「十三夜」

  娘が騒いで、お団子を買って来てくれましたが…≪ススキ≫を買うのを忘れたー!

というので≪カラーペンシル画≫で代用した。

 

お月見では、秋の収穫に感謝するため、収穫物をお月様にお供えします。

2021年9月21日は「十五夜」で8年振りの満月だった。

 

十五夜に対して十三夜の月見を「後の月見」と言うのだそうです。

十五夜に「お団子」を買いそびれたので、十三夜の夜に見つけて来たのだという。

こういう事にはとても「気が付く」面白い娘である。

 

十三夜の場合は、13個のお団子を用意し、1段目に9個、2段目に4個並べる。

収穫された旬の果物や野菜をお供えし、秋の実りに感謝です。

 

旬を迎えるブドウと言った果物を供えるのも良いでしょうね。

 

収穫物と共に、ススキを飾りますが、ススキの鋭い切り口は、

昔から魔除けになると言われ…茎の内部が空洞のため、

神様の宿り場になると信じられていたため、古くから神様の依り代と考えられていた。

 

そう言う事で悪霊いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められいるのだそうです。

 

占いの世界では【陰極まれば、陽に転ずる】

の悲しい事ばかりが続くと嘆いていないで、何時かは(陽)に転じて、幸せを感じる時も訪れる。

とか、苦しい中にも小さな「喜び」もある…はず。

悲観しないで頑張れ!と言う事。
 

他には、とても美しいお月様であっても寂しげで、そこにススキ(凶の花)であっても添えると素晴らしい景色が生まれると言う事です。

 

太陽を(陽)、月は(陰)となり、女性の戒名に使われる場合も多い。

特に占い師には「月」を戒名に用いられるという事です。

 

                                            十三夜の話~。