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​2歳4ヶ月 発達ゆっくり息子
臨床心理士、臨床発達心理士、保育士資格持ち母ちゃんが息子のおうち療育をしています。
おうちでできる療育•知育情報を発信中です。


行動の後に嬉しいことがあるとその行動は維持される、または増加する

という考え方があります。


我が家のおうち療育でも、息子が望ましい行動をしたり、やって欲しい行動をしたら、直後に息子が喜ぶものを渡しています。


この子どもが喜ぶもの、嬉しいこと、を応用行動分析という考え方では強化子と呼びます。


息子の強化子はもっぱら褒めることです。


強化子は「褒める」がオススメです。


人との繋がりを喜ぶ心も育てられますし、何より一番手軽です。


強化子は良い行動の直後に与える必要があるので、「あ、待ってねお菓子取ってくるね」なんてしていたら、間に合わなくなります。


褒めるだけなら直後にできますし、お金もかからず、誰からでも与えることができます。


しかし、これは息子が褒められることを喜んでおり、実際に行動のレパートリーが褒められることで増えているので、強化子として成立しています。


褒めるだけでは喜ばない、という場合も当然あります。


そんな時はどうすれば良いでしょうか。


強化子➕褒める

にします。


強化子はお子さんの喜ぶものです。

お菓子でもおもちゃでも好きな感覚(こちょこちょなど)でも、どんなものでも大丈夫です。


ポイントは、好きなもの(強化子)だけではなく、褒めることもセットにしていくことです。


そして徐々に褒めるだけでも成立していけるように、褒める以外の強化子を減らしていきます。