早くから女優志望を秋元Pに進言していたという「あっちゃん」こと前田敦子。
AKB初のドラマ単体出演も飾り、月9レギュラーも既に経験済み。(織田裕二主演の「太陽と海の教室」)
だがしかし、知名度はまだまだという状態。伸びが足りていないのだ。
出ているドラマ自体が泣かず飛ばずなのは必ずしも彼女のせいではないが、テレビ出演が知名度アップにつながっていないのはなぜなのか。それは彼女のキャラでもある「ドンくさい感じ」が諸刃の刃となっているためではないか。
素朴な感じとでもいえば聞こえはいいかもしれないが、その弱々しいキャラクターはテレビ画面の中では埋没してしまう。メディアに乗っかる上ではある種もアクの強さも必要なのだが、そんなもの「みんなのあっちゃん」は持ち合わせていない。
現時点で、彼女の強さはホームでこそ発揮されている状態になっている。
劇場公演でも天然的な匂いのするスットボケぶりを見せている彼女は、それでもやっぱり大島麻衣と並ぶAKB48のツートップなのだ。
事実、劇場やコンサートなどでの「あっちゃん推し」の多さは驚くほど。
同じテレビでもホームである「AKBINGO」では演技力の高さや、時には鋭いコメントも出していたりする。基本的に全員が出れるわけではないAKBINGO系番組で、番組を休んでいる時に立て看板を出してもらえたのは彼女だけである。(AKB1じ59ふん開始当初)
なぜ、彼女はそんなにも固定人気を誇っているのか。
恐らく、恐らくなのだが、彼女は『劇場の守り神』なのではないか。
ドラマの長期ロケなどで抜けることもあるが、実際のところロングスパンのレギュラー仕事のない彼女は実は意外に劇場に出ている。そして日々、天然スットボケを炸裂させているのだ。
そんな姿は「原理主義ヲタ」の心をつかんで離さない。
個別に触れ合ってみると良さがわかるタイプといえるかもしれない。
女優さんもAKBにあっては「座敷童子」なのだ。
実はこの手のタイプのアイドルは粘り強く芸能界で活動できたりすることもある。
『前田は笑ってないと、ヤル気がないように見えるって言われた』(2008/12/16公演MCより)
いやいや、あっちゃんは、ただそこにいればいいのです。