【やっと会えたね】
はるが生まれた時に「ようこそ～！」って言ったけど、心の中で続きがあって、
おかえり～！
って言ってたんだ。実は結婚してすぐに赤ちゃんを授かったものの、妊娠がわかってすぐに流産してしまった。初期流産は、母体のせいではなく赤ちゃんが生まれても正常に育てないことをわかって自分で流れていくらしい、と後から知った。
あの時のサヨナラは、これほど悲しいことはないと思ったけど、なぜか少しずつ感じ始めてた。自分で流れることを選んだ赤ちゃんだから、この子はとても賢い子。何より優しい子。だから、必ず一番いい時に私たちの元に戻ってきてくれるって。
今回授かったときに、「帰ってきてくれた」ってわかった。今度は絶対に大丈夫っていう自信があった。必ず会えるって思った。
前回、赤ちゃんは男の子だという気がしてたから、今回男の子だって確信に近い思いがあって、本当にそうだった。ね、「おかえり！」でしょ？
そして、ようやく出会えた、はる。カンガルーケアで抱っこしたときに、うっとりしたお顔で私の胸に顔をうずめてきた。かわいい～♪胸がキュンとした。おさるさんみたいなお顔だけど、わかるよ、目は私に似てる。お鼻は絶対にダンナに似てる。ずっとずっと会いたかった、かわいい、かわいい、かわいい、はる。
結論。
私、超～安産でしたっ！
本陣痛開始からは６時間弱だし、何より、はるに会えてこんなにも幸せ。
～つづきます。～