@ynabe39 反原発派は自分以外はみんな安全デマを信じていると思い込んでいるようだし,反反原発派は一般の人がみな原発の恐怖系デマを信じかねないと危惧しているように見える。
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というツイッターを見て、私は何か強いものを感じて、以下のように反応した。


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anmintei 安冨歩 @
傍観者の立場に自分をおいて、高みの見物を決め込んでいるように見えます。 @ynabe39 反原発派は自分以外はみんな安全デマを信じていると思い込んでいるようだし,反反原発派は一般の人がみな原発の恐怖系デマを信じかねないと危惧しているように見える。
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実は、この方がどなたか存じ上げなかったのだが、あとで見たら渡邊芳之氏という帯広畜産大の教授で心理学者であった。それに対して、以下のようなやりとりが続いた。

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私がですか? でもこの問題でどちらかの立場に必ず参加しなければならない理由があるでしょうか? RT @anmintei: 傍観者の立場に自分を於いて、高みの見物を決め込んでいるように見えます。 

hara8so はらや まこと
そう。立場を決めなきゃならない世の中が嫌だ。中庸。“@ynabe39: 私がですか? でもこの問題でどちらかの立場に必ず参加しなければならない理由があるでしょうか? RT @anmintei: 傍観者の立場に自分を於いて、高みの見物を決め込んでいるように見えます。

@anmintei: @hara8so 安冨歩
中庸と傍観は違います。

ynabe39 渡邊芳之
どうも「傍観者」とかいった言葉の悪いイメージにとらわれて,傍観そのものを悪いことのように考えているように思います。問題や状況の性質によっては傍観するほうが自分にとっても相手にとってもよい結果になることはいくらでもあります。 RT @anmintei:
3時間前
»

ynabe39 渡邊芳之
私は傍観ではないとも言っていません。なぜ傍観ではいけないのか,なぜこの問題で2者のどちらかの立場を選択せねばならないのか,と言っています。 RT @anmintei: @hara8so 中庸と傍観は違います。
3時間前 お気に入り リツイート 返信
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なぜ私がこんな反応をしたのか考えてみた。私の考えの前に、渡邊氏の発想を整理しておく。氏は、

・「傍観」は悪いことではない。
・「傍観」の対立概念は、「立場の選択」である。

と考えておられる。これは根本的な問題に触れるテーマである。

最初に私は、

(1)「傍観」しないなら、「立場を選択」しないといけない

という考えが間違っていると考えている。そもそも、

(2)「立場」という考え方が間違っている

と考えている。「意見」と「立場」とは違うのである。意見というのはそれぞれに違うもので、たとえ「原発は廃絶せよ」という人が二人いても、意見は違う。たまたまこの質問に対しては、同じ応えをする、ということである。

私が、「傍観」として批判したのは、そういった多様な意見を持つ人々を、ある一つの質問に対する応えに応じて、

「反原発」
「反反原発」

というように勝手に「立場」として分類する態度である。こういう態度は、失礼というものだと私は感じる。

その上、そういうふうに二つの「立場」を勝手に実体化した上で、

「 反原発派」は自分以外はみんな安全デマを信じていると思い込んでいる
「反反原発派」は一般の人がみな原発の恐怖系デマを信じかねないと危惧している

と、その属性を設定して見せる態度は、更に失礼である。私は、原発は廃絶すべきだと考えているが、自分以外はみんな安全デマを信じていると思い込んでなどいない。それゆえ、このようなレッテル張りを拒絶する。

また、この態度は、自分を「傍観者」という安全地帯に置いているという点でも問題だと考える。とはいえ、「反原発」か「反原発」か、どちらの「立場」をとれ、と言っているのではない。「原発をどうすべきか」という問に対して応えられないという状態であっても、それはそれで一つの意見なのだから構わない。「どちらが良いか、よくわかりません」と言いながら、発言するのも、それなりの発言である。

しかし、この問から自分を切り離した上で、その問を巡ってさまざまな意見を出している人々を、外部から観察して分類し、属性を当てはめて解説してみせる、という態度は、発言している人々に対して失礼である。それゆえ私はそれを「傍観」と呼んで批判する。

「傍観者」は失礼なばかりではなく、破壊性がある。「傍観者効果」というやつである。意見を表明せずに傍観している人間がいると、人々が意見の表明をしにくくなるのである。

しかも、現在の原発をめぐる問題は、対等な二つの見解の対立ではない。原発を推進している側は、暴力と既成事実と利権とで武装した権力である。それに反対する見解は、それを表明するだけで勇気がいる。この状態を傍観し、勇気をもって論戦に参加している人々にレッテル貼りして茶化す行為は、発言者に圧力を加え、権力に加担していることになる。

もちろん、「こういうことになっているのではないか」という形で状況に割り込み、それを変化させようという態度は、傍観ではない。もしかするとそれは「中庸」かもしれない。渡辺氏がそのような態度をとって割り込まれるなら、私は傍観者だとは言わない。

以上のように考えて、私が鋭く反応した理由がわかった。これは「東大話法」によくある態度の取り方なのだ。渡邊氏は東京大学とは何の関係もお持ちでないようであるが、東京大学関係者は、頻繁にこういうスタンスをとって、「傍観者」として自分を安全地帯に置いて、発言だけするのが得意であることを思い出した。

【東大話法規則】自分を傍観者の立場に於いて、発言者をレッテル貼りして実体化し、属性を勝手に設定して、解説する。
日本は科学の歩みを止めない
~学会は学生・若手と共に希望ある日本の未来を築く~


というふざけた声明文が出されている。34学会が連盟で、日本化学学会が中心で作ったらしい。まぁ、日本の理系の中心的学会が集まっている、と言って良かろう。もちろんここで「中心的」というのは「アカデミック利権の中心」という意味であって、知識の探求に命をかける真のアカデミズムの中心という意味ではない。

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提言③ 国内および国際的な原発災害風評被害を無くすため海外学会とも協力して正確な情報を発信します

・・・・海外マスメディアの報道に必ずしも科学的に正確でない情報が氾濫し国際的な風評被害を招いています。これにより、国民社会、研究・教育、産業等に様々な影響が出ております。我々は国内はもちろん、各国の学会に可能な限り正確な情報を発信し,各国の学会と協力して,福島原発放射性物質漏出事故の国際的な風評被害をおさめ,科学技術立国としての我が国の貢献を果たすために最大限尽力いたします。
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というあきれた内容である。前にも書いたが、名声とは風評であって、原発事故でその大切な風評が被害を被って、日本はこれから苦難の道を歩まざるを得なくなったのである。原発事故の前日まで日本および日本人は、

正直、正確、勤勉、高性能、ハイテク、清潔、美しい山河、豊かでおいしい水、平和

というイメージを持っていた。これこそは我々の最大の財産であった。ところが、それは原発事故のせいで、一瞬にして崩壊してしまった。

日本人=放射能
日本製品=放射能入り

という、現在、福島県民が受けている差別を我々は受けざるをえない。そればかりか、日本のイメージは、

馬鹿正直、やってるフリ、無責任、ポンコツ、ローテク、放射能汚染、汚染された山河、放射能入りの水、プルトニウム

というものに変わってしまった。先人の努力で築かれた「日本ブランド」が崩壊したのである。

この深刻な危機を乗り越えるには、大変な決意をもって、21世紀を切り開く、先進的な社会を構築していくしかない。それはいくら口で言っても無駄で、行動によって示し、世界の人々の尊敬をかちうるしか無い。

ところが、この理系のアホどもは、「福島原発放射性物質漏出事故の国際的な風評被害」を「正確な情報発信」とやらでおさめる、という出来もしないことを言っている。できもしない工程表で原発を処理しようとしている東電とそっくりである。

彼らがこの声明で言いたかったことは、今まで通りに「科学技術立国」やっていくのだから、たんまり補助金を頂戴ね、ということだけである。

有名な物理学者である学習院大学の田崎晴明さんが、さすがにぶち切れて、以下の声明を出しておられる。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/misc/34Gakkari.html

少しでも良心や知性というものがあれば、こんな下品な文章を、自分の所属する学会が出したら怒って当然である。

さて、この報道を見て、あきれ返ってしまったが、あまりのあほくささに放置していた。そしたら、株式会社シロシベ 代表取締役 園環樹という方からメールを頂いた。そこに、園さんが出された声明文が出ていた。あまりに立派なので、無断で掲載させていただくことにした。さすがは日本の最先進地、山紫水明の近江の方である。上の34学会の会長は、爪の垢を煎じて飲むべきである。

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元ネタ>1法人(1人)社長声明
最終更新日:2011年5月13日
1法人(1人)社長声明

日本の科学の歩みについて考える
~シロシベは学生・若手と共に希望ある日本の未来を築く~


1. 学生・若手研究者とともに勉学・研究の歩みを止めず未来に希望を持つため協働します
2. 被災した研究施設の復興および新時代の教育研究体制のあり方について広く国民とともに議論されることを望みます
3. 国内および国際的な原発事故による環境汚染・健康被害を小さくするため様々な情報をオープンに検討します

平成23年(2011年)5月12日(木)

株式会社シロシベ 代表取締役 園環樹



  2011年3月11日に発生した東日本大震災により,亡くなられた多くの方に心から哀悼の意を表しますとともに,大切なご家族を失われた方々や困難な生活を続けられている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また,被災地や福島第一原子力発電所の事故に対応してご尽力されている方々に,深く敬意を表します。近代日本史上未曽有の東日本大震災とそれに続いた福島原子力発電所の事故により,今日の科学・技術の限界を痛感しております。そして,今こそ日本の復興・新生のために科学・技術の根本的なあり方について再考することが欠かせないと考え,株式会社シロシベはクライアントの皆様とともに総力を挙げて知恵と力を出す覚悟です。

 大震災により,東北地方をはじめ東日本の大学および研究施設,そして森林も田畑も海も空も土も魚も牛も野菜も大きなダメージを受けました。石油やウランといった天然資源には恵まれない日本ですが,四季折々の豊かな自然に恵まれ,また「科学」という言葉が日本にやってくるずっと前から脈々と続く豊かな歴史と文化は国際社会における貴重な存在であります。このような人類の財産が失われ汚染された今回の原発震災を克服し,さらに文化的で豊かな社会を創り出すためには,科学と社会の関係,科学者の使命について根本的に見直すことが不可欠です。我々は,被災した大学施設や研究施設の早期復興および教育研究体制の確立支援を願うとともに,科学・技術のあり方について本腰を入れて考え直す所存です。

 とくに,これからの日本や世界の文明の将来を憂い,日々努力を重ねていた大学生,大学院生,そして研究の道を歩み始めた若手研究者,とりわけ博士研究員(ポスドク)にとって,今回の震災は日常生活を奪うだけでなく勉学,研究の場を奪い,将来の夢までも失うどころか,政治利用される科学者の実態に絶望することになりかねません。株式会社シロシベは,日本の将来ある若者たちが「世界の第一線で活躍する」といった敗戦国根性丸出しの価値観から脱却し,自由に楽しく研究活動に没頭することが,日本の復興及び多様な価値観の共存する真に豊かな世界の構築に欠かせないと考えます。我々は現状に鑑み,学生・博士研究員・若手研究者と共にある企業として,被災により勉学や研究活動に影響を受けた若者とともに,これからも勉学や研究の道をともに歩んでいくことを表明します。被災した大学および研究施設が早く勉学・研究を落ち着いてできる状態になるよう願います。

 福島第一原子力発電所放射性物質の漏出に対して,御用学者の安全デマなどとも揶揄される必ずしも正確でない情報発信にも影響されて日本国内はもとより国際的に放射性物質による汚染に関する懸念が深まっており,国民社会,研究・教育,産業等に様々な影響が出ております。多くの分野の専門家集団から構成される科学者コミュニティとしての各学会は,これまでにも増して国内はもちろん各国学会とも協力し,お忙しいとは思いますが,積極的に情報発信され,オープンな議論に参加されることを願います。

提言① 学生・若手研究者とともに勉学・研究の歩みを止めず未来に希望を持つため協働します

 現状では,被災した大学,研究所では多くの装置,機器類が使用できず,若者たちがこれまでの努力を持って得た貴重な勉学・研究の時間が奪われています。また,さらに,直接的に被災していない若者たちも,私たちが従事してきた研究活動が本当に人類の福祉に貢献しているのか,巨大な利権集団を構成する一員として生命や安全,倫理をなおざりにしてきたのではないか,という疑念が頭をもたげ,勉学・研究への意欲の低下,精神的ダメージが非常に大きいのが現状です。さらに,今に始まったことではありませんが,雇用・経済的問題から生活に対する不安も抱えています。この精神的な不安定は「正常」な反応であり「病気」ではありません。シロシベは焦燥感と無力感に苛まれ未来に不安を感じる一若手研究者として,この不安を糧とし,みなさまとのつながりに感謝しつつ,勉学・研究の歩みを止めず精進いたします。

提言② 被災した研究施設の復興および新時代の教育研究体制のあり方について広く国民とともに議論されることを望みます

 被災した大学,研究施設では建物の損壊をはじめ,地震によって建物,施設,装置や設備,貴重な研究資料や試料が破損されました。こうした施設,装置,設備,資料,試料については,ただ単に震災前の状態に戻すということではなく,新しい時代の教育研究体制の構築を視野に入れた復興が望ましい。すなわち,全日本の国民とともにオープンに議論することが欠かせません。研究体制・研究教育環境の復旧復興にあたっては,今後を見据えて教育研究予算を柔軟に使用できる工夫も必要なのかもしれません。しかし,復興のビジョンはこれからの日本が進む方向にも関わる重要な課題であるため,学会と国だけの閉じた関係の中で意思決定がなされることに幾許かの不安を禁じえません。

 被災地域には我が国が有する大型装置を備える研究施設が多くあり,これら大型装置の被災による損害は甚大です。こうした研究施設,例えば,大強度陽子加速器施設(東海村)や高エネルギー加速器研究機構(つくば市)の加速器施設やフォトンファクトリー等についてはよく分からないので言及しませんが,世界をリードすることにどのような意味があるのか,どこに向かってリードしたいのか,国民との開かれた対話が活発に行われることを切に願います。

提言③ 国内および国際的な原発事故による環境汚染・健康被害を小さくするため様々な情報をオープンに検討します

 東日本大震災や福島第一原発事故に関して,各国の友人からお見舞いと励ましや協力の申し出など心温かいメッセージをたくさん頂きました。一方で,国内マスメディアの報道を中心に過度に楽観的な情報が氾濫し国際的にも不信を招いているように思われます。これにより,国民社会,研究・教育,産業等に様々な影響が出ております。我々は国内はもちろん,各国から可能な限り情報を収集し,それらの情報をオープンに検討し,科学技術立国としての我が国の貢献云々の前に,原発放射性物質漏出事故による周辺住民の健康被害,国際的な環境汚染を最小限におさめるために,実際のところは事態に推移を呆然と眺めること以外できていないのが現状ではありますが,可能なかぎり非力ながら最大限尽力いたします。

 上記3つの提言に対して,株式会社シロシベは努力を惜しみません。日々接する濃密な情報に溺れ,クライアントの皆様にご迷惑をかけつつ,しどろもどろに日常業務をこなすのが精一杯な毎日ですが,「34学会(44万会員)会長声明」を拝読し,つい反応してしまいました。提言①は科学を志す若者とそのご家族に向けて,提言②③は34学会会長の先生方,また,国民の皆様全体にお伝えしたいと思います。株式会社シロシベは,皆さまのご指導ご鞭撻を賜りながら,ともに手を取り合い,次代に希望ある日本の未来をともに築いていくことができればと考えております。


問合せ先:
 株式会社シロシベ 代表取締役 園環樹
 〒521-1222 滋賀県東近江市佐野町237番地
 E-mail: t@psilocybe.co.jp (@を半角に変えてください) Twitter: @tamakisono

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五木ひろし氏がチャリティのコンサートとマラソン大会を、出身地の美浜で行った。

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「故郷を思いながら生きるのが人間。故郷の家族や知人、東北のファンへの思いから、つい胸が詰まり泣いてしまった…」と照れる五木。

「原発の存続を見直す時期にも来ている」

と複雑な胸中も吐露した。
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と言っている。美浜町でこの言葉を、美浜出身の五木ひろし氏が言った、ということは、かなりのことである。五木氏は、

http://covers2011.jugem.jp/?eid=22

というような歌も歌っているくらいだから、原発だいすき人間ではないだろう。

美浜と原発と五木ひろしで検索すると、以下の東本願寺の能登のお坊さんのエッセイがヒットした。

http://www.nsknet.or.jp/~yamabuki/hantai.html

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「俺はなァ、五木ひろしの実家の近所の者や。
五木ひろしのおかあさんはなァ、五木ひろしを苦労して育ててなァ・・・・」
などと、五木ひろしの幼い頃や家庭の話を始めました。

私は、彼の五木ひろし物語をフンフンと興味深そうに聞いていました。

五木ひろしの話題が一段落着いたところで、彼が突然、
「ところで、兄ちゃん、原発って知っとるけ?」

「兄ちゃんも輪島の者やったら分かると思うけど、(両手で洗面器大の輪を作りながら)こんな化け物みたいなアワビがおるんや。
海の色も変な色でなァ。
他の魚や海草なんかも様子が変なんや。
俺は、漁師やから難しいことは分からんけれども、海がまともな海かどうかぐらい分かる。
ありゃあ、化け物の海や。
気持ち悪ぅて、すぐに上がってきたわ・・・・。」
============


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五木ひろし「街」思い涙の熱唱…復興願う
2011年5月16日 08時00分 (2011年5月16日 10時03分 更新)


 故郷“原発の街”で涙の熱唱-。歌手、五木ひろし(63)が15日、原子力発電所がある故郷・福井県美浜市で恒例のマラソン大会を開いた。東日本大震災の被災地への思いを歌った新曲「街」を披露したライブでは、万感胸に迫り珍しく涙を流す場面も。「がんばろう日本!の思いを歌で届けたい」と、新曲の収益金などすべて義援金とする意向を明かした。
 原発のある故郷で、原発事故で苦しむ東日本を支援-。五木がマラソンと新曲を通じて、被災地と痛みを分かち合った。
 この日、「東日本大震災復興支援」と銘打ち、美浜町とともに「第23回美浜・五木マラソン」を開催、全国から昨年を上回る4356人が参加した。五木も親子の部で最初だけ応援で走ったが、周囲に気をとられ転倒するハプニング。両足のひざをすりむいたが、「大したことない。地元の子供たちと話せて楽しかった」と笑顔を見せた。
 若狭湾を臨む美しい海岸線を走る最長20キロのコースだが、スタート地点からわずか約500メートル離れた地点には、関西電力の原子力発電所がある。1970年に運転を開始した美浜発電所だ。震災と原発事故の後だけにマラソン大会を開催すべきか悩んだというが、町長から「こんな時期だからこそ、復興支援のためにも開きましょう」と要請され、最終決断した。
 五木は特設ステージで、7月27日に発売予定の「街」をアコースティックギター1本で披露。♪ここで暮らした ここで笑った 幸せになるために…。力強く情感豊かに歌い上げた。
 この歌は親交のある作詞家、松井五郎氏(53)が被災地の復興を思い描いて歌詞を作り、五木みずから作曲。前日の現地ライブでも披露したが、その際は歌唱途中で涙を流してしまい、歌手生活47年目にして初めて、もう一度歌い直して喝采を浴びた。
 「故郷を思いながら生きるのが人間。故郷の家族や知人、東北のファンへの思いから、つい胸が詰まり泣いてしまった…」と照れる五木。「原発の存続を見直す時期にも来ている」と複雑な胸中も吐露した。
 この日の大会と「街」の収益金は義援金として被災地に送られる。
「東電の解析によると、燃料の溶融は従来考えられていた以上の速度で進行」

何を馬鹿な事を!!!
小出さんの指摘しているように、少しでも原発のことを知っていれば、短時間でそこまで行く、と普通は想定する。

既に指摘したように、これぞ、原子力欺瞞言語のなせる技なのだ。

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福島第1原発:空だき状態10時間以上 燃料の溶融速く

2011年5月15日 22時15分 更新:5月15日 23時47分 毎日新聞

 東京電力福島第1原発1号機で、地震からわずか16時間後の3月12日早朝には、燃料の大部分が溶け落ちていた可能性が強まった。東電の解析によると、燃料の溶融は従来考えられていた以上の速度で進行。外部から冷却水を入れるため、弁を開いて炉内の圧力を下げる「ベント」作業を始めた時には、炉内は既に水位が燃料の下端を下回る「空だき」状態で、燃料の大部分が溶融していたことになる。今後、ベントの作業や外からの注水のタイミングが適切だったかが問われることになりそうだ。

 東電のこれまでの発表では、福島第1原発で原子炉が空だき状態になったのは2号機(14日)が最初。1号機は空だきになっていたことすら公表されていなかった。今回の解析結果が正しければ、1号機の空だき状態は11日午後7時半ごろから、淡水の注入開始(12日午前5時50分ごろ)まで10時間以上続き、ベント開始はさらに5時間近く後になってからだったことになる。

 小出裕章・京都大原子炉実験所助教は「電源喪失で原子炉が冷やせなくなれば、早い時期に炉心溶融に至ることは想定できていたはずだ。燃料の損傷が限定的だとしてきた東電の説明は完全に誤っていたことになる。データの公表も遅すぎる」と指摘する。

 東電は今回の解析で「圧力容器の損傷は大規模ではない」と説明するが、小出助教は「圧力容器は完全に破損し、溶けた燃料が格納容器の底に穴を開け、原子炉建屋の地下に大量の汚染水が漏れ出す原因になっている」と推定する。

 吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)も「溶融した燃料の一部は格納容器に落ちているだろう」と指摘、東電の解析に否定的な見解を示した。さらに「燃料は格納容器のクラック(損傷部)から水と一緒に漏れている可能性もある」と述べ、地震の揺れや炉心溶融、水素爆発などさまざまな原因で格納容器が損傷している可能性を指摘した。

 工程表への影響について吉川名誉教授は「初めに描いた絵と状況が異なり、収束までの時期は確実に延びるだろう。むき出しの燃料の回収は相当困難な作業になる。廃炉の工程にたどり着くのも難航するだろう」と厳しい見通しを示した。【酒造唯、八田浩輔】
本当によくやった!
だから、もう二度と動かさなくて良い。

また後出しか。

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東海第二原発、綱渡りの3日半 停止作業の詳細明らかに

2011年5月15日11時51分 朝日新聞

 東日本大震災で被災した日本原子力発電の東海第二原発(茨城県)では、原子炉が安定的に停止している状態になるまでに3日半かかっていた。日本原電がまとめた資料でその作業の詳細が明らかになった。津波で非常用発電機の一部が停止し、炉内の水温や圧力を下げるため、綱渡りの作業が続いていた。

 日本原電によると、東海第二原発は3月11日の地震直後に停電した。このため非常用発電機3台が動き始め、非常用炉心冷却システム(2系統)が起動した。しかし地震から約30分後に高さ5.4メートルの津波が襲い、その影響で命綱の発電機のうち1台が停止。非常用炉心冷却システムも1系統が使えなくなった。

 こうした状況から冷却が十分進まず、地震から7時間後の時点で、原子炉内の水温は二百数十度、圧力は約67気圧。通常の運転時とほとんど変わらない状態だった。水温を下げるために注水すると水蒸気が発生して圧力が高まる。この圧力を下げるために水蒸気を格納容器内に逃がす弁の操作にも迫られた。

 同様に被災した東北電力女川原発(宮城県)は12日午前1時ごろに安定的な停止状態になった。しかし、東海第二原発の炉内の圧力は午前2時前でも約58気圧と高い状態だった。さらに午前3時ごろには約60気圧に再上昇。注水と逃し弁の開閉の繰り返しで、燃料が露出するようなことはなかったものの炉内の水位も70センチほど変動した。

 急激な温度変化は炉本体の損傷につながるような恐れもある。水温と圧力、水位の変動などを見極めながらの作業が続いた。14日午前に外部電源が復旧、深夜には止まっていた非常用炉心冷却システムもふたたび動き、炉内の水温が100度未満になる「冷温停止」の状態に至った。この間、通常の2倍以上の時間がかかったという。

 原発事故に詳しい社会技術システム安全研究所の田辺文也所長は「非常用電源が一部使えないなか、細心の注意を払う作業が続いていただろう」と話す。

 日本原電は震災を受け電源車を配備、非常用発電機の増設を決めた。福島第一原発では燃料が損傷し周辺に放射性物質が漏出した。同じ事態に陥らないか検証を進めている。(栗田有宏、中村浩彦)
なんじゃらほいい!!
なんで海水が一次冷却系に入るんじゃ!!

そのまま廃炉にしていいよ!!

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http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210515017.html


【原発】浜岡原発でトラブル 炉内に海水流入か(05/15 17:30)

 14日に運転を停止したばかりの浜岡原発でトラブルです。核燃料の冷却作業中に400トンの大量の海水が誤って原子炉や復水器に流入したとみられます。中部電力は「廃炉になるレベルではない」としています。

 午後4時半ごろ、浜岡原発5号機で冷却水の異常を知らせる警報が鳴り、中部電力は原子炉圧力容器に海水が入った恐れもあるとして通常の冷却系統での注水をストップしました。代わって緊急炉心冷却装置を作動させ、原子炉は15日正午過ぎに冷温停止状態になりました。中部電力によると、推定で400トンの海水が原子炉や復水器内などに流入したとみられます。原因は調査中ですが、海水を利用する熱交換器の配管から漏れた可能性もあるということです。海水は機器を腐食させる危険がありますが、中部電力は「脱塩処理をすれば廃炉になるレベルではない」としています。
岩波『世界』5月号で、田中三彦氏は、「福島第一原発事故はけっして“想定外”ではない」という論文で、大津波も電源喪失も冷却材喪失事故とは関係なく、地震で破断事故が起きていた、と指摘していた。漸く、それを裏付ける証言が出てきた。

福島第一原発は、600ガルの想定の4分の3に過ぎない448ガルで、最悪の破断事故を起こして、あっという間にメルトダウンしていたのである。

日本の全ての原発は、少なくとも地震に対する対応ができるまで、直ちに停止すべきである。

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http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2011051401000953

1号機、津波前に重要設備損傷か 原子炉建屋で高線量蒸気

 東京電力福島第1原発1号機の原子炉建屋内で東日本大震災発生当日の3月11日夜、毎時300ミリシーベルト相当の高い放射線量が検出されていたことが14日、東電関係者への取材で分かった。高い線量は原子炉の燃料の放射性物質が大量に漏れていたためとみられる。

 1号機では、津波による電源喪失によって冷却ができなくなり、原子炉圧力容器から高濃度の放射性物質を含む蒸気が漏れたとされていたが、原子炉内の圧力が高まって配管などが破損したと仮定するには、あまりに短時間で建屋内に充満したことになる。東電関係者は「地震の揺れで圧力容器や配管に損傷があったかもしれない」と、津波より前に重要設備が被害を受けていた可能性を認めた。

 第1原発の事故で東電と経済産業省原子力安全・保安院はこれまで、原子炉は揺れに耐えたが、想定外の大きさの津波に襲われたことで電源が失われ、爆発事故に至ったとの見方を示していた。

 地震による重要設備への被害がなかったことを前提に、第1原発の事故後、各地の原発では予備電源確保や防波堤設置など津波対策を強化する動きが広がっているが、原発の耐震指針についても再検討を迫られそうだ。

 関係者によると、3月11日夜、1号機の状態を確認するため作業員が原子炉建屋に入ったところ、線量計のアラームが数秒で鳴った。建屋内には高線量の蒸気が充満していたとみられ、作業員は退避。線量計の数値から放射線量は毎時300ミリシーベルト程度だったと推定される。

 この時点ではまだ、格納容器の弁を開けて内部圧力を下げる「ベント」措置は取られていなかった。1号機の炉内では11日夜から水位が低下、東電は大量注水を続けたが水位は回復せず、燃料が露出してメルトダウン(全炉心溶融)につながったとみられる。

 さらに炉心溶融により、燃料を覆う被覆管のジルコニウムという金属が水蒸気と化学反応して水素が発生、3月12日午後3時36分の原子炉建屋爆発の原因となった。

(2011/05/15 02:08 更新)
http://ameblo.jp/isseiishida/entry-10819818986.html

いしだ壱成氏の子供の時の体験である。日本では、原発の危険な出力調整実験に反対するだけで、子供でさえこういう目にあうのである。


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その瞬間、誰かに突き飛ばされて地面に叩きつけられた。

やはり、武力による衝突が始まったのだ。

急いで起き上がるが、身体の小さい僕は圧倒的に非力だった。

あたりはカオス状態だった。

今度は機動隊員の膝蹴りを喰らった。

また冷たいアスファルトの地面に顔面から叩きつけられた。

ラジ!!と聴いたことのある声が聞こえた。ラジというのは、僕の洗礼名で、親たちにはこう呼ばれる方が多い。

顔を上げると、子供になんてことするんだ!!と僕を助けようと手を伸ばして叫んでいる西荻窪で無農薬野菜の八百屋を営む親(一括してそう呼びたいと思う、僕には沢山の親がいると思っている)がいた。一瞬だが、知った顔を見つけて安心した。

その矢先、機動隊の警棒が彼に叩きつけられ、彼は苦痛に顔を歪めてその場に倒れ込んだ。

あんなに優しい笑顔しか見たことのなかった人間が見知らぬ人間に殴られて、苦痛に顔を歪めている。

全部がスローモーションだった。

自分の母親を探した。

遠くに見えた。騒乱に巻き込まれていた。誰かに殴られたのか、痛そうな顔をしていて、尚且つ機動隊の警棒が母を襲おうとしていた。

助けに行かねば、と立ち上がった。僕がいった所でたいした助けにはならないのだが、とにかく息子の本能というやつだろうか。

その瞬間、今度は自分が警棒で右肩あたりを殴られてまた倒れた。

このくそがきが!!

と聞こえた。地面に丸くなって防御体制に入っていた僕の横腹を何人かの隊員に蹴られた。息が出来なかった。そうか、僕はくそがきなのか。そんなこと、初めて言われた。

安全靴のつま先の鉄板があんなに重くて威力のあるものだとは思わなかった。左頬に鉄の冷たさを感じた。後頭部を厚いブーツの底で踏んずけられた。何人の隊員に踏みつけられただろう。
なんともはや。。。

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震災後、増える結婚相談 指輪売れ行きも増

2011年5月15日5時0分 朝日新聞

 東日本大震災をきっかけに、生涯のパートナーを得ようとする人が増えている。都市部の女性を中心に結婚相談所への照会が相次ぎ、会員同士で成婚して退会するケースが急増。婚約指輪の売れ行きも伸びた。未曽有の災害に直面して孤独感にさいなまれ、人との絆を持ちたいとの思いが広がった、との見方もある。

 結婚情報紹介サービス大手のオーネット(本社・東京)では、今年4月の資料請求件数が前年同月比で約12%増。関東の女性でみると24%増えた。会員同士の結婚による退会も続き、3月は423人で前年同月比19.5%の増。4月も333人と18.1%伸びた。同社大阪北支社の古沢広美・支社長代理は「地震直後から問い合わせが増え、入会者も例年の2~3割増」と話す。サンマリエ(同)でも関東甲信越地方で入会者の伸びが目立つ。

 東北6県で約3千人の会員を抱える結婚情報紹介業「あんしん友の会」(本部・盛岡市)では、震災後に女性からの問い合わせが震災前より3割ほど増加。「地震が一歩踏み出す契機になった」と打ち明ける人もいた。「ノッツェ」で知られる結婚情報センター(本社・東京)の郡山支店(福島県郡山市)は、震災前と比べて入会者が1.5倍以上増えたとしている。

 東京都内に住む一人暮らしの会社員女性(30)は、大型連休中に結婚相談所に登録した。震災当日に帰宅困難となり、6時間歩いてマンションにたどり着いた。その後も余震に敏感になり、寝つけない夜も増えた。「将来への不安が膨らみ、家族を作ることの大切さを痛感した。人と絆を結ぶ努力をしたい」

 新宿高島屋(東京都渋谷区)のアクセサリー売り場では、4月1~19日の婚約指輪の売り上げが前年同期比で約4割増加。「婚約指輪を買うつもりはなかったが、自分たちの出会いや気持ちを形にして残したい」と訪れるカップルもいた。(沼田千賀子、山内深紗子)
パウル・クレーというスイスの画家の展覧会が行われている。今日まで京都で、月末から東京である。原発に関心のある人はぜひ観に行くべきだ。

パウル・クレー展の作品は、まるで福島原発事故と、それをめぐる日本社会の有り様を描いているかのようだ。展覧会のHPに出ている画像に、勝手にキャプションを振ってみた。

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【福島第一原発 1号機の爆発】

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【福島第一原発 3号機の爆発】

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【福島第一原発の全容】

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【放射能に汚染された森・畑・家】

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【東京電力】

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【無人の会見場で記者会見する原子力安全・保安院】

$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【山下教授:放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません。】


$マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩
【正気の人間は、怯えながらも怒り、生きようとする】