石垣に一生懸命咲く黄色い小さい花
小さい花たちがぎっしりと身体を寄せあって
紅色が鮮やか
しだの中にひっそりと
紫陽花でまんかい
つぼみはまるで
如意宝珠(にょいほうじゅ)のよう
チンターマニ:チンターとは「思考」
マニは「珠」を指す言葉で
「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味
足元には
日光に到着し散策に出た
東照宮の辺りはまだ人も多く
それを避けて歩みを進めた
高く澄み渡る青空の中
威風堂々とした姿の
勝道上人が聳え立つ

日光の開祖であり山岳信仰に捧げた一生を送る
日光と言う名は『男体山』の『二荒山』を「にっこう」
と呼んだのが始まりとされる
その下には見事な龍の水盤が

四方に水が滴り落ちる

そのままどんどんと人気の無いほうに
進むと
突然うっそうと緑が生茂る道があらわれる

そして忘れ去られたような階段が続く

緑生茂る石畳

そして目の前に現れた鳥居は
名前の無い神社・・・

ここが二荒山別宮本宮神社であった

ひっそりと佇む赤い拝殿

横には『礼拝石』
勝道上人がここに座り
男体山の霊峰を拝していたとされる


味耜高彦根命(アジスキタカヒコネ)を祀る
阿治須岐高日子根命と書いたり亦の御名を
迦毛之大御神(カモノオオミカミ)ともいう
大国主と宗像三女神の多紀理毘売命(タキリビメ)
の間の子である
阿治須岐高日子根命を祀る神社のひとつに
弥生期に創建とされる奈良の高鴨神社
がある

そして本宮神社本殿と三重塔
本殿を眺める
1683年の焼失のあと建立

『紫雲石』

四本龍寺の創建は天平2年(766)
勝道上人が礼拝石で祈祷していたところ
紫色の雲が発生し
男体山の方へたなびくのを見た事から
この地を四神守護(青龍、朱雀、白虎、玄武)の霊地と悟り
紫雲立寺(しうんりゅうじ)現在の四本龍寺を開創したと伝えられる
蜻蛉が止まった

柴燈護摩壇
小さな鳥居の向こうに地蔵菩薩が立っている

四本龍寺観音堂と三重塔

807年(大同2年)下野国司橘利遠が千手観音を祀って建てた
現在の建物は江戸時代

帰り道は立派な石垣に緑が生茂る

途中、二股にわかれた木の間から
清々しい風が吹き出す場所を見つけた

日光へ行って来ました
行かねばと思いつつ近いからいつでもと思い後回しになっていたが
今回、前準備も無く突然日光へ
日光東照宮は徳川家と...実のところこの点は、あまり興味がわかなかったが
神社の意匠にはそそられるものがあった
そして今回大変幸運だったのが「ヤマトヲグナ氏」 のアドバイスを頂けて
実のある旅となった
『勝道上人』を辿る旅
お盆の時期ということもあり
早朝4時過ぎ日の出とともに出発
19年ぶりに乗るミッションは恐ろしかった;(歳ばれました)
運良く道は空いていて途中東北自走車道は少々渋滞はあったものの日光道は貸切状態だった
「いろは坂」の途中「海抜1173M」地点で休憩
目の前に聳え立つこの山が「男体山(なんたいさん)」
力強く美しい山
『勝道上人』が幾度かの挑戦の末、782年に初登頂した
そして次に目指すは中禅寺湖の『華厳の瀧』
実に見事![]()
自然の偉大さに感動
日本三名瀑のひとつで勝道上人が仏教経典の1つである華厳経から名づけられたとされる
途切れることの無い水量
岩に無数に見える穴に頭上いっぱいに飛来していた「岩ツバメ」が出入りしていた
そしてこの岩の下には
なんと「カモシカ」の親子が
時間を忘れるほど魅せられた瀧を後に
中禅寺湖そばの『二荒山神社中宮祠』
二荒山神社より中禅寺湖を望む
御祭神は大大己貴命(おおなむちのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)の3神である
男体山 山頂奥宮への登拝門(とうはいもん)
登山4時間下山3時間
時間的に遅く次回に挑戦
中禅寺湖を後にして
日光へ戻る
途中120号線脇に鳥居が目にとまり中へ
『八幡神社』と書かれていた
御由緒には天平神護2年/766年 勝道上人がここで草庵を結んでいたとき
天から丸石が飛んできて「八幡大自在である。国家守護のために来た」という
夢をみたので『飛石八幡』として祀ったのがはじまり
120号より階段を10段ばかり登っただけなのに
忘れ去られたような場所で
珍しい姿の狛犬
吽形
隣には赤い祠と小さな・・・
狛犬ではなく狐かしら?
狛犬ではないか・・・
ここには文殊、普賢の両菩薩が安置されている
緑深い釈迦堂脇には徳川家に殉死した殉死の墓
がある
山門がひっそりと佇んでいる
この下に120号があるとは思えない静けさ
向かいに田母沢御用邸記念公園がある
この境内に住む白髪のご主人は大変気さくな方だった
30年程前には東京にお勤めだったとの事
このご主人といろいろとお話では
この辺りまで鹿や猿があらわれ被害に合われることも度々
そして猿は不思議と天気の変わり目に姿を現すとおっしゃっていた
知らなかった・・・