ならおよそ5,000〜15,000円です。
要件と金額は改定で変わります。最新は主治医やケアマネジャーにご確認ください。
夜に痰が取れないとき、誰に連絡する?
あんみつ訪問看護ステーションでは、緊急時のご連絡を24時間365日お受けしています。営業時間は全日9:00〜18:00です。
上尾市の事情にも、少し触れさせてください。
当ステーションは宮原駅の近く、さいたま市北区別所町にあります。宮原から上尾駅の周辺までは車でおよそ20分前後、北上尾や原市の方面も高崎線沿いに動ける距離です。
ただ朝夕は上尾駅の周辺や国道17号が混みやすく、到着までの体感が変わります。
そのため上尾市の訪問看護のご相談では、「何時ごろ来られるか」ではなく「電話してから到着までは最長どれくらいか」を先にすり合わせています。
お電話では、痰の色と粘り、呼吸の苦しさ、熱、直前の飲食を伺います。電話口でできる対処をお伝えしながら、訪問すべきか主治医に連絡すべきかを判断します。
あんみつ訪問看護ステーション(埼玉県さいたま市北区別所町61-7 ブランバーチネロB、電話048-709-4803)は、さいたま市北区・大宮区・西区・見沼区・中央区・上尾市を対応エリアとする訪問看護ステーションです。
さいたま市北区の訪問看護として、医療処置のある方の在宅療養をお手伝いしています。ケアプランのご相談は併設のあんみつ居宅介護支援事業所で承れるため、ケアマネジャー探しから訪問看護まで1本の電話で済みます。
なお小児・医療的ケア児の吸引については、まずはご相談ください。
よくある質問
Q1. 吸引が必要な状態でも、上尾市の訪問看護に相談できますか?
A. ご相談いただけます。上尾市は当ステーションの対応エリアです。ご本人の状態と主治医の指示の内容をお聞かせいただければ、組み立て方をお伝えします。
Q2. 家族が吸引をするのに資格は必要ですか?
A. 必要ありません。主治医の指示と指導を受けたうえでご家族が行えます。ヘルパーが行う場合は、喀痰吸引等研修の修了と登録が必要です。
Q3. 吸引がある方は毎日来てもらえますか?
A. 特別訪問看護指示書が交付されれば、14日以内は医療保険で原則毎日訪問できます。気管カニューレを使っている方は月2回まで交付できます。
手順と連絡先が決まっていれば、吸引は少しずつ暮らしのなかに収まっていきます。
上尾市の訪問看護についてお困りのことがあれば、まずはお電話でお聞かせください。ひとつずつ一緒に整えていきましょう。
(2026年9月26日時点の情報です。制度・金額は改定で変わるため、最新は主治医やケアマネジャー、自治体の窓口でご確認ください。)
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公式サイト:https://idealjapan.net/nursing/
あんみつ訪問看護ステーション(合同会社イデアルジャパン)
〒331-0821 埼玉県さいたま市北区別所町61-7 ブランバーチネロB
ご相談・ご依頼のお電話:048-709-4803
営業時間:全日 9:00〜18:00/緊急時のご連絡は24時間365日お受けしています
対応エリア:さいたま市北区・大宮区・西区・見沼区・中央区・上尾市(その他の地域はご相談ください)
併設:あんみつ居宅介護支援事業所(ケアプランのご相談)電話:048-871-9765